昨日はここバンクーバーから家系について少し書いてみた。その直後、日本からメール。短いメッセージを読んで、手と足が突然寒くなった。
少し前から、体調がふるわないことは親から聞いていた。それに、家元のちょっとしたニュースはテレビや新聞にすぐに書きたてられる。
そういう時が来るんだとは思っていたけれど、ついに来てしまったかという感じがした。子供の時から家元の話を聞いたり、手紙に家族写真などが同封されていて、写真では本当に普通の人だった。ただ、あんな有名人のプライベートの写真が我が家にあったというのも今考えたらおかしな話かもしれない。母親はいとこである家元夫人とたまに電話で話をしていた。
それにしても、最後までやってくださいました。勝手に自分で戒名なんか作って、「雲黒斎(うんこくさい)」だなんて。笑いをこらえきれない不謹慎なMacSaitoです。談志師匠、稀有に見る天才芸人でした。
結婚に際しては、「結婚したら別れるな」という祝電をいただいた。
あんな噺はもう聞けないと思うと、寂しいな。
1 comment:
凄い方がご家族にいらしたんですね!
戒名がまた粋(?)で良いですね。ご本人やご家族が思い入れをこめて戒名を付けるのは良いことと聞いたことがあります。わざわざ(高いお金を払って)お坊さんに付けてもらわなくても、と。
談志師匠が安らかに眠られますように。
Post a Comment