Tuesday, February 26, 2008

少しの充実

毎日忙しくしております。雨も雪も多い冬だったけれど、このところ晴天が続いて、いい感じ。クロッカスが咲いてるのを見つけて、とても嬉しくなりました。今月は頭を悩ますことがあったけれど、なんとか決断ができたので、かなり気持ちもベター。大学からの帰り道、夕日の中で車を走らせながら、来る日も来る日もめまぐるしいけれど、こんなに素晴らしい子供たちと夫がいて、住む家も、食べる物もあって、なんて幸せなんだろうと感じた。ケンは9月からカナダの義務教育の幼稚園が始まります。私たち親から自立の最初の一歩を踏み出すことに。毎日子供たちが「ママ、ママ」と慕ってくれるのも今のことで、あと5年もすると「ママ、いやだ」になっちゃうのだろうから、いくら慌しくて大変でも、今を大切にしていかなくちゃと自分に言い聞かせて。

Wednesday, February 20, 2008

ドラマありの日々


小さな子供が3人もいると、ドラマない日はありません。今日は、午後7時過ぎにロバートがジムへ。双子は早くに夕食を終えていて、私はケンにパスタを茹でるために鍋にお水を入れてストーブにのせ、その間、双子にパジャマを着せようと子供たちのベッドルームでノアにパジャマを着せていました。そこへケンがベッドルームにニコニコしながら入ってきて、ドアをバタンと閉じる。極上の笑顔とバタンと閉じられたドアになんだか少しだけいやな予感が。。。ノアにパジャマを着せて、さて、鍋のお湯はどうなってるかとベッドルームを出ようとしたところ、しまった、ドアが開かない!鍵がかかっている!うちの子供たちのベッドルームのドアは、外側から鍵がかかるようになっているのです。この家に引っ越して、子供部屋のドアが外から鍵がかかることにロバートと首を傾げたのですが、ある時、私には閃いた!そうだ、この鍵は、子供を罰するために子供をベッドルームに閉じ込めて外から鍵をするのだと。で、うちの場合、子供を閉じ込めるどころか、母子4人、閉じ込められてしまったのです。ケンのさっきのニコニコ顔はこのいたずらによるものだったのだ!ロバートはジムに出かけたばかりなので、1時間ちょっと帰ってこないはず。私は鍵穴に子供のパジャマについてるジッパーの突き出た部分を差しこみ鍵が回せないものかとしばらくねばってみたけれど、無理。窓から外に出ようと思ったけれど、表と裏の玄関の鍵がかかっているので、私が外に出たところで、中に入れない。そうこうしてるうちに沸き上がってる鍋のお湯も気になり。。。我が家にいながら、にっちもさっちもいかない状態。電話2機、携帯電話も部屋の外。でも、こうなってしまったら何もできないということに開き直り、少しいたずらの度が強すぎたケンに説教をして、あとはロバートが帰ってくるのを3人の子供たちと待つことに。ケンには窓からガレージに度々目を見張らせながら、ダディが帰ってきたかどうか見てもらう仕事と、ベッドルームのドアの隙間からストーブに火が出てないかを見張らせる役目を与え、双子は3人の子供用ベッドに入ってはピョンピョン飛び跳ね、キャーキャー言いながら次から次へとベッドを移るのを見ながらロバートが帰るのを待つことに。

ロバートが帰ってきてドアを開けてくれて一件落着。鍋のお湯は半分くらい量が減り(湯気の蒸発で)、大事に至らず胸を撫で下ろす。おかげで、月食はすっかり見逃してしまった。次は2年後だって。

今日感じたこと。手ごわい悪ガキはノアだけじゃないこと!

写真はトモキ。我が家の天使。

Tuesday, February 19, 2008

霧のバンクーバー


昨日から霧がかかっているバンクーバーです。朝起きるなりケンが、「ママ、お外見て、なんかへんだよ!」と。この時期、海水が霧となってボーッと浮かび上がりバンクーバー市街を覆ってしまうのです。それがなかなかミステリアスでいいのですが。坂道と橋の多いバンクーバーは霧がなぜか似合う(危ないって!?)。子供がいない頃は、仕事帰りにロバートや友人とパブで集まり、夜遅くに高層ビルの間に立ち込める霧を楽しみながら家に帰ったものです。

さて、昨日は2010年冬季オリンピックのボランティア申し込みをしました。ボランティアしたい市民は数千人といるそうですが。バンクーバー以外に住んでる人も申し込みができるので、興味のある方はこちらをどうぞ。http://www.vancouver2010.com/en/Participation/VolunteerOpportunities
宿は我が家にどうぞ。

てなわけで、2010(バンクーバー市民はこのオリンピックをトウェンティ・テンと呼んでいます)に向けて、私も体力トレーニングに励まなければならず、時間を見つけてはジムに行っています。私が行くジムは託児施設があるので、先日双子を連れて行きました。このジムにはケンが9ヶ月の頃から連れて行ってたのです。そこで、地下駐車場からエレベーターでジムに上がっている時、ノアがいきなり非常ベルのボタンを押してビーッというベルの音がエレベーターに鳴り響く!こんなこと、ケンは一度もしたことがなかったのにぃ。ノアは本当に一体全体何をしでかすかわかりません。。。

どうやらノアの悪ガキぶりは、日本人というより、スコットランドの血のような。。。どこか雰囲気が「ブレーブ・ハート」なんだよなぁ。高校野球っていうよりラグビーの方が似合いそう。写真は、スコットランド人のはしくれとして、スコットランド製の帽子をかぶるノア。

Monday, February 18, 2008

今、欲しい物!


最近は中間テストの勉強でちょっと忙しくしておりました。今日無事にテストが終わって、一息ついているところ。今学期はソーシャル・リサーチというコースです。つまり、社会学系のリサーチの行い方。統計、調査、インタビューなど、様々なやり方があり、インフォームド・コンセントとか倫理観もからんでくるというやつです。

この冬は不覚にも風邪とフルーをやってしまいました。乾いた空気がだめなのね。なので、1ヶ月ほど前に加湿器を購入。我が家の乾いた空気を潤してくれるようになりました。老化してゆく私のお肌にもグー!

そして、今欲しい物は、コレ、魚干し網!太平洋に面したバンクーバーでありながら、魚が美味しくない!種類も少ない!店頭に並ぶサーモンも、なんだか美味しくなさそう。。。甘塩、うす塩、炊きたてのご飯と食べたり、おにぎりに入れるあのサケが恋しい!お茶漬けも懐かしい。開き物も恋しい。サンマ、アジ、ホッケ。。。考えただけでよだれが出てくる。こっちの魚はフィレにしたものがパックになって置いてあるのが主流です。うす塩すらしてありません。なので、おかずと一緒にご飯を食べたい日本人のあたしにはだめなんです。魚にはこだわります。

で、先日、思いついたこと。それは、自分で魚を美味しく作る!ということ。鯛が安く売ってたのでたくさん買って、みりん漬けと味噌漬けを作ってみました。インターネットのおかげで作り方は簡単に検索できるところが、海外でなかなか日本の料理ブックがゲットできないあたしにはグー。みりん漬けは漬けるのは簡単なのですが、天日干しをするとさらに美味しいことは間違いなし。が、バンクーバーでは魚干し網が手に入らない!いちおうダイソーはあるのですが。猫やリスや鳥が訪れる我が家の庭では、網なしでは魚は干せません。なので、網は今度日本から来る友人に頼むことにして。味噌漬けもとっても簡単。チキンやポークもグー。我が家の冷凍庫はそんな魚やお肉でいっぱいになりました。和食はほんま美味しいです。ちょっと満足しちゃいました。そうか、これからは他人任せではだめなんだ。ないものは自分で作っていかなくちゃ。魚干し網もなんとか作れそうなのですが。。。

実は、網の他にもうひとつ欲しい物があります。それは、マイティ(最強の)キッチン。床の真ん中に排水溝がついていて、床も壁も天井もピッカピカのステンレスで、毎晩寝る前にスイッチを押すと、天井からシャワーがジャーッと流れ出して、ついでに巨大なブラシも出てきてキッチンの隅から隅までゴシゴシ洗い流してくれて、子供たちが食べ散らかして床にこびりついたいろんな汚れやベタベタをきれいさっぱり洗い流してくれるマイティ・キッチン。

そんなもの、ないって?