Thursday, December 30, 2010

クリスマスプレゼント その2

夫からもらったクリスマスプレゼントその2。



日本語では「ザ・ビートルズ」と呼ばれているようですが、英語では「ホワイト」アルバム。1968年発売。

2枚組のこのCDを一通り聴いてみたところで、子供達はもう早速あの歌を口ずさんでいた。いったい、あの耳と脳の構造はどうなってるんだろう。。。

42年前のヒット曲はさすがにすたれない!

Wednesday, December 29, 2010

冬の散歩

ここんとこ天気がいいので、ブリティッシュ・コロンビア大学キャンパスの岸壁をおりたところにあるレック・ビーチに行ってきました。


そう、夏はこんなふうにヌーディストしかいないビーチです。

が、12月末の今となっては日中の最高気温が7度くらい。夏はイモ洗いのようなビーチも、しーんと静まり返って、太平洋の向こう側のバンクーバー島が見えて、ゆっくり歩くには最高のビーチです。


夏冬通してバンクーバーの秘境と言えるでしょう。

もう一つの生き方



カリブ海でクリスマスを過ごした友達が送ってくれた写真。

結婚すると思っていた彼女と別れて傷心した彼。

「それでさ、(彼女と別れて)どうしたと思う?」と意外とさっぱり。

「車買っちゃったんだよ!」と新車のレクサスを見せてくれました。

そしてクリスマスは青い海と白い砂浜のカリブ海へ。

ハー、こういう人生もあるんだなと、3人の仔ブタたちを日々追いかけまわしているMacSaitoは感心してしまいました。

何はともあれ、今年も残るところ数日。今年のことは来年まで引きずらないのが一番!

猫置屋の居候たち

もう1週間になるのに、ショコラは一向に心を開きません。丸1日姿を見せないことも。子供達から一生懸命身を隠してるのがよくわかる。ひきだしを開けたら、猫がいて跳ね上がってしまった。ビックリ箱かと思ってしまった。


これはシュガー。そんなカタカナの名前なんかつけないで、「サトウさん」とでも呼んでみたいな。カナダの教育では、「気持ち」を話しあうことが薦められる。長男はこの頃、「ボクの気持ちが傷ついた」とか、「ボクは悲しくなった」と言いたがるけど、この写真を見ていたら、少しはサトウさんの気持ちも尊重してやんなよと言いたくなる。せっかくベッドの下で子供達の追っ手から逃げたつもりでいたサトウさん。敵から逃げることができずに、心も落ち着かないだろうな~。


心を開こうとしないショコラとサトウさんと比べると、この愛想も何もないドミニクが、なんだかとてもフレンドリーな猫に思えてきた。


16歳半まで生きたロビンが逝って2年近く。そろそろ新しい猫を飼う時期が来たかなと思い始めたこの頃。

Sunday, December 26, 2010

クリスマスプレゼント

夫からもらったクリスマスプレゼントその1.



天然の夫も、こういうイキでランダムなチョイスをするところが気に入っています。

クリスマス、終わる。

今年も来てくれました。子供達の話では、「クッキーのくずを残していく」とかで。ほんま、その通りですねん。


今年は趣向を変えて、クリスマスイブにターキーディナーを食べて、クリスマスの日はのんびりと過ごそうと思っていたら。。。ちょっとワインが入りすぎでしたな。クリスマスの日に起きたら11時前だった!子供達もすっかり寝過ごしました。そこで、今後の教訓:イブのターキーもいいけれど、ワインはほどほどに。そして深夜までにはベッドに入ること。いつになっても、経験から物事を学ぶのはいいことです~。こんなこと書いてたら10年以上前のスイスでのクリスマスを思い出した。チューリッヒに滞在した時、翌日は汽車に乗ってスイス首都のベルンに行くことになってたのに、起きたらお昼だった。しかも前の晩に凍った道路で滑って転んで体が痛く。。。いったい、あたしは経験から学べるのでしょうか。

サンタさん、今年も有難う!我が家に来てくれるのは、今年が最後かもしれませんね。

ほんと、子供が多いとクリスマスの出費は痛いです。

Friday, December 24, 2010

もうちょっと



あと30分ちょいで、このターキー(6.8キロ)がオーブンに入ります。ゆっくり焼くこと4時間。ローズマリーの香りが漂うことでしょう。ターキーを食べない私は、触るのもちょっとこわい。で、毎年、ターキーの仕込みは夫にすべてやってもらいます。

ターキーディナーをクリスマスイブにするのは今年が初めて。これって、けっこういいアイディアかも。明日クリスマスは残り物のご馳走を食べて、ゆっくり子供達とプレゼントを開けてくつろぐのもいいかも。

Thursday, December 23, 2010

ついに。

今週はコマネズミのように動いています。

家族を持つと師走がこんなに忙しいとは。。。師走の忙しさは日本だけじゃなかった。少なくとも、カナダでも慌しい。

またまた思いつきで、今年はクリスマスの日ではなく、クリスマスイブにターキーディナーにすることにした我が家。そしてクリスマスの日はゆっくりして、というのがもくろみです。明日のディナーに向けて、今日は7キロ弱のターキーの調達。それからパンプキンパイを焼いて、ターキーに添えると美味しいクランベリーソースを作って、ライスピラフを作りおき。今日は料理三昧の1日。なんか今になって疲れた。今晩はゆっくりさせてもらおうっと。

明日は我が家のレギュラーのスージー&ダレン、アラン、そして旭川出身のベビーシッターさんとそのBFが来ます。

てなわけで、明日は美味しいターキーを焼きます。

Wednesday, December 22, 2010

恐るべき嗅覚

やっとクリスマスカードの投函を終えて、ゆうべはクリスマスプレゼントのラッピング。気がついたら1時間半もかかっていた。ヤツら、大当たり。毎年のことだけど、夫とどのプレゼントをサンタからにするか、プレゼントの山を見ながら吟味。今年は3人それぞれレゴをもらうことに。2年生のケンはそろそろサンタクロースの存在を疑い始めた時期のようです。学校で、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるクラスメートから何やら耳にしたり、家でも「ダディはサンタクロースを見たことがあるの?」と言ってみたり。

そんなケンは、今年は大きなレゴ・スターウォーズをサンタからもらうことになりました。3年生になる来年にはサンタは実は親だったという現実を知ることになる子供に、何もこんなに仰々しいプレゼントをサンタからってあげるのもなんだけど、カナダ人の夫はあくまでも子供達にサンタへの期待を裏切らせたくないようです。

ゆうべ、ずっと気になっていた物置の大整理にやっと取り組んだMacSaito。西洋の家は屋根裏部屋があるイメージがあるかもしれないけれど、屋根裏部屋がない我が家は、ベースメントにけっこう大きな物置があります。で、そこには使わない物がたくさん収納されているのです。この家に引っ越してからまだ開けていない箱もいくつか。いらなくなった子供服やおもちゃ、埃をかぶった物がたんまりあって、新年までになんとか整理したいと思っていたMacSaito。そのチャンスがやっとゆうべやってきた。そりゃぁもう張り切っていらない物はガンガンゴミ袋に入れることに。まだ使えそうなものは救世軍へ寄付。仕事をしてた頃、重宝していたイッセイ・ミヤケの皮の大きなバッグも、誰か気に入った人に使ってもらえるといいな。10数年前に使っていたPRADAのリュックサックはカビが生えていた!それほどひどい我が家の物置。不要物の捨てがいがありましたよ~。

で、物置には大きなカウンター兼収納棚があって、これまで開けたことがなかったけれど、ゆうべふと、ここには何か入っているのだろうかと思って引き出しを開けてみたら。。。あれ、意外なことに、きれいな木箱が入っていた。手にとって見ると、Ice Wineと書いてある。もちろん、ずっしりと重い。前に住んでいた人が忘れていったのかと思ったけれど、「Ice Wine 2008」と書かれているので、年数が合わない。私達がこの家に越してきたのは2007年。ちょっと気味が悪くなって、すぐに夫を呼んできて、「ここにワインがあったんだけど・・・なんか、へんじゃない?」と言ってみた。それを見て苦笑した夫。「これは君へのクリスマスプレゼントだ。見なかったことにしてくれ」と、すぐにまた引き出しに戻してしまった夫。

アララ~、普段開けたことのない引き出しを開けたがために、夫からのプレゼントのネタが割れちゃった~。この偶然が面白くて、思い出し笑いのMacSaitoです。

こんなことでは我が夫、私に秘密は作れないだろうな。

恐るべき嗅覚と直感のMacSaito。名探偵MacSaito、ここにあり!

クリスマスまであと2日です。

Monday, December 20, 2010

近づいてくる。



このところ休む間もなくけっこうクタクタ。年にはかなわないな~なんて、年端のいかないアタクシ(!?)、弱音を吐いています。

ツリーも飾ったし、お菓子の家も作った。やっぱり、これがなくちゃクリスマスじゃない。子供達が一生懸命組み立てて飾り付けしたお菓子の家。家の組み立てからデコレーションはすべて「アイシングシュガー」が糊となってくっついてるわけだけど、手にくっついたアイシングシュガーを舐め舐め、そしてデコレーションの色とりどりのお菓子も舐め舐め作ったこのおうち、子供達にしてみればクリスマスを象徴するもの。しばらく飾ってから、あとは食べていくだけ。この写真をとったあと、少しずつ屋根の部分が陥落し始めました。デコレーションはチョコレート、マシュマロ、クッキー、グミー、マーブルチョコ。子供達の体に入る砂糖の量を考えると、オエーッとなるのはカーチャンだけだ。

クリスマスまであと5日。あとは、クリスマスカードを完了させて、それからまた考えよう。

Friday, December 17, 2010

猫下宿

夫の甥っ子がクリスマス休暇はオタワに帰るので、2匹の猫を預かってくれないかと言ってきた。もちろん、猫好きの我が家ではオッケーを出す。ただ、子供達が猫好きなのはいいけれど、扱い方をわかってないのが心苦しいところ。しっぽを引っ張ったり、追っかけたり。3人の男の子に追いかけられる猫もかわいそうなもんだな~。

昨日のパーティの席で、友人のアランがクリスマスはマイアミに行くことを思い出して、「いつ行って、いつ帰ってくるんだっけ?」と聞いてみたら、「25日の朝にたつから、その時にドミニクを君んちに連れて行くよ」と言われてギクッときたMacSaito!そういえば、1ヶ月ちょっと前に会った時、そんな話をしたっけ。。。たしか、アタシが言ったのは「ドミニクを預かってもいいわよ」と。でも、「有難う。じゃ、一応その言葉は覚えとくよ」くらいにしか言わなかったのはアンタじゃないの?あのね~、たしかあれはパーティの席で、MacSaitoはアルコール入りのアップルサイダーを数杯飲んでいた。そんな時にポロッと言った言葉を鵜呑みにされても、あたしは責任持てないわ~。コンファメーションの電話かメールの1本でもくれるべきじゃんね~。ドミニクを預かってほしいと。これが、うんともすんとも言わなくて、蹴っ飛ばしても泣き声ひとつあげないようなとりえのない猫なんす。

てことはMacSaito、やっちまった猫預かりのダブルブッキング。今さら、休暇の予定をたててしまった人たちに3匹預かるのは大変だからできないなんて言うわけにもいかないので、我が家ではこのクリスマス休暇中は猫の避難所となります。それが、ドミニクだけじゃなく、甥っ子の2匹の猫も愛嬌も何もない仏頂面の猫ちゃんですから、どないなるねんな~。子供達は引っかき傷の二つや三つ、覚悟ですな。

走ってる、走ってる。

年末は忙しい。毎日、毎日、予定を消化するので精一杯。

昨日は午前中が双子のクリスマスコンサートとランチパーティ、午後はケンをスイミングに連れて行き、夜はケンの小学校のクリスマスコンサート。さらにそこから、夫と私は友達の40歳の誕生パーティへ。インド人の友達のパーティはもちろんインド料理レストラン、しかも貸切、招待客は150名くらいだったかな。インド人のパーティはおもろいわ~。ものすごくお洒落で、フレンドリーで、礼儀を大切にする人たち。知らないインド人(素敵なジェントルマン!)男性の足を踏んでしまった気がして「ゴメンナサイ」と言ったMacSaito。彼は、「あなたは僕の足を踏んでいませんよ。仮に踏んでいたとしても、あなただったらオッケーですよ」だって。あー、いまどき、こんなヤサ男、世間にいないって。。。

今晩もしばらく会ってなかった友達とディナー。これから、大晦日まで家にいる夜のほうが少なさそう。年末はこれだから忙しい。本当は家でまったりとクリスマスの準備をしたいところなんだけど、モテる女はこれだから辛い。

で、今日、やっと気になっていたクリスマスツリーを飾り付けました。ちょっとこれで安心。

子供達も「テツダイタイ~」と小さな手で一生懸命飾り物をツリーに付けてくれました。

なんだか見慣れない飾り物があるなと思って、よくよく見たら、そしたら、アレ、なんか日本でお馴染みのこの方がツリーに潜んでいた。ソフトバンクのお父さん。


アタシ的には、この猫ちゃんが愛嬌があって気に入っています。

Tuesday, December 14, 2010

だんだんに、

先週は魔の1週間。

毎日色々予定が入っていて、木曜日はノアの歯の手術(乳歯の治療に大枚はたいたこの顛末はまたいつか)。金曜日は期末試験。その時点でドッと疲れが出て、土日は風邪でダウン。クリスマス前の忙しい時期だっていうのに、起き上がることができずにノックダウン。

で、今日になってやっと気になっていたクリスマスツリーを調達。


この時期、カナダではあちこちでツリーを屋根に乗せて走る車を見かけます。ツリーを買いに行って、それを車に乗せて家に持ち帰るわけです。我が家もこれまではプラスチックの使いまわしツリーでありましたが、今年は子供達も大きくなったので本物ツリーにいたしました。車をよーく見るとこんな感じにツリーが乗っています。高さにして180センチくらいのツリー。


これ、飾るのが一苦労なんですが、まっ、それも年に一度の風流な習慣です。

これからツリーを飾って、それが終わるとやっとクリスマスカード書きに。日本の人たちには年内に届くかどうかの前置きをしておきます。

それにしても、今年はツリーの飾り物をいくつ悪ガキ達に壊されることであろうか。。。

Wednesday, December 08, 2010

30年前の今日

愛と平和を世界に広めようとしたジョン・レノンが凶弾に倒れてから30年がたちました。

うーん、、、、30年かぁ。しみじみ。

30年だよ、30年。

今さらながら、やっぱり「愛」なんだよね~。

Tuesday, December 07, 2010

作品

ポタリー(陶芸)クラスから「これは雪だるまがバックパックをせおってるの」と言って、こんなのを持ち帰ってきた時には焦った。


いったいぜんたい、何を習っているのやら。。。嫌々ながらポタリーに通う双子B。


あなたに行ってもらわないと、粘土遊びが大好きな双子Aが行けなくなっちゃうでしょ。だから、毎回なだめすかして行ってもらっています。それぞれの好みがどんどん出てきた4歳の双子。一人が行きたくないと行っても、今のところは無理に連れて行っています。たとえば、双子Bは水泳クラスが大好きだけど、双子Aは「水が冷たい~」と行くのを嫌がったり。そんなことはいちいち聞いてらんないカーチャンですよ~だ。

が、ポタリークラス最後の今日、こんな作風に発展したのを見て少し安心。これなら、漬物が入れられそう。


双子Aはポタリークラスに行くと水を得た魚のように黙々と励みます。将来の陶芸家。


作風もなかなか風情がある。


八王子に土細工の名匠がいるって聞いたので、そのうち丁稚に出しましょうかね。

Monday, December 06, 2010

国際電話

昔と比べて電話代請求書の0の桁が1個減りました。

日本に電話して38分話して1ドル52セント。あれ、間違ってるんじゃないの?と思える値段。昔は1分1ドルくらいだったんじゃなかったけ。。。

そういえば、何年も昔、仕事でオタワに行った時、ホテルの部屋からバンクーバーの夫に電話して40分話して、チェックアウトの時に請求書を見て目の玉飛び出た。150ドル。ふざけんじゃねーよ!もちろん、経費から落としちゃったけど、その時私は、ウエスティンホテルの電話は二度と触らないと誓いました。

今はスカイプで、世界のあちこちへ無料電話がかけられる時代になりました。それにしてもお互いスカイプでつながっていながら、かたくなに電話で話し合う私と日本の姉。ハイテクに疎い肉親はこれだから困るなぁ。

電話というと、このコマーシャルを思い出します。ホント、私って昭和で日本が止まってるんです。なんとかして!

Sunday, December 05, 2010

第二部、始まる。

テレビはあるけど、ほとんど見ない私です。

「坂の上の雲」第二部、ここ北米のTV Japanでも始まりました。

子供たちに少しでも日本語を触れさせたくて、この夏に入れたTV Japan。これで我が家では、24時間テレビで日本語放送が見れるようになりました。とはいっても、みんな忙しいこの家族はなかなかテレビを見る時間がありません。たまに夜寝る前に、夜中にテレビをつけると、懐かしの「NHK歌謡コンサート」が流れていたり、大相撲の時はついつい家事の手をとめて見入ってしまったり。

「坂の上の雲」第一部はたまたま先月から土曜朝に再放送が行われいて、何も知らずに見始めたらはまってしまった。4歳のノアまでがソファで私の隣に座って一緒に見るようになりました。いい役者ぞろいですね。

あの時代の日本は面白かった~。

年末は「龍馬伝」の総集編があるって。同級生がブログでこぞって賞賛してたドラマなので見ないといけないな~。

なんとかなりそう。

おばんでございます。

ペーパーの仕上がり、明日の提出期限までになんとか間に合いそうです。そして、ケンの3度目の7歳の誕生会もなんとかなりそう。昨日、今日とケンの7歳の誕生日を祝い、明日またパーティ。なんか、セレブ並みの7歳だな~。明日のパーティを相当楽しみにしているケンです。このへんの子供の誕生パーティといったら、ボーリング場や、サイエンスワールドや、スペースセンターやら、ウォールクライミングやら、どこか場所を借りてやるのが主流でして、ケンもそんな誕生会に何度招待されたでしょう。きっと心の中で、ボクもこんなパーティをしてもらいたいな~と思っていたに違いない。うちの場合は、オーソドックスに家で内輪で祝うのばかりだったので、今年は奮発してコミュニティセンターで10数名の子供たちを招待してのパーティです。そして、子供向けの科学実験を見せてくれるパーティ専門の業者さんが子供たちに科学実験を見せてくれるのがアトラクション。

ペーパーのほうは仕上がってみると、けっこう面白い内容になりました。カナダの女性の子宮がん検診受診の状況を調査したペーパーです。

これまで子宮がん検診を受けたことがある(%)   
                移民    カナダ国籍
ある           81.5   91.1
ない            15.7    8.1

カナダに住む移民や非白人、英語を話さない人、学歴・収入の低い人口の子宮がん受診率がわかったこのペーパー。我ながら、なかなか悪くないできだ。皆さん、年に一度の子宮がん検診は受けましょう。

寝不足が続いています。明日、誕生会とペーパーを出し終えたらちょっと一息して、そんでまたすぐに金曜日にある期末テストの準備です。ペーパーと期末テストの2本立て。なんでこのコースこんなに大変なの~。

苦学生は辛い。。。

Friday, December 03, 2010

MacSaito、夫を見直す

おばんでございます。

今、バンクーバーは午前2時過ぎ。真夜中の北米では誰も話し相手がいないので、こういう時は日本にでも電話してみようかな~。なんて、不埒なことを考えているMacSaitoでございます。日本はお夕飯の時間。夜7時過ぎ。しかも、フライデー・ナイト。日本の人々も、日本時間の夜中に誰かと話したくなったら、アタシに電話してね~。

我が夫、今晩子供たちが寝る直前にエドモントンから帰宅しました。子供たちは大喜び。でもって、妻も大喜び。こんなに夫の帰りを待ちわびたことってあったっけ・・・。もちろん、下心があったMacSaitoです。

夫は子供たちと少し遊んで、長男の宿題の手伝いをして、それぞれを寝かしつけました。さぁ、そこからMacSaitoは待ってましたとばかりに、夫に統計のドツボ状態に陥ってしまったところを聞きました。ゆうべは色々試したけれど、どうしても変数計算ができなくて冷や汗タラタラ。

それを、夫は考える間もなく、変数公式を言い当ててしまった!それは、コレ。これで出したかったデータがドンピシャ。
DHHE_SEX = 2 & (Recodedage = 1 | Recodedage = 2 | Recodedage = 3) & SDCEFIMM = 1

()や|を使うなんて、教科書にも書いてなかったし、教授も言ってなかったのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!

それ以来、ストップしていたデータ分析が進む、進む。夫を少し見直しちゃったMacSaito。ただの天然だとばかり思っていたら・・・。子供のお迎えをすっかり忘れたり、子供の習い事に行く時に玄関ドアにかかっていたカバンを持って行かなかったり、サッカーのゲームのフィールドを間違えちゃったり、家の修理もほとんどできない人。てことは、ただの天然ではなくて、まだらの天然なのでしょう。ちょっと秘かにMacSaitoはそんな夫を見直すことにしました。だけど、そのことはしばらく本人には言わないことにします。

さて、朝起きたら、なんとかペーパーを仕上げられるでしょうか。朝になったら我が家はケンの7歳の誕生日です。なんだかただごとでは終わらない週末になりそう。

この行方はムムッ、God knows!

Thursday, December 02, 2010

とっておき。

こうやって日々の生活に流されていると、あーゆう生き方もあるんだってことを忘れがちです。

ふと思い出したとっておきのあの場所。

戻れるところがいくつかあるアタクシは幸せな人間です。

しかし、こう雨と暗い日ばかりが続くと、ピリッとチリペッパーのきいたあの美味しい焼き飯が食べたくなるな~。もちろん、ピナコラーダ片手にね。ファンタでもいいかもしれない。ウン。

Wednesday, December 01, 2010

MacSaito、ドツボにはまるの巻

1週間ほど潜んでおりましたが、ここにきて、今年最後のドツボにはまっているMacSaitoでございます。

数ヶ月前に、今学期最後の期末ペーパーの提出期限日に長男の誕生パーティをすると決めた時、気乗りしなかった私に夫が言った一言。「ペーパーを早めに提出すればいいよ」。「あ~そうだね」のノリで、長男の誕生パーティの会場を予約、長男がよびたいたくさんの友達を招待したまではよかったけれど。。。

先週からなんだかリズムが狂ってしまった。先週末は夫の弟がカリフォルニアから遊びに来て、週末にしたいと思っていたペーパー準備がまったくできず。夫は昨日エドモントンに出張し、今晩帰ってくる予定になっていたのに、1日延びて帰宅は明日に。

今回のペーパーはただいつものようなリサーチをして論文を書くのとは違って、やってることは統計。思考回路が一気に社会学から数学に飛ばさなければならない。そして、私の脳の70%を占める夫が、明日の夜にならなければ帰ってこない!

なんせ、このペーパーは公式を使った計算で分析結果をまとめなければならないんです。ひとつひとつの変数を気をつけて選ばなければならないんです。社会学専攻の学生たちがどつぼにはまる統計。しばらく前に夫に言われた言葉が耳鳴りのようによみがえる~。「君たち、しょせん文系だからな~。ボクたちみたいな工学系は大学時代さ、文系のことをアホ扱いしてたんだよな~」って。オメェらオタクにアホ扱いされる筋合いはない!と言い返したMacSaitoですが、今になって、そんなオタクの夫に2日間家を空けられて大ピンチ。

そして今日になってこれまで計算していたデータが微妙にずれてることが発覚。なんかドンピシャでない。ガーン。この問題を解決するにはうちのオタクのブレインが少し必要。こういう時にいない夫は、役立たずってことなんでしょうか。

これから週末を迎える前はまだ1本残っているユンケルやらなんやらドーピングをして書き上げますぞ。

Wednesday, November 24, 2010

The War You Don't See

ジョン・ピルジャーの最新ドキュメンタリーが12月にイギリスで公開されます。その名も、「The War You Don't See」。

下のビデオでピルジャーが言っています。

「この映画は、人々が目にしない戦争の話だ。
これは、メディアの役割を問う映画だ。
戦火の元で犯罪が行われている時に、メディアはそれをどのように報道して、犯罪を正当化してるかを描いている。
人々が知る権利、それがこの映画だ。」

メディアを鵜呑みにして、メディアに頼った暮らしをしていると、、、
ほら、私たちの人生がどんどんメディアに支配されてきている。

バンクーバーではここのところ、いわゆる「○○映画祭」と呼ばれるものが増えました。「南アジア映画祭」や「ラテン映画祭」、「ゲイ・レズビアン映画祭」、「国際市民映画祭」、「国際ドキュメンタリー映画祭」など。とてもいいこと。映画はハリウッドだけじゃないということを知らせてくれます。

ピルジャーのこの映画、もちろんメジャーな劇場では見れないはず。

誰か、上映劇場を知ってたら教えて~。

Saturday, November 20, 2010

オクトパスガーデン

今、うちで流行ってる歌。「タコ」なんてセリフが出てくると、やっぱり子供の心を引きつけるのよね。

リンゴ・スター、まだまだいけてる。かっこいい!

Thursday, November 18, 2010

ヘイジュード

この名曲を、ケンが来月のピアノの発表会で弾くことになりました。といっても、1月にピアノを始めたばかりのケンはまだ片手で鍵盤を弾きながらのたどたどしい「ヘイジュード」なのですが。この頃You Tubeでビデオを見たり、車の中でCDを聴いてイメージを膨らませています。

この曲はポール・マッカトニーがジョン・レノンの息子のジュリアンのために書いた曲と言われています。ジョンがヨーコと出会って、ジュリアンの母親のシンシアと別居になり落ち込んでいた、まだ子供だったジュリアンに書いた曲と。

日本語の訳詞は、英語とさほど変わらない訳詞。

              なあ ジュード 悪く考えるな
              悲しい歌も気持ちひとつで明るくなる
              彼女を君の心に受け入れることだ
              そうすれば すべては好転するだろう

              なあ ジュード こわがるな
              行動を起こして彼女を手に入れるんだ
              彼女を君の一部として受け入れてごらん
              とたんに すべては好転するだろう

さて、本題から外れてここから余談にうつりましょう。

我が家の、本だったらサイファイしか読まない夫に言わせると、この詞の「彼女」は「みんながこれはヨーコだって思ってるけど、これ、ヘロインってことだろ」という説を曲げません。「彼女を君の一部として受け入れてごらん」という一節は、英語では「彼女を君の皮膚の下に入れてごらん」と言っています。ウーム、確かにヘロインは皮膚に打つわな~。それにヘロイン打ったら、すべては好転するように思えるよな~。「だって、この曲って、あの時代のマッカトニーが書いた曲じゃないか~、深く考えるまでもないことだよ」と自説を曲げない夫。それに、「Lucy in the Sky with Diamonds」も頭文字だけ取ったらLSDだしね~。どんなにジョンが否定しても、このビデオはやっぱりサイケですよ。

そんなこんなあるけれど、この曲はいつになっても時代を超えた名曲ですね。

Tuesday, November 16, 2010

やっぱり11月

ご無沙汰しました。

MacSaitoにとって1年の中で一番たちの悪い月の11月。どうも毎年、MacSaitoの11月は陰影がつきまといます。体調を崩したり、嫌なことが起きたり。バンクーバーも11月は冷たい雨ばかりで、寒くて、暗い日々が続きます。

さすが11月。ドカーンと災いが起こりました。それは、先週の金曜日。MacSaitoが6年間大事に使っていたノートブックのToshiba Dynabookがどうしても立ち上がんない。ここ1年くらいはメモリーも少なくて騙し騙し使っておりましたが、今回、統計学のソフトを使ったコースが佳境を迎えた今になって、コンピューターが死んでしまった!何度も何度もスタートボタンを押しても、Windowsのさわやかな画面ではなく、あの青い画面が出るだけ。夫も色々試してくれたけど、こりゃだめだということに。

MacSaitoはDynabookユーザーで、これが2台目。そういえばこの壊れたDynabookはちょうど6年前の11月にアキバで購入。ルンルンして成田からバンクーバーに帰ってきました。次回のDynabookも来年日本に行った時に買おうと思っていた矢先、アジャパーが起こった。やっぱ11月だ。

恥ずかしい話、コンピューターの調子が悪くなると、けっこういてもたってもいられなくなってしまう私。というのも、私の人生はアウトルックに管理されてるのでありまして。。。こう見えても毎日忙しい私のスケジュールはすべてアウトルックに入っているのです。んで、今回コンピューターが開かなくなってしまって、当然私の生活もつまづいちまった。いつ、何時にどんな予定が入っていたかが消えてしまった!子供たちの年間予定や、チケットを取ったコンサートや芝居の予定も入っている私のアウトルック。ヤバ~。とりあえず、当面の予定を一生懸命思い出して、むなしく紙に書き出してみた。なんとなく今後のスケジュールが見えてきた。

日系のコンピューター屋さんに修理してもらえないかと持って行ったら、「あっ、これ、2,3世代前の機種ですね~」とあっさり言われて、数百ドルかけて直すくらいなら新しいのを買ったらいいと言われた。カナダは日本よりノートブックが安いですよと。その場で薦められたノートブックは500ドルちょっとのAcer。

すぐに家に帰って、電気屋のホームページを調べてみた。Windows7のノートブックが400ドルくらいで買える。日系のお店で薦められたものと同等の機種だ。Dynabookはあきらめることにして、欲しいのに目星をつけて翌日電気屋へ。その場でHPコンパックを購入。こうして愛国心を反故にしたToshibaからの寝返りはあっさりと行われてしまったのです。

一番最初に買ったノートブックは今は懐かしのMacパワーブック。たしか30万円位したはず。そして今では400ドルで十分使える機種が買える時代になりましたね~。

目下、Windows7と新しいキーボードの配列に慣れようとしてる最中。コンピューターおたくの夫は、「XPからいきなりVistaを使わずWindows7を買った君はラッキーだよ」とコメント。へーぇ、そうなんだ。

そしてやり残したことがひとつ。Dynabookからデータを新しいコンピューターに移し替えること。でなきゃMacSaitoのこれまでのペーパーやレジュメ、各方面の友達のメルアドが全部水の泡に。。。

なんとか生活が立ち直ったMacSaitoざんす。

皆さん、バックアップはきちんとしておきましょう。

Tuesday, November 09, 2010

新聞が面白い。



カナダの新聞といえば「Globe and Mail」。もちろん、バンクーバーには「Vancouver Sun」があり、トロントだったら「Toronto Star」とか色々あるけれど。聞くところによると、欧米は新聞の販売数が日本と比べると相当低いようです。Wikiでチェックしてみたら、讀賣新聞が発行部数1000万部を超え世界最多とあります。なるほど。カナダではとにかく新聞購読が少ない。み~んな、ネットでニュースを読んじゃうから。我が家も新聞なんて購読してないし、友達でも新聞購読してる人なんていない。欧米では新聞はお金を払って買わない時代になってるのです。

新聞を購読してない我が家に、ここ3ヶ月ほど、プロモで「Globe and Mail」が配達されました。毎朝、玄関ドアを開けて、ドアマットに無造作に置かれた新聞を取り込むのが日課になったMacSaito。ここは何事にも大雑把なカナダです。日本と違い、新聞は各世帯の郵便ポストに差し込まれるのではなく、郵便配達さんは玄関から数メートル離れたところから、新聞を玄関ドア目がけて投げつけるのであった。

しばらく読んでいなかった新聞紙面はすごく面白かった。写真が多いし、色がきれいだし、1回の新聞も数部の構成になっていて、毎日読むこと豊富。クロスワードパズルや数独(実はMacSaito暇つぶしにやることが。。。)も充実。ニュースの捉え方も面白い。ちょっと辛口も利いてて。







んで、MacSaitoが好きなページは死亡広告ページ。写真付きで、時には、見ず知らずの会ったこともない人の人生がわかるような気がすることがある。1923年にギリシャのどこそこで生まれたおばあちゃんが、流れ流れてカナダで生涯を閉じるなんてのは移民国家のカナダでは違和感なし。


こんなに新聞が面白いものなんだと気づかされたこの3ヶ月。プロモが終了してからは、我が家の玄関ドアには新聞が配達されなくなりました。読み応えありありの新聞だけど、MacSaitoと一緒に暮らすあの人は毎日新聞を読む時間がないので、プロモが終わる直前に新聞購読勧誘の電話がきたけれど断ってしまいました。

世界のニュースがネットで読める時代。MacSaitoが面白いと思うのはイギリス誌の「The Guardian」。世界ニュースを大国の政策に反する冷静な視点で書いているところがMacSaitoは好きなんでございます。

日記

自転車こぎまくりのMacSaito。今日も夜まで盛りだくさんの月曜日。

今日、あるところで目にした日めくりカレンダー。「キレナイ子供を育てるには、親がキレナイ子育てを心がけよう」。

ドキッとしました。あのカレンダー、どっかで手に入らないかな~。

さて、カナダではサマータイムが終わり、時計を1時間後戻りさせました。家中の時計の針を戻し、車の時計も直しました。その結果、日暮れが早くなってしまったものの、朝起きると外が明るい!先週までは8時前に起きても(MacSaitoの朝は意外と遅い)まだ薄暗い外。朝起きると外が明るいというのは、脳を刺激してくれていいものですね。しかもこのところお天気もゴージャス。

あー、明日も頑張ろうっと。

Saturday, November 06, 2010

戦場のメリークリスマス

1983年製作のこの映画を封切りで見たのは、ボウイと坂本龍一が好きだったまだ10代だった頃。

30年近い月日が過ぎて、もう一度この映画を見てみた。若いときには見えなかったことが、よく見えた。

ふたつの関係が浮き彫りになる。たけし扮する鬼軍曹の原と、英国大佐ローレンスの奇妙な関係。坂本龍一扮するヨノイ大尉と、ボウイ扮するセリアス少佐の関係。戦争という垣根をはずせば友情で結ばれてたかもしれない4人。日本帝国軍は菊の紋章のために、正義を貫こうとした。連合国の捕虜は、病人を気づかい、彼らの正義を貫こうとする。正反対の正義のぶつかりあい。劇中、何度かローレンスが口にする言葉。「正しい者など誰もいないんだ」。

セリアスがヨノイにキスをするのは、きっと、弟を守ることができなかった消え去ることのない苦い思い出からだと思った。セリアスはそこで自分の正義を見せたのかもしれない。そのことにより、セリアスは連合軍の他の捕虜をかばい、自分は処刑されることに。

ヨノイは、自分で切り取ったセリアスの髪の毛を、自分の死後、地元の神社に奉納してほしいとローレンスに頼んで死んだ。鬼畜米英と言われていた時代に、敵の遺品を神社に奉納するということは、セリアスを神の一部にしてしまうことだ。

鬼軍曹の原は処刑の前日にローレンスと再会する。昔話をして、つかの間、二人は笑う。原は、「他の兵隊と同じようにしていたのに、なぜ自分だけが。。。」とローレンスに言う。4人の中でローレンスだけが生き残る。誰もが正義が何かを知らずに戦っていた時に、正義の愚かさを一番知っていたのはローレンスだったと思った。

お仕着せの正義と友情が重ならなかった時代の話。

今の時代も、そう変わっていない。

当たったらどうする?

ケツカッチンが続くMacSaitoのこの頃。もっとスローダウンしないといけないな~。

最近のニュースで、一躍カナダのトップニュースになってしまったノバスコシアののどかな田舎に住んでるこの老カップル。11.25ミリオンドル(日本円で9億円ちょっと)をロットーと呼ばれる宝くじで当てた二人。ノバスコシアでつましく暮らしているおじいちゃんとおばあちゃん。


それが、配当金の2パーセントを自分たちの手元に残しただけで、あとは身内と慈善団体にすべて寄付してしまったそうなのです。宝くじに当たったのが今年の夏。最近の写真では、78歳の妻は抗がん剤治療の副作用で髪の毛が抜け落ちています。宝くじが当たった後も、前と同じ質素な生活を続けていて、古い車をそのまま乗り続け、留守番電話も電子レンジもない暮らし。二人が出したコメントは「自分たちの生活は満ち足りてるので、これ以上なにもいらない」とのこと。ちょっとやそっとではできない決断を、この二人は見事にやってのけました。

夫と一緒に「すごいよね~」とかなんとか話しながら、もし自分たちがこの立場になったらどうするかと話してみた。多分、私だったら3億円くらいは手元に取りたいな~なんて思って。今、不動産バブルのバンクーバーでは、まともな家が欲しかったら1億以上が相場。マジよ、マジ。で、子供たちの教育費もどんどんかかってくるので、3億を手元に置くのがいいかな~。寄付するなら、私は人権保護団体。アムネスティとか、平和活動団体へ。教育にも寄付したい。夫は、環境保護に寄付するそう。それから、ガン研究基金にも寄付をして。あとは、あちこちで素晴らしい活動をしている人々の話を聞いて、それでどこに配るか決めたい。

な~んて、取らぬ狸をちょっとしてみた。折りしも今のバンクーバーはマイホームを手に入れたとしても、ローン返済にあくせく働いて一生かけてやっと返せるかどうかってところ。

ここ10年近くバンクーバーの不動産は上がるばかり。ここ数年のバブルで、お金と物質を手に入れて、自分達の生活を守ることに躍起になっている人々が多い中、この老カップルの決断は目からうろこでした。

Thursday, November 04, 2010

さらば、マック!

アメリカの大都市で初めて、サンフランシスコがある条例を採択しました。レストランなどで、健康的な栄養価の食事を出してない場合は、子供向けの景品が渡せない。ということは、マックではおもちゃつきでハッピーセットを販売することができなくなるわけです。つまり、きちんとした栄養価のあるメニューにしなければ、子供をねらったおもちゃが配れなくなること。

今、北米では肥満が社会問題となっています。子供から大人まで、肥満化がどんどん進む北米。肥満は様々な病気を引き起こします。とくに、心臓病・コレストロール系。マックのようなファストフードのお店は肥満の大敵。しかも、おもちゃ欲しさでマックに行きたがる子供はミリオンといるわけで、そのおもちゃが配れないとなると、マックは大きな打撃を受けます。素晴らしい!今回の条例採択で、マックのスポークスパーソンは「これはとんでもない条例です。子供が何を食べるかは、親が決めるべきであって、親の責任のもと、食事を与えるべき。市の条例が、人々が食べる物の責任を取る問題ではない」という声明を出しました。

気軽に行ってしまうファストフードのお店。が、脂肪、塩分の異常に高いメニューが人々の健康に害を与えることに。さらに、グローバルな視野からもMacSaitoはアンチ・ファストフードです。

値段も安いからとつい入ってしまうのがファストフードのお店。その裏では、熾烈なコスト競争が行われています。メニューの材料となる肉などはコストの安い発展途上国から輸入され、そういった国々では輸出用の牛や野菜の栽培を広げるために、人々の食料源となっていた田畑をうまく差し押さえ、人々は低賃金で輸出用の牛や野菜を育てる農場で働くことに。もちろん、現地の一般人の食卓にはそういった収穫は届きません。それに収穫を増やすために使う農薬やホルモンは環境破壊を進めます。

そして経済発展国のファストフードのお店で働く人々はどんな人たちでしょうか?若者だったり、学歴の低い人々、主婦のパート、移民労働者など、社会に自分たちの「声」が反映される人々ではありません。そのため、ここでまたコスト競争の犠牲となり、低賃金労働を続けるしかないのです。

サンフランシスコのこの条例が世界各地に広まるよう、そして、これが次の肥満化防止へのステップにつながるよう、人々の健康への関心が高まるよう、MacSaitoは祈っています。

Wednesday, November 03, 2010

あの二人

どうも話題が長男のことに偏りがちなMacSaitoのブログです。我が家は男の子が3人で忙しい家庭なので、2番目と3番目のとんちゃん・のんちゃんはどっちかというと放ったらかし状態。そのせいか、ここまで雑草のように元気に頑丈に育った二人。いつでもどこでも一緒の我らがとんちゃん・のんちゃん。

今日、そんな二人の来年9月から始まるキンダーガーテンの申し込みを済ませてきました。よくうちの長男より小さな子供がいる日本人ママさん達に聞かれますが、カナダでは子供が就学する際に、市役所などから通知はきません。すべて親任せ。なのでキンダーガーテンに申し込む際には、あらかじめ自分の子供の学区を調べ、学校まで出向いて申込書に記入しなければならないのです。その申し込みの仕方を知らないで、申し込み期限を逃してしまったら。。。。さて、どうなるのでしょう。MacSaitoは知りません。へんなところで融通のきかないこの国だから、「定員がいっぱいでおたくの子供は入学できませんよ。よその学区に行ってください」なんてことになりかねないかも。

なんせ、学区内でも学校の定員をオーバーしていたら公立校とはいっても、その学校に入れないことがあるのです。そういう場合は抽選、あるいは早い者勝ち。抽選に漏れた方はごめんね~というノリです。公立校でそんなことがあっていのか~とMacSaitoは思いましたが、さすが、ある時にはとてもいい加減なこの国のやる業です。

とんちゃん・のんちゃんも長男と同じフレンチイマージョンの学校に入学です。バンクーバーの場合、フレンチイマージョンに子供を入れたくても、学校数と定員が少ないので抽選で選ばれます。すでにフレンチイマージョンにお兄ちゃん・お姉ちゃんが通学している場合は優先的に入学できる仕組み。なので、とんちゃん・のんちゃんのフレンチイマージョン入学はこれで決まりました。これが長男の時には、大変。まず、キンダーガーテンに入学する時点の抽選に漏れ、キンダーの1年間は英語のキンダーへ。1年生に進級時は定員枠が4人ほど増やされます。そこを狙って申し込んだ抽選も、ウエイトリストで13番目とか。どうやら長男はフレンチに縁がないのか・・・・とあきらめていた丁度キンダーを卒園する頃になって、フレンチイマージョンに空きが出たので入れるという知らせが来ました。長男よりウエイトリストで優先順位が高かった子供たちは、英語のキンダーで1年過ごした後でどうやらあきらめたようでした。

そんなこんなで長男の場合は、長い道のりでやっと入れたフレンチイマージョン。他の子供たちより1年フランス語を始めるのが遅れたので、昨年は週に2度の特別クラスに通いながら、なんとかフランス語の会話ができるようになってきたようです。カーチャンは「ボンジュール」程度のフランス語なので、長男が何を言ってるのか、宿題で何を書いてるのか全然わかっておりません。

あの二人もいよいよキンダー入学です。あ~、長い道のりだった。放ったらかしで育てたわりには、あの二人にこれまでさんざん手をかけさせられたので、MacSaitoは今日キンダーの申し込みを済ませて、漠然と、あの二人もとうとう巣立っていくんだな~と思ったりしたのです。

Tuesday, November 02, 2010

YMOから25年

それはまだ、ほんのゆうべのこと。

余韻、さめやらず・・・・・・・・・・・・。

Sunday, October 31, 2010

”トリック オー トリート” アダルト・バージョン

夫曰く、「若い頃一番楽しかったパーティはハロウィーン、次にニューイヤーズイブ」という番付だったそう。そんな夫もゆうべは子守に徹して、クレージーなハロウィーンパーティをミスってしまいました。妻が帰宅したのは午前3時前だったかな。

毎年、画家のこの友達は何を着てくるのだろうと気になる。
いいねぇ~。


今年のコスチュームは皆かなりダークなテーマだった。
そんな中に、アイルランドの緑の妖精がいたりして。






おっ、そろそろ子供たちが「トリック オー トリート」に出る時間。それじゃ、ちょっくら支度させましょうか。

Saturday, October 30, 2010

雲行き

快晴の今朝。明日のハロウィーンに向けて、ムードは絶好調。





双子のお化けも登場。



なんて思っていたら、午後になると曇りはじめて落ち葉が舞い始めた。外は寒々。


ゴーストが次々とバンクーバーに到着してるって証拠だろうか。

Just the beginning...



ここ数日、またフルで動いてます。仕事もしてない私が、何でこんなに忙しいの~と自分でも不思議なくらい。

今日は、午後からケンのクラスのハロウィーンのイベントのお手伝い。終わったあとでドッと疲れた。これでハロウィーンも一段落と思って一瞬ホッとして。

でも、考えてみたら、、、、、

ハロウィーンは始まったばかりだった。

元祖「スターウォーズ」ファンのダディが子供のために頑張って作ったボックス。オッサン、意外といけてるじゃん!!!

Thursday, October 28, 2010

うちのテーブル


うちのテーブル、広いでしょ。子供たちがこんなに大胆に物を広げることができます。でもって、私が寝転がっても十分な大きさ。で、私の体重すら支えてくれる頑丈なテーブル。

しかし、、、、、

これはテーブルでなくて、床なのであった。この頃、床の上に寝そべってぬりえをする双子。すごい迷惑。間違って踏んづけても、カーチャンはかわいそうと思わないぜ。寝る直前までこうやってぬりえに励んで、放ったらかしのまま寝られるとムカつきます。床の上にレゴのピースが落ちてることは日常茶飯事。それを踏むと、これが激痛。

片付けても片付けても散らかる我が家。

こんな我が家も、子供たちの友達にしてみるとToy Landの楽園らしい。

MacSaito、またへこむ。シュン

やってもやっても手が届かない。全然見込みなし。センス・才能一切なし。

それは、今学期取ってる統計学のコース。どんどん深みにはまってゆく~。このところ毎晩、我が家の先生にわからないことを一から教えてもらっています。MacSaito、ほとんど泣きが入ってます。練習問題を読んだだけでピタッと理解する先生と、何度も何度も説明してもらって、やっと、「あ~、そうか~」とおぼろげに見えてくるMacSaito。高校を卒業して20年ちょっと。今になってなんでこのアタシが√の計算しなきゃなんないのよ!!プリプリ。

我が家の先生、普段はイケてないけど、数学の話をする時はとてもさえている。

見た目はどう見ても普通。着る物はジーンズにトレーナー。買い物も好きじゃない。だから、すごくたまに服の買い物に行くとジーンズを3本まとめ買いしたりする。2本は同じ物で、1本は同じスタイルで別の色って具合に。私に言われないと、服を新調しない。

最初の印象は、すごーく普通の人。標準という言葉がぴったりと思った。でも、話は面白い。プログラマーなんて肩書き持ってるくせに、なんだか教養のかけらがあまりないな~、なんて思ったりもした。いろんなところに旅をしていた。ヒマラヤを登ったり、オーストラリアで3ヶ月バックパック背負って旅行したり、マチュピチュに行ったり。人は見かけによらないね~。いい年してガールフレンドがいないからゲイだと思って、いい人・しかもゲイ、これなら安心だと思って友達になってみた。

ゲイじゃないことがわかってから、ゲイの友達に話したことがある。「いい人っぽいけど、あまりにもオーディナリー(普通)すぎるの」って。フランクは、「そういうフツーに見える男が、実はなかなか面白かったりすんだよ・・・・・・」と意味深に笑った。さすがゲイは洞察力が深かった。

残るアサイメントはあと一つ。これはなんとかなるでしょう。が、一番の難関は期末テスト。先生を試験会場に連れて行けないアタシはどうしたらいいんだべ~。

Tuesday, October 26, 2010

Call me キューティMacSaito

いや~、1日1日と子供たちが待ち遠しい日が近づいてきています。本日は日本からEMS便で「トリック オー トリート」用のお菓子が到着。晴美さん、毎年感謝です!

さて、ハロウィーンは子供も楽しいながら、大人も派手にパーティするのが道理ってヤツで、今年はハロウィーンが日曜日なので、その前日の土曜日にあちこちでパーティが行われます。私たち夫婦にも毎年恒例の友達3人衆が開くパーティの招待状が届いています。そういえばあまりコスチュームで仮装したことなかったっけと思った私。長男を妊娠していた年は大きなお腹をいいことに、カトリックの修道女になりすました。そして神父様の仮装をした夫と道を歩いていみたら、あちこちから賞賛。妊娠中という強みを使って宗教をおちょくったところがバカうけだったわけだ。

今年は何にしようか、、、、、、と思って、コスチュームを選びに今日お店に行ってみると。。。。。今日あたりからコスチュームやハロウィーングッズが半額に下がっていた。んで、色々物色。魔女はありきたりだし、アバターのキャラクターもあったけど、ちょっと違う。

いつものイメージとまったく違う路線でいきたいな。。。。。と、

どれにしようかなと思っていたところに、コレ!と思ったコスチュームがあった。


エロチックなナース!これに決まり。黒の網タイツも買っちゃって。ヅラはオレンジ系のボブヘアー。つけまつ毛も買わないと。我ながら、今回も目のつけどころがいいぞ~。

ビニールの素材のこのナースのコスチュームを家で着てみた。双子の一人が、「ワーッ、ママってどうしてそんなに可愛いの?」だって。ウフフフ。でも、ちょっと体にフィットしすぎ。うーん、1サイズ上と交換しようかと考える。こういう時は迷わずあの人に相談。モチロン、それはうちの夫。そっち系専門だから。あっ、なんか誤解を招くこの発言。

「オー、キュート!」と私に一目ぼれの夫。「サイズはそれでいいよ。ばっちり」と、さすが、パーティ専門家のオピニオンはいいぞ。そして、「できれば、頭に載せるあのナースの帽子もあればいいんだけどな~」と。

もちろん、コスチュームにそれが付いてきました。早くも子供たちがそれをかぶって遊んでた。


おもちゃの聴診器もゲットしなければ。

土曜日のパーティが待ち遠しいMacSaito。が、今回は夫は留守番で私一人で参加になりそうな。セクシーなナースと一緒に行けないかわいそうな夫。

金曜日は長男の小学校でハロウィーンのパーティ。ボランティアで行くことになっているMacSaito。その日は親も仮装しないと格好がつかない。かといって、ナース姿で息子の小学校には行けない。一応アタクシも、大人の良識ってもんがありますんで。

で、魔女のケープが安くなってたので買っときました。金曜日はとんがり帽をかぶって、無難に魔女でいっちゃおっと。



土曜日にはパンプキンを彫ります。

なんか、いいムードが出てきたな。

Monday, October 25, 2010

来週のバンクーバー

月曜日はサカモト・リュウイチ。金曜と土曜は山海塾。

来週だけ番狂わせで、いきなり芸術の都になってしまったバンクーバー。普段は、グリズリーベアとホッケーのホームだというのに。。。。





山海塾は学生前売り券が40ドル。やっぱ、行っとかないとだめかいな。。。