Monday, December 29, 2008

クリスマスが終わったら少しは時間ができるかと思っていたら、師走も押し迫った今、大掃除をしなければ!と焦る自分。やっぱりニホンジンなんだよな~。今日はバスルームの大々的掃除に励みました。とても気持ちがいい!1年過ぎるのは早いです。子供たちも成長していないようで、確実にこの1年で心も体も大きくなりました。昨年の今頃は紅茶のポットをひっくり返してヤケドをしたトン太郎を連れて毎日UBCホスピタルに通っていたのが昨日のことのように思えます。

子供も私も学校が休みなのでここしばらくすっかりホリディムード。子供たちが寝てから映画を見ては、朝起きるのが10時近く。双子なんて早々と起きて二人で仲良く遊んでいます。あー、目を細める成長ぶり。いよいよ来週から双子もプリスクール・デビュー。幼稚園が1年保育のカナダでは、子供が3歳前後になった頃から通えるプリスクールという半日の学校があります。双子は週に2回プリスクール、ケンはスケートのレッスンを始めます。カナダと言えばアイスホッケー、アイスホッケーといえばスケート!だよね。こっちの子供達は幼稚園に入るか入らない頃からホッケーを始めるのです。今もケンの幼稚園が終わってからグラウンドで遊んでいると、どこからともなく子供たちがホッケースティックとネットを持ち込んでホッケーが始まっている状況。さすがカナダ!と唸ります。ケンもスケートをやってみたいと言うので、朝早くに並んでスケートレッスンに申し込み成功!並ばなければならないくらい申し込みは多いのよね。2009年の子供達は体がもっと強くなるかな。そして子供達の成長に反して、脳の後退に抗いながらも、ママの大学での悪戦苦闘は続きます。

映画はこのところレンタルでAviator、There Will be Blood、Burn After Reading、Dark Knightを見ました。休み明けの前に劇場公開しているブラピの新作Benjamin Buttonを見たいところ。これはレビューもかなりいいのよ。

今日はスティングを2曲。2つめのEnglishman in New Yorkはなんだか冬のイメージを思い起こすけれど、ビデオもクリスマスっぽいでしょ。



Tuesday, December 23, 2008

年末モード特集

すみません!なんかいつもこういうネタになってしまって。。。

年末だから「we are the world」じゃないんだけど、今年1年を振り返って、これからの新しい1年を考えてみようじゃないですか!




Monday, December 22, 2008

Happy Holidays!

12月になってから次から次へとアポイントメント、イベント、雑事が盛りだくさん。18日の木曜日の夜は平日だっつーのに見事に4つのイベントが入ってケツカッチン。私は一介の主婦なのよ!Give me a break!と叫びたいところでした。今日でそれも少し落ち着いたところ。気がついたらクリスマスまであと4日しかない。クリスマスって、カナダでは日本でいえば元日に相当する大イベントです。クリスマスカードもほとんど書き終えて、これからは子供たちへのクリスマスプレゼントをラッピングしたり、ターキー・ディナーの準備。3日でなんとかなるかな。

実はこの1週間のバンクーバーは雪で、けっこう大変なことになっています。車がまず動けない。雪がめったに降らないはずのバンクーバーではウインタータイヤーをつけた車はあまりないので、それでも無理して走るドライバー、路上をズルズル滑ってるので危ないことこの上なし。私もここ数日はできるだけ車を使わず、歩いたり、バスを利用したり。これがクリスマス前の忙しなさに丁度ストップをかけてくれていい息抜きになっています。なんで、ここ数日、無理なことはしないの方針に変更。今日は雪の中、子供を乗せない空っぽのストローラーを押して近くのスーパーへお買い物。7キロのターキーを乗せて雪の中をえっちらおっちらストーローラーを押して帰るのはいい運動にもなったわ~。近年、日本語に疎くなってきてますが、メタボ解消っていうんですか?

夜は久々に映画を見ました。昨日レンタルがリリースになったばかりのコーエン・ブラザーズの最新作「Burn After Reading」。ブラピ、クルーニー、ジョン・マルコビッチ出演の軽いタッチのブラック・コメディ。まさにコーエン・ブラザーズって感じの笑える映画でした。しんしん降り続く雪の中、暖かい家で久々の息抜き。立ち止まって休むクオリティって大事だよね。

Friday, December 12, 2008

女神、登場。

大好きなお姉さんが二人います。京子さんと貴子さん。あっ、実のお姉さん、もちろん、あなたもよ!知り合ったのは京子さんとは16年ほど前、貴子さんとは20年ちょっと前。日本で。時を経て、3人とも今はブリティッシュ・コロンビア州の離れた町に住んでいる。お姉さんであり、女神であり、ガーディアン・エンジェルであり。。。そんな存在の人っていない?あまりブログで触れたことはないけれど、実はもう何年もスピリチュアル系にいっておりまして、二人の女神は私のスピリチュアルのメンターなんです。今日、京子さんがバンクーバーに来て、4年ぶりに会いました。午後を一緒に。ランチをして、ケンのお迎えに一緒に行って、昨日とはうって変わったどしゃ降りの中お茶して。会った後でとてもエネルギーをもらった気がする人っているでしょ。オーラというか。日本語で言うよね、癒されたっての?年末に素晴らしい「気」を授けてもらいました。肝心のスピリチュアルのお話は、そのうち、いつか。。。気になる人はダライ・ラマとかケン・ウィルバーを調べてみよ。

年末モードビデオ、第二弾。アッコちゃんは年を重ねるごとにきれいになっていきますねぇ。美香ちゃん、これってすごいセッションじゃない?


Wednesday, December 10, 2008

青木先生、逝く

かなりシュンとなっています。青木先生、それはないよな~と思ってしまいました。山登りが趣味で、世界中あちこちの山を登っていました。サッカーが好きで、ジョギングで体力をつけていたのは20年も前の話し。青木先生の講義はものすごくインタレスティングでチャレンジングだった。国文学の域を超え、文化人類学になっていた。だから面白かったんだな。「中島みゆき、アイツ、ボクの講義で寝やがってさ~」とか文句言ってたな。学内のシスターの悪口もよく言ってたね。ストーンズが好きで、デュラン・デュランの追っかけもやったって自慢してたような。

73歳。タイで、ロッククライミング中の事故。きっと人生を謳歌して好きなことをしながら死ねて、いい人生だったんだと思う。

知らせを聞いて、同級生と久々に話す。そうだねぇ、「ミックはまだ元気なのにね…」。

年末モード開始

年末モードに入っております。どちらさまも手回り品に気をつけて、車をぶつけたりしないでね。この時期、心の余裕が必要だよね。って、自分に言い聞かせてるんだけど。

ミンと出かけたボンド・ナイト以来、ケンのバースディ・パーティの準備と二つのバースディ・パーティ(キッズ偏とアダルト偏、、、なんか響きがヘンだけど)、みなちゃん・ちゃん(このニックネームはノアが命名)のお別れ会、そしてクリスマスツリーの飾りつけ、クリスマスプレゼントの買い物など、ちょっとスーパー・マムをしていたの!

ケンのクラスのみなちゃん・ちゃんがお父さんの駐在が終わり明日日本へ帰国となりました。そして明日は従兄弟のアンドリューがオタワへ帰途の旅に。もうすぐキャシーもトロントへお引越し。5歳になったばかりのケンは大好きな人との別れを体験することに。子供心に大好きな友達との別れはケンの心の中でどのように左右するのでしょう。それとも、現代っ子だから「ボクね、スカイプでお話しするからね」ときめこむのでしょうか。

年末モード第一弾はこのビデオ。やっぱり、愛がなくちゃね!

Tuesday, December 02, 2008

今晩はガールフレンドで弁護士のミンとボンド最新作を見てきました。目が❤❤状態の私です。

ブロンドのボンドと初めは叩かれたダニエルさまですが、私とミンは映画が始まる前から「ダニエルのボンドってすっごくホットよねぇ!」と盛り上がるばかり。ミン、すごーくいいことを言いました。「世の女はみんなボンド(ダニエル・クレイグ)と寝たいのよ。それで男どもはみんなボンドになりたいのよ」って。

最新作の「慰めの報酬(邦題)」は、前回のヴェスパーの復讐が軸となり、前回の映画が終わったところから今回の映画が始まるという趣向を凝らしております。なので、この映画を見に行く前は前回の映画を見ておさらいをしておくとよいでしょう。

今回もアクション満載。ボンド強し。

ロベルトは残念ながらボンド系の映画が見れない。あのカメラのアングルが細かく動くドキュメンタリー・フィルムのようなシェーキー・カメラで気持ちが悪くなってしまうのです。ボーン・シリーズもだめ。なので、カッコいいスターのアクション系の映画は罪悪感を感じずにガールフレンドと行くのが一番!という結果に行き着いたこの頃。

Wednesday, November 26, 2008

ここんとこ飛ばしています。先週はフレンチ、今日はインディア。グルメ、、、じゃないって!だって、来週はイギリスだもん。

5th Ave Cinemaはキツラノの入り口のバラード・ストリートと5th Aveに位置する映画館で、ダウンタウンのシアターのようなファンシーさはないけれど、つまり巨大スクリーンやシートがリクライニングになったりするわけじゃないんだけど、いつもけっこう名作をプレイしているシアターなのです。映画を見たいけど何を見ようかしら~と思う時は、5th Aveで上映している映画をチェックするとまずハズレなし。あのコージィさはどこから来るのかわからないけれど。今上映中の作品はショーン・ペンがハーヴィ・ミルクを演じる「ミルク」や007最新作、先日見た「I've Loved You So Long」など。トレイラーではニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン主演の「オーストラリア」が。

ペーパーを提出してからすっかりホリディムードの私ですが、考えてみたら、来週最後のクラスが残っていた!

Slumdog Millionaireは今年のトロント映画祭でPeople's Choice Awardsを受賞しました。トロント映画祭はここ数年世界でメジャーな映画祭としてマークされています。今年はブラピと元妻のジェンもゲストで参加したしね。過去のこの賞の受賞作は、座頭市、アメリカン・ビューティ、シャイン、プリンセス・ブライドなど、いずれも大ヒットした作品ばかりです。

ダニー・ボイルという監督はトレイン・スポッティングも作っていたのだ。こうして冬休み中の私のレンタルDVDリストにこの映画を入れたところ。

で、来週はいよいよジェームス・ボンドよ!

Sunday, November 23, 2008

先生に1回目のペーパーの手直しを入れてもらい、明日ファイナルが完成予定。少し心にゆとりが出てきた。プリンターのトナーがかなりやばいんだけど、そうなったら月曜朝に大学のプリンターを使って。心の中はクリスマスホリディが見え隠れしています。

今日は子供達の従兄弟のアンドリューが遊びに来て、午後からてくてく歩いて山の手のケリースデールまで。子供達は公園で遊び、私はその間にLondon Drugsでお買い物。と言っても、必需品のみですが。歯磨き粉とか、コンタクトの洗浄液とかジャムとか。あっ、ペースト状の糊を買うのを忘れた。最近ちぎり絵にはまっているトモキ。折り紙を切って画用紙に貼るのが面白くてたまらないみたい。

久々のロンドラでした。ハロウィーンの翌日にはどこもかしこもあらゆる店はクリスマス商戦に様変わり。クリスマスが終わるとバレンタインデー、その次はイースター。カナダのキャピタリズムも次から次へと商魂たくましいわよ。子供達のハロウィーンのキャンディも底をついてきて、「毎日ハロウィーンだったらいいのにー」とか言い出すこの頃。

ペーパーの手直しを終えた先生は相変わらず宇宙のゲームをやっている。ルールは皆目見当がつきません。ゆっくり考えながら駒を動かしてるって感じ。それがうちの先生には憩いの時間みたい。

今日はボジョレーヌーボーを飲む。バブル以来、何年ぶりに買っただろう。

Friday, November 21, 2008

月曜提出のペーパーはドラフトを書き終え、今、先生のプルーフリードを待っているところ。金曜の夜なので、先生もリラックスしたいみたい。私の隣のデスクに座って、ラム&コークをすすりながらコンピューターゲームを楽しんでる。モニターには宇宙に惑星が色々浮かんでいる。宇宙人もいる。「この前見たスタートレックにインスパイアされて、10年位前に買ったゲームをまた引っ張り出してきたんだよねぇ~」と先生が言っていた。もちろん私には理解できない。今日はテレビでサスカチュワンに隕石が落ちたニュースをやっていたけど、うちの先生you tubeでそれを見て嬉しそうにしていた。電子工学部出身のバリバリのエンジニアで、信じるものはサイエンス、哲学もいける、迷信は鼻で笑って、本はサイファイかファンタジーしか読まない。なんでこういう人を夫に持ったんだろうと思うことがたまにある。でもね、やっぱりひかれてしまうのよね。いつか私もサイファイを読むようになるだろうと秘かに願っているところが可愛いし。だから、ハインラインは一作読んでるっつーの!

ペーパーはいつもうちの先生に読んでもらって理論やグラマーのチェックをしてもらう。そういう点でこの先生はエンジニアの頭脳を使い理論が先に来るので的を得たアドバイスをしてくれていいのです。日本の大学のペーパーと比べると、西洋の大学のペーパーはものすごく厳しい。ペーパーの書き方というのがしっかりあり、それは日本語を使って日本人の物の見方をしてきた者には適応するのが最初はかなり難しい。とにかく理論と根拠を出さなければならないので。教授がペーパーのガイドラインを出し、それに沿って書かなければ減点。スペルやグラマーミスも減点。期日に間に合わない場合も減点。参考文献も最後のページに載せなければならない。他のペーパーからの引用には出先を記載しなければならないし、他者のペーパーを盗作した場合は退学処分などかなり厳しい措置がされる。なかなかアイディアが出なくてうーむと頭を捻りながら参考文献を読んでる時に突然閃く時なんか、「あー、私ってなんてブリリアントなの!」と思うこともあれば、前に書いた移民政策のペーパーでは最後まで不確かな感触だった時もあるし、テーマによって手ごたえが違う。英語が母国じゃないハンディは大きいわ。

だけど、ずーっとゲームをしていて今晩はペーパーを見てくれそうもない。プルーフリードが終わったら手直しに2時間くらいかかるし、週末は少し遊びたいし。。。ウーム。先生ののんきさに少し焦っております。

子供達は今のところバイリンガルに育っていて、5歳を前にケンはアルファベットもひらがなも読み書きができる。子供たちはカナダの教育を中心に受けていくと思うので、私のようにカナダの大学で苦闘することはあまりないでしょう。こっちの教育は低学年のうちから考える力を養っていく。だから高校に入る頃には一人一人自分のオピニオンをしっかり持っている。大学ではそのオピニオンが重視されるから、それがなければドロップアウトはたやすい。カナダの大学は入るのは簡単、出るのが難し~い。

3人の息子のうち、一人は先生の血を受け継いでエンジニアに、一人は私の文型路線、で、もう一人はおちゃらけでラグビーかホッケーで女の子にブイブイ言われるタイプになるかしら。いやっ、ダイナミックなかの三男Nが実は一番出世したりして。。。神のみぞ知るところ。

Wednesday, November 19, 2008

今日の面白ろ。

ケンの小学校の校庭で耳にした言葉。

「when I say sorry, I mean it!(私がごめんねって言う時は、本当にそう感じているの!)」

5年生くらいの女の子が、走り去ってゆくもう一人の女の子に大きな声で言った言葉です。大人になったらこういう素直さって、どこに行ってしまうんでしょう。

ダディと一緒に遊びたかったケンが言ったこと。「Daddy, let's play outside inside the house!(家の中のお外で遊ぼうよ!)」。伸び伸びした発想は子供だからこそだよね。

Tuesday, November 18, 2008

来週月曜日提出のペーパーの追い込みに忙しい今週でござんす。

今学期は人類学のコースで、エスノグラフィーを読んでいます。エスノグラフィーでグーグルしてみたら出てきたから、日本でもこの言葉が普及されてきたのか、それとも民俗誌学と言った方がわかりやすいかな。今学期の成績を決めるこのペーパーは、日本を題材に書かれた2冊のエスノグラフィーで。1冊は戦後1951年の東京で、日本人の生活を探るためのフィールドワークを行ったイギリス人の学者が書いた本。もう1冊は1990年代に京都の保育園で、日本の子供がどのように社会性を見に着けていくかを探るためにフィールドワークを行ったイスラエルの学者の本です。どちらの本も深い洞察で研究が行われていて面白い。2冊とも全然違うテーマを取り上げた本だけど、根底に敷かれているテーマが見えてきて余計に面白くなった。何がニホンジンを形成しているかということ。ここカナダで暮らしている日本人の自分を、そして今は離れてしまった日本を客観的に見れる気がします。

ここに来てエスノグラフィーの奥の深さが面白くなってきたので、来学期もこっち系のコースを取る予定。エスノグラフィー、つまりフィールドワークのリサーチの仕方のQualitative Researchです。社会学も面白いけど、人類学もあっちこっちの分野から洞察を行うことができて面白いって感じ。あー、すみません、つまらないこと書いて!

忙しいくせに明日はしっかり映画に。。。こちらです。

Sunday, November 16, 2008

今だからこそ、、、

Give Peace a Chanceなんです。日本ではそういう風潮があるかどうか。でも、ここカナダでも隣国アメリカに民主党大統領が誕生したことで新たな希望が生まれた感じです。



このビデオ、かのジョンとヨーコの平和を我らにのベッドインはモントリオールが舞台でした。友達の従兄弟が数年前の自由党政権でカナダの閣僚をやってたんだけど、その彼がベッドイン時代まだ若いお兄ちゃんだったんだよね。モントリオールでジョンとヨーコの車のドライバーをしてたんですって。

これはおまけで。車の中で聴きながら踊りだしたくなるの。

Thursday, November 13, 2008

今日は学校図書館の本を返却し忘れたケンについて、幼稚園が終わってから図書室に行ってきました。ケンが幼稚園の教室から連れて行ってくれました。廊下に出るなり、人差し指を口に当てて「ママ、シーッだよ」と。きっと先生から廊下では大きな声を出さないと言われてるんだろうな。きちんとお話を聞いてる我が家のケン様!図書室に着くと、司書のおばちゃんが「ハロー、ケン」と名前を覚えてくれていました。ケンは慣れた仕草で本を返し、新しい本(これがまたポケモンなんだ!)を借りてタスク終了。あの小さかったケンが、小学校付属の幼稚園で最年少児として頑張っています。

一方、智樹はのりとか粘土にはまっています。今日は折り紙を破ってのりをぺたぺた塗って紙に貼って遊んでいました。しっかり集中して、終わった後、私が見てないところで自分で椅子を動かしキッチンの流しに持って行き、そこに立って自分で手まで洗っていた智樹。よっ、賢いとん君!

ノアはトイレトレーニングを頑張っています。近頃ではプルアップパンツよりお兄ちゃんパンツをはくことを好み、トイレに座って最後までおしっこを出し切ります。その後トイレットペーパーを短く切って、なぜかおしりを拭いて「うんち出た!」と満足げに言うノア。一体、わかってるんだかわかってないんだか。トイレトレーニングではノアが智樹をリード。智樹はあまり興味がないようです。

さて、今日のおまけはまたまたREM。ケンが今日車の中で聴いていたEverybody Hurts。ケンはすでに音楽の好みがしゃれてるのね。

Saturday, November 08, 2008

近況。。。






ご無沙汰。もう何も言うことはないかもしれません。ハロウィーンはこんな感じだったの!日中はケンが通う小学校で体育館に幼稚園クラスから7年生までが集まりコスチュームのパレード。ダンスは「ヤングマン」と「ゴースト・バスターズ」。カエルは校長先生です。子供達はハロウィーン用のバッグを片手にご近所を「trick or treat!」と回り、キャンディをごっそり収穫。智樹もノアもキャンディで重くなったバッグを、かたくなに握り締めて、ていうか引きずってまで歩きました。

そのキャンディをどうするかって?我が家では、子供たちがきちんと夕食を残さずに食べると2個ずつ与えています。キャンディ用のバッグは3人の子供用に3つ用意したけれど、これが間違えでもしたら骨肉の争い!

そして、今セメスター(学期)も終盤を迎え、けっこう疲れ気味のワタクシ。。。

Thursday, October 30, 2008

ジャジャーン、紹介します!!

カナダのバンド。54-40。バンクーバーが拠点。

ギグには3回行きました。

ほんま、you tubeは世界をつなげてくれる。FedExよりグローバルよん。

Wednesday, October 29, 2008

この夏のハイライト~ビーチ偏

天気のいい週末にはバスに乗ってビーチに行ったよ~。我が家のマイカーはトヨタ・セリカなので、とうてい家族5人が乗れるわけがない。とりあえずファミリーカーではなく、Ourスタイルを選択した私たち。

キツラノとジェリコ・ビーチは素晴らしい。バンクーバーがなぜバンクーバーなのか、それはこの二つのビーチに行かなければわからない。ノース・バンクーバーの雄大な山並みとハイライズが群集するダウンタウンが一望できて泣けちゃうのよね。

たまたまこの日は赤いTシャツで揃った3匹の子豚たち。一人そっぽを向いてるのがノア。やっぱりノアなの。日本の方角を向いています。「カーチャンはあっちから来たのかなぁー」なんて考えていたのか。


そして、ある日はビーチに行き、浅瀬をずっと歩いている間に海につかってはしゃぎだした子供たち。水着を持っていかなかったので、パンツ(オムツ)一丁で。バシャバシャ、ドンドン、ザブザブ。パンツの替えを持っていなかったので、帰り道、ケンには双子のオムツをはいてもらいました。




子供たち、日に日に成長してゆきます。ノアが、いつの間にかバスの座席に一人でお行儀良く座れるようになっていた。

昨日すら懐かしい今日。

Tuesday, October 28, 2008

3兄弟すくっと立って…おかあさんへ




言うよりも見るが早し。何を見てたかと言うと、この写真をご覧あれ!鼻をつまんでる長男に注目されたし。臭いものには鼻をつまむということを教えたのはケンの横にいるキャシー。バート・シンプソンのギャグとか、そういうことを我が子に教えるのがキャシーなんっす。この人、いちおう、某カレッジの管理職なんですがガガガガー。

実はパンプキンの帰り道、キャシーと私のギャル組はボーイズと別行動に出て、パンプキンの近くで行われていた大きな靴屋のアウトレットセールに行ってまいりました。たまたまパンプキン・パッチに行く途中で看板を見つけたもんで。「靴は十分あるんだけど、やっぱギャルだから何足あってもいいよね」かなんか言いながら。で、倉庫みたいなアウトレットに入った途端、思い出した。二人ともパンプキンパッチのぬかるみで、靴(私の場合は長靴です)が泥だらけだったこと。それはいいことにして、一律40ドルのプライスの靴を3足購入でございました。しかも突然の円高で、円建てのクレジットカードを使ったので、結局いくらだ?

というわけで、イメルダに乾杯!

Monday, October 27, 2008

ハロウィーン カウントダウン






「あと4回寝るとハロウィンーン!」とケンが楽しみにしています。そして今年はおりしもハロウィーンが金曜日。こりゃあにぎやかになる!昨日はパンプキン・パッチにジャック・オー・ランタン用のパンプキンを取りに行ってきました。ケンはこれで3度目。今年は双子を初めて連れて行きました。パンプキンパッチに着き、恒例の干草ワゴンに乗ってパンプキンのフィールドへ。ワゴンではバンジョーやバイオリン弾きのエンターテーナーが楽しい歌や話でつかの間の乗車を楽しませてくれます。みんなで広大なパンプキンパッチで形と色のいいパンプキン探しをしてから、コーン畑の迷路へ。またまたワゴンで来たところに戻り、そこではおみやげでりんごがもらえます。農場なのでブタやポニーやラマもいます。これからは子供たちが待ち遠しくなる秋のイベントになることでしょう。

4個あるパンプキンのうち、今日は2個をカービング。一つはティピカルなジャック・オー・ランタンで、もう一つ小ぶりなケンが見つけたパンプキンはケンのデザインによる猫ちゃんです。パンプキンの上の部分をくりぬいて、中の種やわたを取り出して、それから表面にデザインをしてくりぬいていきます。これが大人でも存分に楽しめるんです。不思議なことに。

写真の着ぐるみのねずみちゃんは早々とハロウィーンのムードを盛り上げている智樹。3着のコスチュームも揃いました。それから、今日は日本の晴美さんから子供たちへと大きな箱のお菓子が届きました!

Thursday, October 23, 2008

息子のアート

2点ともノア作。

将来は電子工学かメカニカルエンジニアになるのかなぁ。。。

いずれにしろ、小さなうちから手先が器用なことほどいいことはない!


Tuesday, October 21, 2008

今日はちょっとバンクーバーらしい話題

バンクーバーと言えば、ハリウッド映画がけっこう舞台となっている。最近では、昨年のトロント映画祭でグランプリを取った「ジュノ」(heart warming movieです!見てください。)、シュワルツネガーの「6th Day」とか「X-Files」も長い間バンクーバーでシューティングされていました。映画を見るとなじみのストリートが別名で出ていたり、私が通っている大学がカーチェースの場面になっていたり、バンクーバー図書館がクローン研究所で吹っ飛ばされたりと、けっこう笑えます。何年も前に帰国した際に、まだ小学校の低学年だった甥っ子と姪っ子を「スクビードゥー」鑑賞に連れて行ったら、なんと意外なことにこれもバンクーバーが舞台。「これ、バンクーバーよ!」と言うと、「えっ、どーしてわかるの?!」と無邪気な子供たちでした。よく巷では「○○○」が歩いていたという話を聞きます。たとえば、ベン・アフレック、シルベスタ・スタローン、ルーシー・リュウとかいろいろ。私は何年か前にクラブでウェスリー・スナイプスを見ました。すっごく肌がきれいだったのが驚き。秘訣を聞きたかった。そういえば、ケンが赤ちゃんだった時、我が家の隣で「Lの世界」を撮影していました。だから、あちこちで、ダウンタウンだけじゃなくて、住宅街でもよーく撮影が行われています。

今日は我が家で加入しているバンクーバー双子クラブからのメールで、ハル・ベリーの映画の撮影があるので新生児を探してるとのこと。時給は29ドル弱。ハリウッド映画の割にはちょっと安い?赤ちゃんが登場する映画では双子がよく起用されます。赤ちゃんはぐずるものだけど、双子だととっかえすっかえ使えるからだそうです。

我が家の悪ガキは赤ちゃんでもなければ、一卵性でもないので、映画出演は当面ないかな。

Monday, October 20, 2008

この夏のハイライト その2-アンドリュー来たる

ビデオの彼は、子供たちの従兄弟のアンドリューです。ロバートのお姉さんの息子。26歳。好青年。オタワ出身。モントリオールのマギル大学のケミカル・エンジニアリング学部で修士号を取得した彼は、この夏、仕事を探すためにバンクーバーへやって来て我が家に1ヵ月半滞在しました。我が家にゲストが来ることが大好きな子供達はすぐに彼になつきました。いつの間にか子供達は彼のことを「あんちゃん」と呼ぶようになっていました。子供たちと遊んでくれるだけじゃなく、居候で肩身が狭かったせいか、私と交代で1日おきに夕食まで作ってくれて食器も洗ってくれたし、家の掃除もしてくれたし、私にしてみればアンドリューがいた1ヵ月半はけっこうホリディ気分だったのです!こーんな好青年はめったにいないわよ。

親子であってもおかしくない年の開きでありながらうちの子供たちとは従兄弟というのがおかしなところです。ビデオは、アンドリューが傘を広げるのを見て大喜びする双子。「look at that!!」と一生懸命言っています。その後、傘が閉まると「oh dear... again!」と懇願する二人。

あっ、そうそう、実はアンドリューも双子なのです。アンドリューの子供時代を覚えているロバートのお母様とお兄さんの証言によると、アンドリューはノア級のやんちゃで、泣くと止まらない子供だったよう。その彼も今は立派な好青年に成長しました。なので、うちの悪ガキたちの前途も洋々???

Sunday, October 19, 2008

最近、巻いてるの。少し時間に余裕があるなと思ったら、巻きすを出して巻いてます。子供達は海苔巻き大ファン。

日本だけじゃなく、ここバンクーバーの暮らしでもおにぎりはすっごく喜ばれるのね。子供たちからだけじゃなく、大人の友達からも。ピクニックやハイキングの時、手軽に食べれるし美味しいし。子供たちと出かける時はだいたいおにぎりかサンドイッチを持っていきます。お腹が空いた!と言われたらどこでも気軽に食べれるんで。3人の小さい子供とレストランに入る心とお金の余裕がまだないのよね~。

数週間前、1年生に子供がいる日本人のお母さんが「うちの子、おにぎりはクールじゃないからランチに持って行きたくないって言うの。巻いたのならクールだからいいんですって。だから、うちなんかもう毎朝巻いてますよ」と言っていました。そういえば、どこかのお母さんも言っていた。小学校に上がったら子供はおにぎりを持って行きたがらないって。みんなと違うものを食べるのが恥ずかしいそうなのだ。さすがスシは今となってはグローバル・ランゲージ。カリフォルニア・ロールが好きな子供たちなんかバンクーバーにわんさかいる。だから海苔巻きはクールらしい。小学校で月に1度行われるホット・ランチでもメニューはピザかサブマリンのサンドイッチかカリフォルニア・ロール。おにぎりなら何個でも食べれる我が家の息子たちにもそういう日が来るのだろうかと少し不思議に思いながらも、実は巻き物が上手にできないママ、最近練習に励んでいます。納豆や玉子の細巻きなんだけど。子供達はなんでこの頃こんなに海苔巻きが出てくるんだろうと不思議に思っているのかどうか。。。モグモグと喜々として食べています。海苔のつなぎ目がうまくいけば完璧なのよね。シャリにはゴマも入れて。そして最後に愛でギュっと巻くの。

Thursday, October 16, 2008

音楽家族

日増しにエスカレートする子供たちの歌好き。日本の歌が大好きで、朝から晩まで3人三様に歌ってばかり。だけど、日本には名曲がたくさんあるわー。自分が子供の時に歌った歌を子供たちが歌ってるのも嬉しくなるし。いいモノはすたれないってことです。

3人の子供のうち、2人は歌がすごくうまい。まず声がいいんです。天使のような透明感のある声で。ちょっとウィーンにでも留学させたいって親ばかなこと考えたり(してないって!)。あっ、そうだ、ウィーンに行かなくても、スキー留学かピアノ留学するかで迷った挙句にバークレーでジャズを修めた東京の美香ネーサンのところに行かせるのもいいかも。ベンツで長野までスキーに連れて行ってくれるだろうし、六本木にもお散歩に行けるだろうし。そのうち我が家の息子たちも演奏旅行の楽器持ちができる大きさになるでしょうし。ついでにパリジャンのフレンチも習ったりして。なんてのどうだ?

で、もう一人はどう見ても体育会系。スコットランドにラグビーの修行に行かせたいところです。腹筋も強い。まだ2歳ですが!ターッと胸を張って大またで走る姿は、小脇にラグビーボールを抱えさせたら似合うだろーなと常々感じます。

昨今の我が家のテーマ曲。とにかく汽車、車系が大好きなテツオ君たちなんです。

Wednesday, October 15, 2008

秋、深まる

またしても、カナダは少数与党。「it's depressing...」と感じているのは、私たち世代の知識層のようです。それでもカナダの保守党はアメリカの民主党よりまだリベラルらしい。バンクーバーはやっぱりリベラルが強い。が、地方へ行くと保守が根強いのは、どこも同じですね。

それはさておき、バンクーバーでは急激に秋が深まっています。道端を歩いていると、バチッというどんぐりが地上に落ちる音がどこからともなく聞こえ、リスがあちこちで冬眠用のどんぐりをせっせと蓄えています。3人の子供達はどんぐり集めに凝っています。サイドウォークで立ち止まってはどんぐりを拾ってポケットいっぱいに持ち帰り、我が家の床にはどんぐりがごろごろ落ちていて、それを踏んで危うく転びそうになる私。これだから子供って「トトロ」に夢中になるのですね。

メープルの木から落ちる落ち葉もでかい。家の前や庭ではどんどん落ち葉が積もり、今日は今年初めての落ち葉集めをしました。レイクという、フォーク状の大きな道具でザーザー落ち葉を掻き集めるとたちまち巨大なビニール袋に数袋です。この落ち葉はコンポスト用の器に入れると、2週間に1度市のコンポスト回収トラックが集めに来てくれます。日本だったら落ち葉を集めて焼き芋ができたのに、カナダでは住宅地で焚き火なんかするとたちまち消防車を呼ばれてしまいます。もちろん、環境にもよろしくないし。

我が家の近所には廃線になった線路が敷かれています。Arbutusストリートと平行に、南北に何キロも線路が続いていて、散歩の人やジョガー、子供たちの学校帰り道として利用されています。線路に沿ってブラックベリーの茂みもつらなり、夏の終わりに甘い実がなるのを待ちかねてバケツを持った人たちが取りに来ていました。もちろん、うちの子供たちもブラックベリーは大好き。

今日はこの夏に補助輪なしで自転車に乗ることを覚えたケンが線路の横を颯爽と走ってキンダーガーテンから帰宅しました。その時、ある映画が頭に浮かんだのです。3人の息子たちが大人になった時、この線路を歩いた思い出は彼らにどんな影響を与えているのでしょうか。

Monday, October 13, 2008

さらば、ターキー。

サンクスギビングのターキー・ウィークエンドが終わりました。

3連休中、2日間はお客さんをホストしてのディナー、そしてとにかく食べた。なので、今日はだらだらだらだらだらだらだらだら、、、一歩も外に出ませんでした。ラブリーな秋日和となった昨日とはうって変わって今日は一日中雨だったこともよかった。子供達は3人してプレードーの粘土遊びをしてくれました。

昨日のターキー・ディナーはとにかく、食べ物の山でござんした。すでにアペタイザー(チーズ盛り合わせ、スモークサーモンとキュウリのカナッペなど)でお腹は7分くらいいっぱいになり、メインはターキー、マッシュポテト、ビートとオニオンの甘煮、スイートポテトとクルミの甘煮、にんじんの甘煮、ドイツでサンクスギビングに食べるという手作りパスタ、クランベリー、マッシュルーム、ワイルドライスの混ぜごはん、デザートはパンプキンパイ、アップルパイ、クッキー、ナナイモバー、アイスクリーム。これでもかーっってくらいにテーブルが美味しい食べ物でいっぱいになりました。あっ、それからワインも。今年一年の収穫に感謝して、こうして食べ物の恵みを受けられるという意味では本当に良いお祝いとなりました。

今日は残ったターキーでスープを作りました。鍋からターキーのガラははみ出し、それをコトコト数時間。骨についた肉がきれいにこそげ落ち、こってりしただしがしっかり出て、オニオン、にんじん、セロリ、ワイルドライスを入れてじっくり煮込んで出来上がり。これがまた、私は味見すらしないのですが(いい加減?)、いける味らしいの。食べ物を無駄にしないという意味では合理的で栄養満載でいいことですな。

てなわけで、昨日のここ数日の残り物とスープで、今週はかなり手抜きのディナーができそうです。

Friday, October 10, 2008

サンクスギビング近し

明日からサンクスギビングの3連休。

日本語では感謝祭として知られているかもしれません。その年の畑の収穫に感謝するお祝いのサンクスギビングは、1年の中でクリスマスの次に大きなお祝いのようです。あちこちの家庭では離れて暮らす子供たちが帰省し、ターキーの丸焼きの美味しいご馳走を食べます。

バンクーバーに身内のいない核家族の我が家では、クリスマス、サンクスギビング、イースターのお祝いは、私たちのように身内のいない友達と一緒に我が家で行うのが恒例です。昨年は全部で15人くらい。日本から来ていた晴美さんもサンクスギビングを祝うのに華を添えてくれました。今年は三連休真ん中日の日曜日に我が家でターキーを焼きます。準備は着々と進んでいます。昨日はターキーを買いにスーパーへ。近くのスーパーに歩いていったのですが、ターキーを乗せて帰るために子供用のバギー持参で行きました。7キロちょっとの重いターキーを選び、買い物かごではなくバギーに乗せて店内を歩いていると、前から歩いてきたジェントルマンにクスッと笑われてしまいました。そう、大事な子供なの!とでも言えばよかった。ターキーは生の物もありますが、日持ちがきき値段も安い冷凍物が一般的のようです。7キロちょっとのターキーが冷蔵庫で解凍されるまでには4日くらいはかかります。焼く数時間前にオリーブオイルやハーブを表面に塗り、首の根元より(首、頭は店で切って売っています)内臓の取り除かれた空洞に玉葱やにんにく、レモンを入れて少し時間を置いて馴染ませてからオーブンに入れて数時間焼くのです。実は肉を食べない私はターキーを焼くことはできるのですが、あの皮を持ち上げて空洞に野菜を入れて羽が動かないように紐で縛ってというのが、どーしても恐る恐るになってしまうのです。なので我が家では下ごしらえをロバートに任せて、ターキーをオーブンに入れてもらいます。何年たってもあれだけは慣れないわ。

ターキーディナーの添え物は友達の持ち寄りです。ターキーディナーに欠かせない添え物野菜を持ってきてくれるのは、アランがマッシュポテト、キャシーが芽キャベツ・ビート、スージーとダレンがサツマイモ、ジュリアがパンプキンパイという予定です。我が家ではターキーと一緒にマッシュルーム、ワイルドライス、クランベリーを混ぜたごはんを作ります。ターキーにのせる甘酸っぱいクランベリーソースはロバートが作ります。だいたいバターをこってり使った料理になってしまうけれど、1年に数えるほどしかないことなので、ディナーの後で少し運動を多めにすればいいか、って感じで。

3時くらいから友達がぞろぞろと集まり、ターキーがオーブンに入っている間にみんなで散歩に行ったり外の空気を吸ってお腹をたっぷり空かし、夕方から(いやその前から!)ワインを開けて、美味しい(らしい)ターキーが焼けるまでみんなであーだこーだとつきない話で盛り上がるのが我が家のグループディナーの楽しみ方です。スージーとダレンは先週ヨーロッパでの3週間のホリディから戻ったばかり、そしてジュリアとブライアンはトルコから戻ったばかりなので、今回はエキゾチックな旅行話に加えて、発売になったばかりの2010年バンクーバー冬季オリンピックのチケットをみんなでどのゲームを観戦するかなど、今回は話題に事欠くことがなさそう。

ビールもワインも揃ったし、準備は着々と進んでいる。明日はジムに行ってお腹を空かせておかなければ。

Thursday, October 09, 2008

日増しに気になります。

選挙日は来週です。カナダの総選挙。保守党政権が2期目を目指してガンガン押しているけれど。今、私が住んでいる国はアフガン派兵を行い、アメリカ寄りで、環境保護、人権保護は?という質問にはノーコメントの政権です。

このブログではあまり政治に触れないつもりでいたのだけど。。。

Wednesday, October 08, 2008

この夏のハイライトその1 -REM バンクーバーに来る

もうしばらくマイケル・スタイプに恋しています。



今日、私の前で三色丼にサルサをかけて食べた人がいた!これだからガイジンはオモシロイ。

一体、どっちがガイジンだって?!

Tuesday, October 07, 2008

大学図書館を甘く見てはいけない!

昨日、大学図書館に17ドルの遅延料金を払いに行った時のこと。

私の前で罰金を払っていた彼は、なんと100ドル紙幣を数枚手にしていたのだ!ウヒョー!結局、彼の罰金総額は359ドル。ライブラリアンのお姉さん曰く、「フツー、これほど罰金があったらとんずらする学生のほうが多いんだけど、彼はどうしても卒業したかったのね」とのこと。

ウワーッ、上には上がいるわ。

Monday, October 06, 2008

カンタローの母ちゃん逝く

この頃わけもなくいきなり「カンタロー!」と叫ぶ双子たち。

それは車の中で聴くCDから流れてくる「北風小僧の寒太郎」が気に入ったから。

昨日のニュースで、この歌の歌詞を書かれた福田和禾子さんが亡くなったことを知った。

歌詞は季節感に満ちていてユーモラスで、子供たちの心をしっかりゲットしている。素晴らしいでござんす。

そして歌がマチャアキときたもんだ。

どちらさんも、そろそろ寒太郎が来る時期です。ご自愛を。


Sunday, October 05, 2008

百聞は一見にしかず

我が家で毎朝起きている光景。

映画や芝居に行く機会はめっきり減ったけれど、けっこう悪ガキたちもエンターテイナーになってくれている。

Saturday, October 04, 2008

今日はバザー

今日は日本語補習学校のバザーに行ってきました。ケンと同じ小学校に通う1年生の女の子がこの補習校に行っているためお誘いをいただきました。バザー。それにしてもなんと懐かしい響きでしょう。カナダでそれに似たものは、フリーマーケット、Thrift Sale、ガレージセール、サイレントオークションと呼ばれています。今日のバザーでは入場は無料でしたが、とりあえず入場券を受付で渡します。すると親切そうな日本人のおばちゃんからケンはポッキーをもらいました。なんかこういう心配りがすでにニッポン!

このような日本人コミュニティが行うバザーがたまにあることは知っていましたが、行くのは今回が初めてでまったく何を期待していけばいいのか知らなかった私。補習校が行われている某ハイスクールのカフェテリアがバザー会場で、会場に足を入れるとすごい人でにぎわっている。さっそく、ケンの友達の健太ママと出くわし「こーんなに買っちゃったのよぉ」と、彼女は大きな紙袋二つを見せてくれました。色々出ていたテーブルを見て歩くと、新品・使い古しを含めたおもちゃ、文房具(ぺんてるの絵の具があった!)、衣類、本、CD、DVD、家庭用品が並んでいて、お菓子も売っていたし、子供が楽しめるようにとヨーヨー釣り、輪投げ、飴のつかみどりが行われていました。まずは一緒に行ったケンの気持ちを満足させるために飴のつかみ取りから。もちろんケンにしてみれば初めての経験。飴の入った箱をしばらく眺め、少し不思議そうに(飴が好きなだけつかみ取りできるなんて、ケンには夢のような話です!)とりあえず箱に手を入れました。「たくさん取っていいから、頑張って!」のかけ声にグイッと飴をつかんで箱から手を出しました。飴の入っていた箱を持っていた日本人のおじさんに「おまけしてあげるね」と、エクストラで飴を袋に入れてもらい大満足のケン。さらにヨーヨー釣りにも挑戦。水を張った小さなプールに色とりどりのヨーヨーが入っています。こよりのついたフックを水の中にゆっくり入れ、エイッとヨーヨーを引き上げたケン。ここでも日本人のおじさんの「頑張れ!」の声援を受けました。ちなみに日本人補習校はバンクーバー駐在のビジネスの人たちの子供たちが通う学校なので、こういうおじさん達は(私は気軽に「おじさん」と書いていますが)日本から駐在で来てる某企業の方たちです。カナダの生活にすっかり慣れ、日本人以外の仲間との付き合いが多くなった今、「おまけ」とか「頑張れ」なんて行いや言葉を受けることがなくなってしまいました。なので、ムショーに嬉しく感じたのはケンだけではありません。

私が今日買ったのは主に本とビデオ。本は彦一ばなしや、子供の文学研究会で出されたハードカバーの古典文学がたったの1ドル、福音館書店の科学のともの本は1冊25セント、日本昔ばなしやディズニーのビデオが1本1ドル。私は景山民夫の「遠い海から来たCoo」と「イギリス人の患者」をハードカバーで、いずれも1ドル。そんなんで今日は20ドル以下でたーくさんのお買い物をしてきました。

長らくカナダ暮らしをしていて、子供をこの国で育ててゆくということは、いかにもう一つの文化であるニッポンを子供たちに教えてゆくことが今後の課題です。ポケモンでも仮面ライダーでもなんでもいいから、ニッポンに興味を持ち続けてね!と願うこの頃。

Thursday, October 02, 2008

ママ・ミア 見た?



40代以上の世代には踊りだしたくなるような映画でした。

リッチモンドへ走る。

すっかりブログをさぼっていました。夏は子供たちについて思いっきり遊んだのでこうなってしまった。ちょっと最近まで夕食をすませてからまた公園に遊びに行き、薄暗くなりかけた8時過ぎに家に帰るという調子だったのです。

気がついたら10月。夏物のセールが終わり、新学期グッズが店頭から消え、今はどこもかしこも(マジに。$1ストアーまでよ!)ハローウィーン商戦たけなわのバンクーバーでござんす。すがすがしい秋晴れの好天日和かと思えば、今日みたいに突然1日雨が降ったりと、あの憂鬱な天気が戻ってきたバンクーバーっす。今日もケンをスイミングのレッスンに連れて行き、7時半にレッスンが終わり外に出るとあたりはもう真っ暗。あー、気分が落ち込んでくる。

さて、本日はリッチモンドへ行ってまいりました。バンクーバーの隣のリッチモンドはバンクーバーの、つまりカナダ西部の空の玄関ってやつで、バンクーバー空港があります。でもって、バンクーバーが別名ホンクーバーと呼ばれる所以の町。つまり、ホンコンから移住してきた人たちが圧倒的に多いことで知られていて、どこもかしこも幅広の道路(ここはホンコンとは違うけれど)の両側には漢字の看板がぎっしりと並んでて、中華料理は美味しいし、ヤオハンもあるし、なんだか不思議な町なのである。バンクーバーのウエストサイド南端に位置する我が家からリッチモンドへは橋を渡って車で10分もあれば行けてしまい、子供たちが大好きな納豆が我が家の冷蔵庫からなくなってしまったので、今日はリッチモンドにある日本食スーパー「イズミヤ」まで行ってきました。久々に日本食スーパーに行ったので衝動買いを色々してしまいました。今日買ったのは、山形のお米と袋に書かれたお米、納豆5パック、てんぷら、かき揚げてんぷら、茹でたうどん9玉、白玉粉、とんこつラーメン、味噌ラーメン、アンパン、塩サバ、日本のキュウリ、大根、油揚げなどなど。なんのことない袋に入ったゆでうどんがむしょうに美味しく見えて。。。明日の夕食はうどんだな。ここのところ週に1度パスタを食べていたけれど、ここでやっぱりあっさりとうどんの味に戻りたい。白玉粉でみたらし団子を作り、土曜日の夕食は子供たちが大好きなおいなりさんに、などとあれこれアイディアをめぐらせております。塩サバも焼いて、大根おろしをそえて、、、なんて考えるとよだれが出てくる。やっぱり、ローストチキンやローストポテトなど、自分にとってど-でもいい物を作っていると、原点に戻りたくなってしまうのです。今晩は夕食後に少しお腹がすいたので大根のスティックをボリボリ食べてみたところあの苦みの旨しなこと!そのうち、大根雑炊、大根めしも作ってみましょっと。

イズミヤで見た日本の長ネギが1ドルちょっとと安いことに気がつき、店のおじさんに出どこを聞いてみたところ、「あっ、それチャイナ。レンコンとゴボウとネギはチャイナから」と言われて、値段の安さに納得がいき、いくら生野菜が美味しそうに見えても、いくら日本の長ネギを長い間食べてないからと言っても、どうしてもチャイナと聞かれて手が出なかったバンクーバー在住の一主婦でした。

その後は、同じくリッチモンドにあるIKEAへリビングルームを照らすランプを買いに。我が家ではこの夏、リビングルームに置いてあったランプ2つをあの悪ガキたちに壊され、最近の日暮れの早さで部屋がむしょうに暗く感じるようになってしまったのです。そもそもランプの2個目が壊された時、私は階下のベースメントにいて、すごい破壊音が上から聞こえリビングルームに直行。そこには1メートル90センチくらいの高さだった照明ランプが見事に床に倒れ、ランプのガラスのカサは割れ、長いランプを底辺で支えていた錘となっていた石は真っ二つに割れていて、さんざんな状態。その犯罪現場のランプの横にキョトンとした顔で立っていたのはノア。「またもやお前か!」と言いたくなるところをこらえ、「ノアが壊したの?」と聞くと、「コワレタ-?」といつもの調子でキョトンと答えた悪ガキ・ノア。子供がいなかった時はIKEAの家具には見向きもしなかった私たちだったけれど、子供ができてからというもの、家具類はIKEAで何度か買い物をすることに。だいたい、IKEA製品は安くてデザインも悪くないし、壊れたところで執着なく捨てられるところがいいのです。今日買ったランプもたった25ドルだったので、ノア君、感電しないで好きなだけいじってくださいって感じ。

ふむふむ、食欲の秋でござんす。今日はこれから思いっきり大根のげっぷをしそう。

Saturday, April 19, 2008

春なのかどうなのかよくわからないのですが

1ヵ月半ぶりのブログ更新です。学期末って、どうしてもこんなふうにしぼんでいくのよね。先週、期末テストが終わって、しばらくの間晴れ晴れできそうです。が、なんだかおかしな春でございます。ゆうべ雪が降る。舞うとかじゃなくて、雪が積もったの。今日の午後にはすっかり解けていたけれど。「ママァ、雪だるま作ろうよー」とはしゃいだケンでしたが。今日はリトル・インディアで行われていた大がかりなお祭りにひょんなことから足を運び、インド人がほとんどのエリアで謎のアジア人の私と完璧なアジア人のルックスを持ち合わせないケンと、少しエキゾチック・マハラジャ体験してきました。女の人たちは若くてもおばーちゃんもきれいなサリーに身を包み、頭をターバン巻いたおじさん達やサイババかヨギみたいなおじーちゃんや、若者が一緒になって春の訪れ、新しい生命を祝ったお祭りでした。メインストリートは車の通行が封鎖されていて、警察も出ていて、通りの両側にテントがあちこち張ってあって美味しいインド料理をただで振舞っていたの。ステージもあった。お祭りも最後のほうになっちゃって、私たちはどっさりと家族5人では食べきれないくらいのチックピースのカレーとサモサなんかをもらってしまって、あー、インド人の素晴らしいホスピタリティ!これからしばらくディナーはカレーになりそう。

今日は思い出してYou Tubeで佐野元春を聴いております。あー、こういう懐メロが私のジャパンになっちゃった。

来月はREMが4年ぶりにバンクーバーへ。野外コンサートなのでかなり盛り上がりそう。ストレスの多かった数ヶ月なのでとても楽しみ。なんたってマイケル・スタイプは私のカリスマなので。

Tuesday, March 04, 2008

ヤマノトセン

なんか、いつもケンネタになってしまうのですが。。。

① 先日、幼稚園の友達のお誕生会に招待された時のこと。出がけに、今日は冬の帽子ではなく、自転車のヘルメットをかぶって行きたいというので、言われるがままにヘルメットをかぶせて車に乗ってお誕生会へ。車の中で聴いたのはポリスのベストヒットCD(古くてすみません!)。いつもケンは、音楽CDを聴きながら「このうた、なんのうた?」と聞いてくるのですが、さすがに英語の歌詞は私もいまだに聞き取りのできないものばかり。Do do do de da da daくらいはわかるんだけど!で、今回も聞かれて「うーん、わかんないなぁ」と答えた母。すると、いきなりケンのけたたましい笑い声。ケラケラ笑い出したのです。「ママぁ、walking on the moonって言ってるぅ!ムーンを歩くってー!」と、月を歩くことなんかできないのにと言って、それが面白くて仕方ないケン。ケンはいつのまにか、私の英語のレベルを追い越してしまいました。2歳までの子供はどんな言葉でも話せるって聞いたけれど、我が家も子供たちが生まれた時から日本語と英語で話しているせいか、ケンはすっかりバイリン・ボーイの仲間入り。ヘルメットをかぶってお誕生会に登場したケンを見て、「あら、ケンちゃん、自転車に乗ってきたの?」と言ったお母さんが何人いたことでしょう。

② 言わずと知れた電車・鉄道マニアのケン。「ママ、ヤマノセンって言ってみて」とのリクエストに、「ヤマノテセン」と言った私。「そうじゃない、ヤマノセンなの!ヤマノテセンじゃないよ!」と声を張り上げるケン。英語を聞く耳はちゃんとあるみたいだけど、どうしてヤマノトセンになってしまうのでしょう。山手線は写真でしか見たことがないのに、本の中の小さな写真で見つけたケンです。まさか自分の子供が鉄オになるなんて!

③ 不思議なことに、数を数える時に、14とか24が抜けて、「...13、15、16...」になってしまうケン。これは英語の場合もそうなのです。今日も83の後85にスキップしてしまったので、84が抜けたことを言うと、「だって、ボク、84って言いたくないんだもん」とのこと。

4歳児の考えることはキミョー・キテレツで面白いったらありゃしません!

双子は相変わらず投げる・壊すの日々。めでたく昨日(桃の節句)2歳になりました。

Tuesday, February 26, 2008

少しの充実

毎日忙しくしております。雨も雪も多い冬だったけれど、このところ晴天が続いて、いい感じ。クロッカスが咲いてるのを見つけて、とても嬉しくなりました。今月は頭を悩ますことがあったけれど、なんとか決断ができたので、かなり気持ちもベター。大学からの帰り道、夕日の中で車を走らせながら、来る日も来る日もめまぐるしいけれど、こんなに素晴らしい子供たちと夫がいて、住む家も、食べる物もあって、なんて幸せなんだろうと感じた。ケンは9月からカナダの義務教育の幼稚園が始まります。私たち親から自立の最初の一歩を踏み出すことに。毎日子供たちが「ママ、ママ」と慕ってくれるのも今のことで、あと5年もすると「ママ、いやだ」になっちゃうのだろうから、いくら慌しくて大変でも、今を大切にしていかなくちゃと自分に言い聞かせて。

Wednesday, February 20, 2008

ドラマありの日々


小さな子供が3人もいると、ドラマない日はありません。今日は、午後7時過ぎにロバートがジムへ。双子は早くに夕食を終えていて、私はケンにパスタを茹でるために鍋にお水を入れてストーブにのせ、その間、双子にパジャマを着せようと子供たちのベッドルームでノアにパジャマを着せていました。そこへケンがベッドルームにニコニコしながら入ってきて、ドアをバタンと閉じる。極上の笑顔とバタンと閉じられたドアになんだか少しだけいやな予感が。。。ノアにパジャマを着せて、さて、鍋のお湯はどうなってるかとベッドルームを出ようとしたところ、しまった、ドアが開かない!鍵がかかっている!うちの子供たちのベッドルームのドアは、外側から鍵がかかるようになっているのです。この家に引っ越して、子供部屋のドアが外から鍵がかかることにロバートと首を傾げたのですが、ある時、私には閃いた!そうだ、この鍵は、子供を罰するために子供をベッドルームに閉じ込めて外から鍵をするのだと。で、うちの場合、子供を閉じ込めるどころか、母子4人、閉じ込められてしまったのです。ケンのさっきのニコニコ顔はこのいたずらによるものだったのだ!ロバートはジムに出かけたばかりなので、1時間ちょっと帰ってこないはず。私は鍵穴に子供のパジャマについてるジッパーの突き出た部分を差しこみ鍵が回せないものかとしばらくねばってみたけれど、無理。窓から外に出ようと思ったけれど、表と裏の玄関の鍵がかかっているので、私が外に出たところで、中に入れない。そうこうしてるうちに沸き上がってる鍋のお湯も気になり。。。我が家にいながら、にっちもさっちもいかない状態。電話2機、携帯電話も部屋の外。でも、こうなってしまったら何もできないということに開き直り、少しいたずらの度が強すぎたケンに説教をして、あとはロバートが帰ってくるのを3人の子供たちと待つことに。ケンには窓からガレージに度々目を見張らせながら、ダディが帰ってきたかどうか見てもらう仕事と、ベッドルームのドアの隙間からストーブに火が出てないかを見張らせる役目を与え、双子は3人の子供用ベッドに入ってはピョンピョン飛び跳ね、キャーキャー言いながら次から次へとベッドを移るのを見ながらロバートが帰るのを待つことに。

ロバートが帰ってきてドアを開けてくれて一件落着。鍋のお湯は半分くらい量が減り(湯気の蒸発で)、大事に至らず胸を撫で下ろす。おかげで、月食はすっかり見逃してしまった。次は2年後だって。

今日感じたこと。手ごわい悪ガキはノアだけじゃないこと!

写真はトモキ。我が家の天使。

Tuesday, February 19, 2008

霧のバンクーバー


昨日から霧がかかっているバンクーバーです。朝起きるなりケンが、「ママ、お外見て、なんかへんだよ!」と。この時期、海水が霧となってボーッと浮かび上がりバンクーバー市街を覆ってしまうのです。それがなかなかミステリアスでいいのですが。坂道と橋の多いバンクーバーは霧がなぜか似合う(危ないって!?)。子供がいない頃は、仕事帰りにロバートや友人とパブで集まり、夜遅くに高層ビルの間に立ち込める霧を楽しみながら家に帰ったものです。

さて、昨日は2010年冬季オリンピックのボランティア申し込みをしました。ボランティアしたい市民は数千人といるそうですが。バンクーバー以外に住んでる人も申し込みができるので、興味のある方はこちらをどうぞ。http://www.vancouver2010.com/en/Participation/VolunteerOpportunities
宿は我が家にどうぞ。

てなわけで、2010(バンクーバー市民はこのオリンピックをトウェンティ・テンと呼んでいます)に向けて、私も体力トレーニングに励まなければならず、時間を見つけてはジムに行っています。私が行くジムは託児施設があるので、先日双子を連れて行きました。このジムにはケンが9ヶ月の頃から連れて行ってたのです。そこで、地下駐車場からエレベーターでジムに上がっている時、ノアがいきなり非常ベルのボタンを押してビーッというベルの音がエレベーターに鳴り響く!こんなこと、ケンは一度もしたことがなかったのにぃ。ノアは本当に一体全体何をしでかすかわかりません。。。

どうやらノアの悪ガキぶりは、日本人というより、スコットランドの血のような。。。どこか雰囲気が「ブレーブ・ハート」なんだよなぁ。高校野球っていうよりラグビーの方が似合いそう。写真は、スコットランド人のはしくれとして、スコットランド製の帽子をかぶるノア。

Monday, February 18, 2008

今、欲しい物!


最近は中間テストの勉強でちょっと忙しくしておりました。今日無事にテストが終わって、一息ついているところ。今学期はソーシャル・リサーチというコースです。つまり、社会学系のリサーチの行い方。統計、調査、インタビューなど、様々なやり方があり、インフォームド・コンセントとか倫理観もからんでくるというやつです。

この冬は不覚にも風邪とフルーをやってしまいました。乾いた空気がだめなのね。なので、1ヶ月ほど前に加湿器を購入。我が家の乾いた空気を潤してくれるようになりました。老化してゆく私のお肌にもグー!

そして、今欲しい物は、コレ、魚干し網!太平洋に面したバンクーバーでありながら、魚が美味しくない!種類も少ない!店頭に並ぶサーモンも、なんだか美味しくなさそう。。。甘塩、うす塩、炊きたてのご飯と食べたり、おにぎりに入れるあのサケが恋しい!お茶漬けも懐かしい。開き物も恋しい。サンマ、アジ、ホッケ。。。考えただけでよだれが出てくる。こっちの魚はフィレにしたものがパックになって置いてあるのが主流です。うす塩すらしてありません。なので、おかずと一緒にご飯を食べたい日本人のあたしにはだめなんです。魚にはこだわります。

で、先日、思いついたこと。それは、自分で魚を美味しく作る!ということ。鯛が安く売ってたのでたくさん買って、みりん漬けと味噌漬けを作ってみました。インターネットのおかげで作り方は簡単に検索できるところが、海外でなかなか日本の料理ブックがゲットできないあたしにはグー。みりん漬けは漬けるのは簡単なのですが、天日干しをするとさらに美味しいことは間違いなし。が、バンクーバーでは魚干し網が手に入らない!いちおうダイソーはあるのですが。猫やリスや鳥が訪れる我が家の庭では、網なしでは魚は干せません。なので、網は今度日本から来る友人に頼むことにして。味噌漬けもとっても簡単。チキンやポークもグー。我が家の冷凍庫はそんな魚やお肉でいっぱいになりました。和食はほんま美味しいです。ちょっと満足しちゃいました。そうか、これからは他人任せではだめなんだ。ないものは自分で作っていかなくちゃ。魚干し網もなんとか作れそうなのですが。。。

実は、網の他にもうひとつ欲しい物があります。それは、マイティ(最強の)キッチン。床の真ん中に排水溝がついていて、床も壁も天井もピッカピカのステンレスで、毎晩寝る前にスイッチを押すと、天井からシャワーがジャーッと流れ出して、ついでに巨大なブラシも出てきてキッチンの隅から隅までゴシゴシ洗い流してくれて、子供たちが食べ散らかして床にこびりついたいろんな汚れやベタベタをきれいさっぱり洗い流してくれるマイティ・キッチン。

そんなもの、ないって?

Wednesday, January 23, 2008

うちのケン様


最近のケンの発言。

キッチンでザルを見つけたケン。「ボク、ザルって言いたくないな。だってぇ、おもしろいコトバだから。」

ロビン(猫)に少しだけかじられたケン。「ママ、もうロビちゃん、ボクを食べないようにしてね。」

4歳にもなると頭の発達も目覚しい我が家の長男、毎日私たちを和ませてくれています。双子が喋るようになったら、面白さも2倍かと思うと、今からその時が待ちきれないの。

Tuesday, January 22, 2008

午後12時34分

ここのところ雨も上がって快晴のバンクーバーです。少し春らしくなってきた感じ。庭のクロッカスと水仙も小さな芽を出してきた!今日は久しぶりに車を洗いに行きました。天気が良くなっただけあって、洗車場では泥で汚れた車が洗車順を待って行列ができておりました。

なんだか少しだけアップビートな気持ちになりながら家に帰る途中、Angusドライブを南に走っていると、前方にJALのジャンボ機がバンクーバー空港に着陸するために高度を下げているのが目に入りました。その機体が大きく見えてキョーレツなインパクトを受けました!時間を見ると、12時34分。そうか、東京便はこの頃に着くんだよな、なんて思いながら帰宅。

その頃、ニューヨークは午後3時半。マンハッタンのアパートでヒース・レジャーが死亡して発見されていた時間とシンクロしておりました。ブロークバック・マウンテンでいい演技を見せてこれからが楽しみだっただけにショック。冥福を祈って。。。

Sunday, January 20, 2008

ショッピング・トリップ、、、越境編

なんと外国に行ってまいりました。なーんちゃって。だけど、一応外国でございます。ひょんなことから、日曜日を利用してスージーとケンと、お隣のワシントン州(アメリカ)のアウトレットへショッピングに行ってまいりました。

双子が生まれてからは私たちもすっかり出不精になり(ていうか、家族全員が乗れるファミリーカーがいまだないだけの話なのですが。ファミリーカーには程遠いセリカでどれだけ頑張れるか。。。)、ボーダー(国境)を超えるのは2年近くぶりのこと。今回はロバートなしでケンをアメリカに連れて行くので、とりあえずロバートに私がケンを連れ出すことを了承しているという内容の手紙を書いてもらい、アメリカの移民局に提示できるように持参しました。バンクーバーから車で南下すること45分ほどでワシントン州との国境に到着。最近はカナダドルがアメリカドルに負けないくらい強くなったので、ワシントンにショッピングに行くカナダ人が増えました。日常品を買うためとか、車にガソリンを入れるために行く人も多いのです。BC州で買い物をすると、2種類の税金で13%課税されます。ワシントン州は6%とこちらの半分くらいで、今はカナダドルが高いので、アメリカで買い物してもかえって安いくらい。で、ボーダー超えるために並ぶ車列は今日は軽いほうで、1キロ弱というところだったでしょうか。それほど待ち時間もなく、私たちの番が来て車をゆっくり進行させてアメリカ側の移民局オフィサーのブースへ。高速道路でお金を払うような感じです。ただ、私が日本国籍を持っているので、厄介なのは車を降りて移民局のオフィスに出頭して3ヶ月間有効の入国ビザを取らなければならないのです。移民局での手続きって、いつでも少しナーバスものです。私にはもちろん前科もないし、やましいところはないのですが、それでもドキドキします。オフィサーの腰元に差してあるピストルを見ると、少しびびってしまうし。カナダではもちろんピストルとは程遠い暮らしをしてるからですね。それに、オフィサーの中にもいろんな性格の人がいるので、権威をかさに着た言動をする人もいるし。というわけで、オフィスに出頭して静かに列に並びました。その時、オフィサーの一人が出てきて私のJAPANと書かれたパスポートを見るや、「日本はどこ?」と白人のおっさんに日本語で話しかけられました。そのオフィサーは前回同じ手続きでオフィスに出頭した際にも話した人で、かつて米軍の三沢ベースに勤務したという人。たしか、妻は日本人と言っていた。で、また同じ人だったのです。彼は丁寧に私に日本語で、待つ間これに記入しててねとビザ記入書を手渡してくれて、ホッカイドウはマイナス24度くらいになったね、寒いね、なんてニコニコ顔で話しかけてくれて、前回と同様とてもいい人という印象。そんな彼も私と話し終えてから、他の国からの男性には英語でけっこうつっけんどんに話してるのを見て、ちょっと得したかな!と嬉しくなった私。さて、今後3ヶ月間有効の入国ビザをもらい、ケンを連れてたことには何も触れられず私たちは無事アメリカ入国。国境からさらに1時間くらい南のバーリントンまでI-5というハイウェイを走りました。アメリカに入国すると、スピード表示がキロからマイルに変わるので、それにあわせて車のスピードも調節しなければなりません。

バーリントンにはGAPやCOACH、子供服のCarter、靴屋などいろんなアウトレットがあります。12時頃到着し、ランチをはさんで5時半まで、スージーと私はケンを連れて店から店まで渡り歩きました。このショッピング旅行もひょんなことから、数日前ダレンと話をしてた時に決まったのでした。ダレン曰く「スージーは日曜日に買い物に行きたいって言ってるけど、僕は行きたくないんだよね」と。そこで私が、「じゃ、あたしがスージーと行くから、あなた、ロバートと子守しててよ」で、すんなり決まった話だったのです。私にしてみれば、Win-win situationってやつ。考えてみればここ数年ゆっくり買い物に行く時間がなかったのね。興味がなくなったというのもあるけれど、小さな子供がいると、本当におちおち自分の買い物なんかできないのです。子供を持つ同業者さんならわかりますよね?ここ数年は10年前にイギリスで買ったジーンズ2本と、3年前にモントリオールで買ったコーデュロイパンツをとっかえひっかえ着用しておりました(別に体型が変わってないことを誇示してるわけじゃないって!ただ、旅行中でないとなかなかショッピングをする時間もないってわけで)。今日の成果は、GAPのカプリパンツ4ドル。パンツ3本とスカートで100ドルもしない。別のお店でジャケットとジーンズ。これまた100ドル以下。ケンには消防車の絵模様の黄色い長靴。

一応、カナダでは24時間未満、国を離れて帰国する際、持って帰れる物品は50ドルまでとなっております。今日私は200ドル弱の買い物。スージーも100ドルちょっと。満足して買い物を終えて、帰途に着きボーダーに到着しました。今度はカナダ側に入国手続きのために、カナダの移民オフィサーに出頭。質問されることはお決まりで、最初の質問は「カナダ人以外の人はいますか?」。そこでドライバーの私が「ジャパニーズでーす」と返答。「カナダに住んでるビザは?」「パーマネント・レジデント(永住者)」と続き、いくら分の物品を持ち帰るかと聞かれた際には私もスージーも本当のことを言いました。「タバコ、アルコールは?」と聞かれ、「ないです」というと、そのまま通されて、スムーズにカナダへ帰国。驚いたことに、オフィサーは私のパスポートすら見なかったし、持ち帰れる以上の物品を持っていたことも何も言われなかった。

というわけで、楽しかったワシントンへのディ・トリップです。いつものことながらボーダーを越えてカナダに戻ると、なぜだかホッとします。ワシントンもなだらかな丘に囲まれたのんびりしたいいところなのだけど、やっぱりアメリカにいるっていうだけで、どこか緊張する。カナダはとても平和だわ~。

また明日からいつもの生活が待っています。

Friday, January 18, 2008

子供たち近況

フルーから復帰しました。私のフルーから始まり、この2週間で家族みんながなんらかの風邪の症状にかかり5人目のノアまで一巡したところで、今みんな回復に向かっております。めでたし、めでたし。

さて、今日は子供たちの近況を少し。。。

長男のケンは毎日元気に幼稚園に通っています。9月から年中のひまわり組になり、頭と心が一回り成長した感じ。今年は年長のさくら組の子供が少なく、実質的にはひまわり組の子供たちが下の子を引っ張っていってるようなところがある感じです。ケンはひまわりさんの中では唯一の12月生まれで最年少で体も小さいけれど、同じひまわりの子供たちや、下のクラスのすみれ組の子供たちと楽しそうに遊んでいます。12月のクリスマスコンサートでは、欲目と親ばかの偏った見方しかできない私に言わせれば、ケンが(ちょっと小声で)一番リズム感があった気がしております!トーマスからは少しずつ遠ざかりつつあり、今はプラレールの新幹線に夢中。大きな目と愛嬌ある顔のトーマスより、よりリアルな新幹線系に移行してる途中。幼稚園の男の子が言うのを真似して、「ケイヒントーホクセンが到着しま~す。閉まりますからご注意くださ~い!」なんて言いながら、プラレールを走らせています。「日本に行きた~い」とせがまれるこの頃。私が体のどこかをぶつけて痛がってる時など寄ってきて「痛いの痛いの飛んで行け!」と言ってくれたり、トモキやノアが何かやってるのを見て「上手にしてるね」など、優しい男の子に育ってくれています。本が大好きで、表情豊かな子供。英語と日本語のバイリンガル。私が今でも苦労してるRやVの発音をいとも簡単に言うことができます。ジョークのセンスもグー!この冬休みでトイレでうんちもしっかりできるようになり(バンザイ、今度こそ本物!)ました。
 これからの成長がますますたのもしいケンも9月からカナダの教育制度の幼稚園に入園です。今月が手続きの月で、先週、近くの幼稚園に申し込みを済ませてきました。カナダの場合、幼稚園は小学校に併設しています。幼稚園はだいたい1年保育で、そのまま併設の小学校の1年生に進級です。こちらにはカナダならではの特徴で、幼稚園からフレンチ・イマージョンという制度があります。それはフランス語で教育が行われるのです。カナダ全土にフレンチ・イマージョンの公立校がありますが、数が少ないため申込者は抽選で選ばれます。今回、ケンは近くの英語の幼稚園と、フレンチ・イマージョンの幼稚園に申し込みをしてきました。フレンチの場合は抽選で、結果がわかるのは2月中。入れたらラッキーだし、入れなくても英語の幼稚園に通うことができます。それに、この先ケンがフレンチを覚えたければ、late French immersionといって、7年生から始めることも可能です。

少し前には「悪ガキ」の烙印を押された双子、トモキとノアも最近は少し物事がわかるようになってきたようで、母、ホッとするにはまだ少し早い、、、か。トモキに関しては、ロバートと私は常々「小さな子供がみんなトモキみたいないい子だったらいいのに」と言うくらい、素直で物分りがよく、思いやりのある子供です(今のところは!)。ケンやノアが泣いているといち早く飛んで行き頭を撫でてくれます。食事が終わってもっと欲しい時は「ノット(もっとのこと)!」と言います。外に行く時も、ケンなんていまだに私に抱っこしてもらいたいというのに、トモキは私と手をつないで歩きます。トモキは、ノアのことを「ノアキ」と呼び、私のことを「ママキ」と呼びます。3人の子供の中で一番シャイなのがトモキ。大勢の人が我が家に集まるとダイニングテーブルの下に隠れます。そこからお客さんたちを眺めながらモグモグおやつを食べたり。トモキはまだボキャブラリーが少ないけれど、よく物事を見ていることに度々驚かされます。私が子供の靴下や靴を探していると持ってきてくれたり、自分がズボンをはいていない時には、どこかからかズボンを持ってきたり、物事をよく知ってることにドキッとすることがあります。この頃は自我が芽生えてきた双子、おもちゃの取り合いが増えてきましたが、トモキはいつも手を放しノアにおもちゃを譲ります。最近のヤケドでの病院通いも、泣きもせず包帯のチェンジがいつもスムーズにできました。手がかからない子のトモキです。

トモキより14分遅れて生まれてきたノアは、我が家で一番ドラマチックな子供です。人見知りしないで一番爛漫としてると言えるのかもしれないけれど、喜怒哀楽がはっきりしているのもノアでしょう。先日ロバートは「一番泣くのはノアだけど、一番笑うのもノアだね」と言いました。その通り。そして、とにかくよく食べる。我が家の冗談でこういうのがあります。「ノアって、一日一食しか食べないよね。だって、一日中ずっと食べ続けてるから」。気がついたらノアはキッチンをうろうろしています。ダイニングチェアーを押してカウンターに持って行き、りんごやバナナを取るのもいつもノア。りんごのことを「アナナ」と呼びます。最近熱を出した日にはベビーシッターの梨恵さん曰く「あのノア君ががつがつ食べることもなく、やっぱり具合が悪いんですねぇ」と。「がつがつ食べる」とは、まだ2歳にならないノアにまさにふさわしい言葉です。3兄弟一緒に食事をしながらノアがわけもなく「アマイ!」と言えば、ケンが「甘くない!」と言い返し、甘いの意味がわかってないノアはただただ「アマ~イ」と繰り返し、それにぶち切れるケンは「甘くない!」と怒鳴りとてもにぎやかな食卓の我が家。トモキが私のティポットをひっくり返してヤケドをした時も、「ノアじゃなくて、トモキだったの?」と驚いた友達が数人いました。ノアがやらかしてくれた一番最近のハプニングは、我が家のアラームのスイッチを押して、家中にアラームの音が鳴り響いたこと。ロバートがノアを抱いている時に、運悪く、ノアの高さが壁に取り付けられているアラームの操作盤に手が届くところになってしまい、カバーを開けてチョンチョンとボタンを押してみたところアラームが解除に!我が家は騒然となり、30分近くあのヒステリックなけたたましいアラーム音が鳴り響きました。私はあの音で吐き気がしそうになりました。ノアらしいハプニングです。

小さな子供が3人いるので、なかなか思うようにひとりひとりに愛情と時間が費やせないのが心の痛むところですが、子供たちは3人それぞれ個性を身につけ、雑草のようにたくましく育ってくれてる気がして嬉しい日々です。

Friday, January 11, 2008

バウンスバック中です

この1週間フルーで(英語ではインフルエンザをフルーというのです)ほとんど寝ておりました。小さな子供3人がいるにもかかわらず、今回はとにかく立っていると気持ちが悪くなるので、遠慮なく休ませてもらいました。子供がいる時になりたくないもの。。。病気です。とにかく辛い。りえさん、ロバートに大きなサンキューです。今週から大学が始まりましたが、初めて休みました。ポジティブに生きているつもりの私ですが、かなり精神的にも落ち込み、今、ゆっくりとバウンスバックしています。結局、焦っても仕方がないというところに行き着くのです。

知人から、年頭にあたりダライ・ラマからのお言葉をメールで受け取りました。心が温かくなったのでこちらにも載せます。

Respect ourselves. 私たち自身を敬うこと

Respect others. 他人を敬うこと

Take Responsibility for our actions. 自分で行う行為に責任を持つこと

では、元気になったらまた復帰しま~す。皆さん、この冬はお身体を大切に!



Saturday, January 05, 2008

イマジン

明けましておめでとうございます。

カナダではクリスマスが終わるとみんながフツーの生活に戻ってしまい、謹賀新年とか日本のお正月のフェスティブなムードがかけらもないのです。会社勤めをしてる人は1月2日から仕事に戻るし。何年住んでても、カナダのお正月はdepressingです。

大晦日の夜のニューイヤーズイブのパーティは、今年はショナシーに豪邸を構えた友人の家に行きました。大晦日も私としては家でのんびりと家族と過ごしたいところなのですが、カナダ人は「yeah, let's party, man!」のノリです。パーティをホストした友人はインド系カナダ人で、実はこの豪邸、2年前に購入して、いまだに改築が終わってないという家。そんな状態なので、実は、友人はまだこの家に引越しさえしてないのです。が、あちこちの友人からせっつかれて、ヴィック(友人)は改築中のこの家でニューイヤーズイブパーティをホストすることにしました。豪邸街で知られるショナシーのキング・エドワード・アヴェニューに面したヴィックの家に初めて行ってみた私たち。玄関を入ると大きな吹き抜けになっていて、裾広がりの階段が2階へと伸びます。まるで、タイタニックに出てきた階段のよう。家は地下1階、地上3階建てで、部屋数は、、、たくさんありすぎて覚えていません。なんせ10,000平方フィートの家(929平方メートル)、階段を上り下りするだけで息切れするほどに。あと2ヶ月で引越しができる状態のお屋敷はサウナもあるし、各部屋にプラズマテレビとホームシアターセットが取り付けられるようになっていて、キッチンがレストランの厨房かと思うくらいのステンレスの素晴らしい設備で、キッチンの隣にもうひとつ小さなキッチンが。そこはヴィックがインドのスパイスを調合するキッチンとのこと。よだれがドロ~リ。ヴィック夫婦のベッドルームはバスケットボールができそうな広さで、カーペットはフカフカ。巨大なバスタブにスチームシャワー。インド人の家族なので、大きな家を購入した理由は大家族が住むから。ヴィック夫婦と二人の子供、ヴィックのお父さん、ヴィックの弟2人(一人は結婚してるのでお嫁さんも一緒に)、妹。大家族ではあっても、あれだけ大きな家では家族が在宅かどうかもわからないかもしれない。

そんな家でのニューイヤーイブのパーティは私も最初は気乗りしなかったものの、お酒、オードブル満載でそれはそれは楽しかったのです。子供たちも我が家とは違ったおもちゃをとっかえひっかえ楽しく遊んだし。ヴィック家族のインド系の友達もたくさん来ていて、マハラジャというか、ボリウッドの世界です。やっぱりインド系の人たちは日本人とも似たところがあるのか、そういうパーティには一応こざっぱりした格好で来るのです。サリーを着てる人はいなかったけれど、みんなセミカジュアルで、香水をつけてお洒落でした。私もニットのワンピースを着ていったけど、カナダ人はジーンズにTシャツの、普段と変わりない格好。最初はチーズ、ハム、果物、クラッカーのオードブルで、カウントダウンの少し前にはホット・ミールが登場!待ってました。サモサ、チャパティ、パニール、タンドーリチキンなど。これが美味しいのなんのって!こんなインド料理なら毎日でも食べたいと思ったくらい。そしてカウントダウンが始まり、あっけなく2008年が始まって私たち家族は家路についたわけです。

1月1日はトモキのヤケドのチェックで病院へ。眠い目をこすり、UBCまで車を走らせました。元日の朝に通院したことなんかなかった私は、またここで落ち込みそうに。ところが、車のラジオからはジョン・レノンの「イマジン」が~。あー、新年の幕開けになんてタイムリーな曲でしょう!私の好きなところは、you may say that I'm a dreamer, but I'm not the only one, I hope someday you'll join us, and the world will be as one というところ。

落ち込み気味だった私も、病院でこの前の親切なナースのおばちゃんが、またまた9人飛びでとん太郎を処置室に入れてくれて手厚いもてなしをしてくれたことにすごく感謝。ヤケドも見る見るうちに治っていきます。新年に誰かに感謝を感じる!あー、なんて素晴らしいなんて思って、いい気持ちで家に戻ったのでした。

そして、冬休み最後の土曜の今日はまたもや風邪で寝て過ごしました。トホホ。

では、最後に「イマジン」の歌詞を添えて。ジョン・レノンが没してから27年が過ぎました。私たちが住む世界は、レノンが願っていた方向に向かっているでしょうか。。。

"Imagine"

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say that I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say that I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one