Friday, January 19, 2007

Curious Noah

ノアもスイスイ歩くこの頃。おととい歩き始めたなんて思えない慣れた足取り。この子、やっぱりポーカーフェースでなんでもできそう。

今晩は双子が寝てから、ロバートと私とケンで「Curious George」を見る。ケンは私たちと一緒にソファに座って、一時間ちょっとじーっと集中して見ている。時々ニコニコ笑いながら。私たちと一緒に映画を見ることで、大人の仲間入りしたような誇らしさも見てとれた。あー、あの小さかったケンもこんなに大きくなったかと、私も嬉しい。映画の中のおサルのジョージに、どういうわけかノアを連想させられた。3度くらい、「ノアを思わされるわ」とロバートに言った私。なぜだろう。あのおサルの愛嬌の良さかな。

ケンとノア、朝起きたら目やにで目がふさがっていた。結膜炎のようだ。火曜日にドクターとのアポイントを取る。市販の薬もケンにのませる。ノアは小さすぎるので、ドクターに相談してから。

今晩はHiroshi’sという、近くにできた日本食の店のスシをテイクアウト。美味しい!ツナマヨ・ロールは絶品。日本の味、ここにありって感じの久々に感動したスシだった。10人も座れるかどうかというくらいの小さな控えめな店だけど、やっぱり、日本人が握る寿司は違う。最近私も身体の具合がダウンしていたので、あー、お腹が満足。

Wednesday, January 17, 2007

ノアも続く


今朝、一人立ちできるようになったばかりのノアがなんとなく歩いた気がした。まさかぁ、と思ったけれど、その後、ロバートまで「ノアも歩いてるよ!」と。ノアはトモキと比べると、ハイハイも階段を上るのもつかまり立ちも遅かったので、歩くのもきっと遅いんだろう思っていたら、それだけは違った。きっと、「トモキが歩いてるから、ボクも頑張んないとなぁ」とノアなりに思ったのだろう。いつもニコニコ笑顔のノア。生れた時は小さくて脂肪が全然なかったのでガイコツを抱いてるような気がしたけれど、いっぱいミルクを飲んで今は標準サイズの男の子になった。ノアは感情の起伏がそれほどなくいつもニコニコしている。穏やかな性格で、なんでも器用にこなせる子になるのではないだろうか。
トモキもノアも、私とロバートがケンの面倒を見ながら二人の面倒を見ていることに文句ひとつ言わず(もちろんまだ言葉は話せないけれど)、与えられたミルクや離乳食を美味しそうに食べてくれる。赤ちゃんとして抱かれる権利がありながら、3人の子供の面倒を見なければならない私たち親の気持ちを理解してくれてるかのように、二人で遊んでキャッキャッ笑ったり、もう早、おもちゃの取り合いも始めている。この二人は生涯きっといいパートナーになる。
この双子、ケンが幼稚園に行っている間は二人でつるんでいろんなことをしでかしてくれる。私がキッチンに立つと必ずついてきて、私の膝の周りにしがみつく。二人に前後してしがみつかれると、私は身動きができなくなる。冷蔵庫を開けると、必ず突進してくる。なので一人を抱きかかえて冷蔵庫のドアから離してる間にもう一人が冷蔵庫に身を乗り出す。そんなことの繰り返し。ディッシュウォッシャーのドアを開けても同じことだ。皿やナイフ・フォークに手をかけるし、ドアに乗っかってきてウォッシャーの中に入ろうとする。挙句の果てには、ストーブの下のひきだしを開けて、フライパンを出したり(すでに力持ち!)、ひきだしに腕が入ったまま自分でしめて泣いたりと、この二人、本当に面白い。そういえば、ケンも同じことをしていたなと思い出す。
歩いてるところをカメラやビデオに収めようとレンズを向けると、カメラに突進してきてきちんとした撮影もできない。ソファに座ってランチを食べているロバートの膝元に来て、皿に手をかけようとする。ロバートはおちおちランチも食べられない。皿を自分の右に移して左に移して、ある日のランチの時はそれを30数回やった後、あきらめて立って食べることにしたと言っていた。
可愛い双子は、困ったものでもある。

Tuesday, January 16, 2007

ケン


ゆうべ、珍しく怖い夢を見たケンが私たちのベッドに入ってくる。こんなことはめったにないので、私としてはやったー!の気分。ケンを抱きながら寝るのはとても気持ちがいい。ケンの温かくて、柔らかな感触を楽しむ。
このところのケンの成長はめざましい。今晩は弟達にちょっかいを出すことなく、一人でトーマスやトミカ、パズルをして楽しそうに遊ぶ。トーマスの線路を色々つないで、独創的でくねくねした長い線路を作る。パズルは、いつのまにか私のヘルプなしにほとんど自分ではめ込める。遊んでる間は、ありとあらゆる知ってる歌のオンパレードだ。「せーんろはつづくーよ、いぃつまぁでぇもー」、「メリーさんのひつじはかわいいですよぉ」、「クリスマスの日は、ようにきガチャガチャおどろうー、リズムにあわせぇてぇ」、「朝のごあいさつ、せんせいサヨウナラ、みなさん、サヨウナラ」。。。歌詞は自分で作っているし、あれれ、朝のごあいさつなのに、もうさようなら?と、私は聞いていて吹き出してしまう。
3歳になった途端に、何か飛躍的な変化が起きた気がする。物事への理解力が一気にはね上がったというか。そういえば、最近、癇癪を起こして泣きわめくこともなくなった。道路を歩く時も、四つ角や信号ではきちんと立ち止まるし、歩道につながるビルの駐車場でも必ず止まって車が出てこないか確認してる。スーパーの中もちょっと前まではひたすら走り回っていたかと思ったら、最近では私の後をきちんとついて歩く。バスの中でも、行儀よくきちんと座れるようになった。おやつも「まだ食べる」とおかわりをねだってくるものの、「晩ご飯の後に食べようね」と言えば納得してくれる。
この前、道路を一緒に歩いていた時のこと。「パトカー!」と嬉しそうにケン。でも、どこにもパトカーはない。私はもう一度よく周りを見回した。なんと、覆面パトカーが路上に停まっていた。恐るべきケンの認識力!
先週、久しぶりにケンを連れてダウンタウンに行った。ウォーターフロント・ステーションを通りかかった時、「ママー、ほら、見て見て!」と興奮気味に。なんだろうと思って、私はあたりを見た。ケンの好きなヘリコプターも飛んでないし、救急車やパトカーも停まっていない。それでも「ほらぁ、ほらぁ」と言い続けるケン。「ほらぁ、ここ、トシコさんと来たよ!」。なんと、ケンはウォーターフロント・ステーションを見て言っていたのだ。昨年の夏にナニーをしてくれていた俊子さんは、乗り物好きなケンを連れて、我が家からブロードウェー駅経由で、バスとスカイトレインを乗り継いでウォーターフロント・ステーションまで行き、そこからシーバスでノース・バンクーバーまで行くという、楽しいエクスカーションにケンをよく連れて行ってくれた。俊子さんが帰国したのは11月なのに、まだそのことを覚えていたのだ!
12月で3歳になった我が長男はなんとも頼もしく、愛おしい。一日一日を謳歌している。これで小さな二人の弟にお手柔らかにしてくれたら言うことなしなんだけど、まっ、それも時とともに思い出になるのだろう。

Sunday, January 14, 2007

New Year's Resolution


 毎年この時期になると、カナダ人は「New Year’s Resolution」を話すのが好きなようだ。今年の目標、とでも言えばいいのだろうか。だいたいがあまり大げさでなく、けっこう身近で簡単なことだったりする。家の中をきれいに整頓したいとか、定期的な運動を欠かさないとか。まだ2週間しかたってないけれど、今年になって何度かジムに行った。私たちが行くジムには託児室があって、私や夫がケンを預けてワークアウトをしたり、週末は家族5人で行って3人の子供を預けることもある。家族5人で行く日はちょっとした大がかりなイベントだ。午前中家を出て、双子をバギーに乗せて、ケンは歩いたり走ったり、疲れたらダディに肩車をしてもらったりと、ブロードウェー沿いを片道30分かけて家族5人で歩くのは楽しい。私と夫が1時間ちょっとエクササイズをしている間、子供たちは託児室でそれぞれの時間を過ごしているようだ。ケンにとっては勝手知ったる場所なので、数あるおもちゃの中から好きな物を選んで遊ぶし、時には他の子供と追いかけっこに興じることもある。双子たちはバギーで寝ていたり、哺乳瓶でミルクを飲ませてもらったり、床をハイハイしたりと、みんなそれぞれエクササイズをしているようだ。

さて、今年になってから託児室は満員御礼の日が続いていて、すぐに子供たちの数が定員に達してしまうので、子供を預けている親が迎えに来るまで私たちは待たされることが多くなった。中には生後3ヶ月の本当に小さな赤ちゃんも来るようになった。どうやら、これも「New Year’s Resolution」らしい。運動不足を気にした新米ママたちが、ジムに通い始めたのだ。私としては、待たされるとなると自分のその日の予定が狂ってしまうので内心困ってしまうのだけれど、これは自分勝手な考えで、自分がケンを預けてエクササイズができてどれだけ気分転換になったか思い出せば、新米ママたちの応援をしなければならない。託児室で子供たちの面倒を見てくれている若いカナダ人のお姉さんの話では、「今月は忙しいけれど、来月くらいからこれも落ち着くから」ということらしい。残念なことに、New Year’s Resolutionはそう長くも続かないようなのだ。

双子が生まれてからなかなかジムに行くことができなくなった私は、かなり気づまりを感じるようになった。とくに、体のストレッチが思うようにできなくなって、首や肩はこる一方だ。ストレッチは家でもできることだけれど、3人の子供がやっと寝静まってくれた頃には自分も疲れてストレッチをする気分どころではない。そんなこんなで、年末頃には自分のストレス度も増していた。

私はこれまでとりわけNew Year’s Resolutionを持ったことがなかったけれど、今年はひとつ意図的に実践したいことがある。ストレスにならない生活を心がける。子供たちが寝静まった後には、のんびりとバスタイムとかベッドに入ってごろごろと。遅くとも午前12時にはベッドに入っているようにしたい。ウェンディからのクリスマスプレゼントは今の私たちにぴったりの物だった。それはブロックバスターのクーポン券の詰め合わせ。夫と私は最近の忙しさで、いつの間にかDVDのレンタルさえしなくなっていた。このクーポンのおかげで、今年になってから私たちはすでに2度レンタルショップに行った。なかなか映画館に行くことができなくなった私たちには、こんなに有難いプレゼントはない。この1年、始まったばかり。だましだまし、のんびりを心がけて。

Thursday, January 11, 2007

大いなる第一歩 ―トモキ編


トモキ、歩く!朝、私の目の前で、フワーッと立ったと思ったら1,2歩踏み出して、ドテッと尻もち。ウワーッ、歩いた!と思った私。夫に言っても「まっさかー」と信じてくれない。私も、ただ偶然歩を踏んだだけなのかなと思っていたところ、その後、何度かそれを繰り返す。今度は夫もきちんと見て、「歩いてるねぇ」と一言。トモキには本当に驚かされ続ける。生まれた時は双子にしては大きな2,700gと、2,000gそこそこで生まれたノアよりずっと大きくて健康そうな赤ちゃんだった。ノアと比べるとずっと肉付きがよく丸顔のトモキを、夫と私は「リトル・ブッタ」と呼び始めた。生まれた翌日、入院先の病院で足の裏から採血する検査。眠っていたトモキは、足の裏を小さなカッターで切られても起きなかった!病院から退院した直後、家のソファから落ちた時も泣き声ひとつあげず。夫と私はもしかしてトモキは大物になるのではないだろうか、と早くも親ばかぶり。が、その後のトモキ、不器用さ丸出しの赤ちゃん時代に突入。まず、おっぱいの吸い付きが悪い。口に含んだかと思うと、勝手に慌てちゃって口から乳首が離れる。慌てるから乳首が口の中に定着しない。自分の目に指を突っ込んでは泣く。泣き声はダミ声で、「田舎っぺ大将」の大ちゃん並みの豪快な泣き声。「またトモキが泣いてる」と、いつのまにか私と夫の間では何かあると、「またトモキ」になっていた。飲みっぷりも悪いので、ある日を境に、小さく生まれたノアに体重で追い越されてしまった。そして6ヶ月になった時、離乳食を始める。パクパク次から次へと口を開けて美味しそうにライス・シリアルを飲み込むノアとは違い、最初の頃は舌でスプーンを押し出すトモキ。どうなることやらとドクターにも相談して、どうにか食べることをマスター。が、驚きはこれから。6ヶ月になったばかりのある日、床に腹ばいになっているトモキが、アレレ、なんだかにじりにじりと動いてるではないか。これって、ハイハイ?まさか、と思っていると、次の日もその次の日も確実に腹ばいで両手、両足を使って前に進んでいる。あの不器用なトモキが6ヶ月でハイハイを始めた!そしてハイハイがつかまり立ちになり、いつしか、つたい歩きへと。トモキを見ていると、人間の進化というのがよくわかる。それに比べてノアは、ハイハイがきちんとできるようになったのはクリスマス頃だから10ヶ月の手前。つかまり立ちを始めた頃にはバランスを崩して転んでは泣いて。夫と私は、「トモキって考えてみたらバランス良かったね」と、あの不器用なトモキが意外性のトモキに変わってしまった!今日は夕方になるとトモキも疲れたのか、ハイハイが多くなる。トモキ、歩く。二人の子供を育てた友人が前に言っていた言葉を思い出す。子供は将来親離れして独立してゆくものだから、子供が出ていく時は悲しいけれど、その時のためにガイドしてゆくのが自分たち親の役目だと。あー、こうして私の可愛いトモキもいつかは私たちの元を出てゆくんだろうな。トモキ、10ヶ月と1週間で人生最初の一歩を踏み出した。

Wednesday, January 10, 2007

冬のある日


朝起きると、今冬3度目の雪になっていた。セーフウェーの店員の予測が的中!2日前、店に行った時、ちょっとゲイっぽいそのカレは「嵐の前の静けさってやつだよ。また降るからね」と言っていて、その後チェックした天気予報でもそんなことは言っていなかったから、店員さんの予測もあなどれない。ケンを幼稚園に送ってからオムツを買いにセーフウェーへ。カレは私を覚えていて、「ほら、言ったとおりになっただろう?今晩はね、すごく冷え込むらしいよ」と、私が買ったオムツ2ケースを駐車場まで親切に運んでくれた。人の良さそうなカレは、きっとこうしてお天気なんかの話しをしながら客とのふれあいを楽しんでるんだろうなと思った。天気予報をあらたまって見る時間もない私にはありがたくもある!
 さて、謹賀新年ムードもなにもあったもんじゃないバンクーバー。1月10日の今日は、サイモンフレーザー大学での講義が始まる日だ。今学期は社会学の「カナダの社会構造」を取ることにした私。社会学と人類学専攻の私は、子供が生まれる前は仕事をしながら、そして最近では育児の合間を見ての勉強で、今年で大学生活9年目。日本の大学みたいに何年で卒業しなければならないという規則はないので、そのへんはさすがに勉強したい人には門戸を開いているカナダの懐の大きさに感謝している。とは言っても、社会人として、そして英語を母国語としない私は教室に座るといつも緊張してしまう。講義はこれから毎週水曜夜の4時間。3年次のコースはセミナーが多くなり、クラスの規模も多くて30人くらいと、1,2年次と比べるとぐーんと小さくなる。教授と親近感が増すのはいいことでもある反面、クラスでの発言が苦手な私には苦痛にもなる。カナダの大学の成績評定には「participation」、つまり発言が加算される。私はとにかく人前で英語で発言することが苦手!友達は「なーんであんたみたいに英語を上手に話す人が怖気づかなきゃならないのよ?」と言ってくれるけれど、苦手なもんは苦手なんだから仕方がない。一応何か話そうと自分でも努力はしていて、膝に置いている手が胸のあたりまで上がりかけるのだけど、往々にしてそんな時、いきなりカナダ人学生が横から発言しちゃうので、教室内でのみ引っ込み思案になる私はそのままシュンとなってしまうのである。日本の教育システムの中で、授業中には静かに先生の話を聞くよう何年も何年も教え込まれた身には、習慣ってのはそう簡単に変えられるものではない。だけど、前回のゼミでの発言不足の減点には唸ってしまった。だから、今回のゼミでは毎週1度は何か言うよう頑張るぞ!と、一応意気込みはあるんだけど。。。友達のキャシー曰く、「一度何かクラスでおちゃらけ言っちゃって、あなたはそういうキャラだってこと周りに知らしめるのはどう?」とのこと。これも悪くはないアイディアかも。さて、教授は50代半ばの長身でスマートな素敵なオジサンです。自分で言ったことに自分で笑ったりしてることがキュート。大学教授になった経緯もしゃれている。1980年代にミッドライフクライシスを経験して、その時に大学に戻り博士号を取ったそう。それを聞いて、40間近でダラダラ大学に通う私もなんだか元気が出てくる。夜のクラスなので、クラスメートもすごく若いわけではないところが私にはありがたい。そんな中で同じく社会人のジェニーンと早速話が弾んだ。彼女はガン協会で仕事をするかたわら、これまで心理学専攻で勉強してきてあと5単位で卒業という昨年、一気に専攻を社会学に変えたというあっぱれさん。心理学はつまらなくなって、それに教授たちが面白くない人ばかりで、と声をひそめて話してくれた。「私たち社会人は、他の若い学生と違ってGPAも気にする必要ないし、楽しんで勉強できていいよね。それに、みんなとは違う物の見方もできるし」の一言に目から鱗が落ちた気になった。そうか、楽しんで勉強すればいいのか!
 家に帰ると、双子はすでに寝ていて、夫がケンとトーマスセットで遊んでいた。彼は線路作りの名人。また新しい線路を開発して、今回は駅を作ったと、汽車が停まれるように、ある部分で線路が平行に走っている。ケンは大喜び。店員さんの予測どおり、雪はやんだものの、今晩はかなり寒くなった。私が帰るなり、ケンは私の冷たい顔と手に触れてくれた。しばらくたってから、「ママ、うんち出た」と私に言いにきたケン。「ケンちゃん、もう2時間も前からオムツにうんちが入ってるのに、ダディに換えさせようとしなかっただろう」と夫。たしかに、帰宅した私に「ただいま(ケンは外から誰かが入ってくるとそう言う)」と言い寄って来たケンはなんだか臭かった。「なんで臭いと思ったのなら言わなかったんだい?」と夫に言われて、「だって、帰ってくるなり臭いなんて、なんだか失礼だと思って」と私。
 長い1日の終わりは、お皿洗いをするのが私の習性となっている。ケンが幼稚園から持ち帰ったお弁当箱を開けて、「やってくれるな、あのチビ子」と私は内心感心。少しでも野菜を食べてもらいたい母の気持ちと裏腹に、茹でたにんじんとグリーンピースだけ注意深くよけて残してきた我が長男。あー、これに関しては気長にやっていこう。
 そんなこんなの、2007年の幕開けのMacSaito家である。

Tuesday, January 09, 2007

やったー!


ログを作ってしまった。昨今、人々が作るブログを尻目に、「他人のダイアリーを読むなんて暇ないもんね!」とタカッピシャに言っていたこのあたしが、ブログを開設しました。どうしてかと言いますと。。。とにかく今、子育てで大変。3歳と10ヶ月になったばかりの双子の3人の男の子の育児で、1日24時間、かろうじて帳尻を合わせている生活。毎日、オムツ換えで終わると言っても大げさではないかも。。。こんな日々でたまにキレそうになることもあるけれども、毎日必ず3人の息子の言動や笑顔や、ふとしたことに癒しを見出す幸せな日々でもある。
 カナダに移住して10年の節目を12月に迎え、本当は少しきちんとしたセレブレーションもしたかったけれど、プランニングどころではない育児とクリスマスの準備に流されてしまった怒涛の12月。忙しい育児は家事や人付き合いの手抜きの言い訳に都合がいいのだけれど、日々猛スピードで成長する愛らしい息子たちの成長や、ふとしたことを記録しておきたいという思いをどうしたらいいのだろう・・・と考えると、それは「ブログ!」とポンと指を鳴らしてしまったのです。さーて、いつまで続くかわからないけれど、少しでも記録が残るようやってみよう。本日のタイトルの「やったー!」は、ブログを作って満足の私の今の気持ち。そして、3歳のケンのこの頃の得意の言葉が「やったー!」ということもあって。