Wednesday, November 26, 2008

ここんとこ飛ばしています。先週はフレンチ、今日はインディア。グルメ、、、じゃないって!だって、来週はイギリスだもん。

5th Ave Cinemaはキツラノの入り口のバラード・ストリートと5th Aveに位置する映画館で、ダウンタウンのシアターのようなファンシーさはないけれど、つまり巨大スクリーンやシートがリクライニングになったりするわけじゃないんだけど、いつもけっこう名作をプレイしているシアターなのです。映画を見たいけど何を見ようかしら~と思う時は、5th Aveで上映している映画をチェックするとまずハズレなし。あのコージィさはどこから来るのかわからないけれど。今上映中の作品はショーン・ペンがハーヴィ・ミルクを演じる「ミルク」や007最新作、先日見た「I've Loved You So Long」など。トレイラーではニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン主演の「オーストラリア」が。

ペーパーを提出してからすっかりホリディムードの私ですが、考えてみたら、来週最後のクラスが残っていた!

Slumdog Millionaireは今年のトロント映画祭でPeople's Choice Awardsを受賞しました。トロント映画祭はここ数年世界でメジャーな映画祭としてマークされています。今年はブラピと元妻のジェンもゲストで参加したしね。過去のこの賞の受賞作は、座頭市、アメリカン・ビューティ、シャイン、プリンセス・ブライドなど、いずれも大ヒットした作品ばかりです。

ダニー・ボイルという監督はトレイン・スポッティングも作っていたのだ。こうして冬休み中の私のレンタルDVDリストにこの映画を入れたところ。

で、来週はいよいよジェームス・ボンドよ!

Sunday, November 23, 2008

先生に1回目のペーパーの手直しを入れてもらい、明日ファイナルが完成予定。少し心にゆとりが出てきた。プリンターのトナーがかなりやばいんだけど、そうなったら月曜朝に大学のプリンターを使って。心の中はクリスマスホリディが見え隠れしています。

今日は子供達の従兄弟のアンドリューが遊びに来て、午後からてくてく歩いて山の手のケリースデールまで。子供達は公園で遊び、私はその間にLondon Drugsでお買い物。と言っても、必需品のみですが。歯磨き粉とか、コンタクトの洗浄液とかジャムとか。あっ、ペースト状の糊を買うのを忘れた。最近ちぎり絵にはまっているトモキ。折り紙を切って画用紙に貼るのが面白くてたまらないみたい。

久々のロンドラでした。ハロウィーンの翌日にはどこもかしこもあらゆる店はクリスマス商戦に様変わり。クリスマスが終わるとバレンタインデー、その次はイースター。カナダのキャピタリズムも次から次へと商魂たくましいわよ。子供達のハロウィーンのキャンディも底をついてきて、「毎日ハロウィーンだったらいいのにー」とか言い出すこの頃。

ペーパーの手直しを終えた先生は相変わらず宇宙のゲームをやっている。ルールは皆目見当がつきません。ゆっくり考えながら駒を動かしてるって感じ。それがうちの先生には憩いの時間みたい。

今日はボジョレーヌーボーを飲む。バブル以来、何年ぶりに買っただろう。

Friday, November 21, 2008

月曜提出のペーパーはドラフトを書き終え、今、先生のプルーフリードを待っているところ。金曜の夜なので、先生もリラックスしたいみたい。私の隣のデスクに座って、ラム&コークをすすりながらコンピューターゲームを楽しんでる。モニターには宇宙に惑星が色々浮かんでいる。宇宙人もいる。「この前見たスタートレックにインスパイアされて、10年位前に買ったゲームをまた引っ張り出してきたんだよねぇ~」と先生が言っていた。もちろん私には理解できない。今日はテレビでサスカチュワンに隕石が落ちたニュースをやっていたけど、うちの先生you tubeでそれを見て嬉しそうにしていた。電子工学部出身のバリバリのエンジニアで、信じるものはサイエンス、哲学もいける、迷信は鼻で笑って、本はサイファイかファンタジーしか読まない。なんでこういう人を夫に持ったんだろうと思うことがたまにある。でもね、やっぱりひかれてしまうのよね。いつか私もサイファイを読むようになるだろうと秘かに願っているところが可愛いし。だから、ハインラインは一作読んでるっつーの!

ペーパーはいつもうちの先生に読んでもらって理論やグラマーのチェックをしてもらう。そういう点でこの先生はエンジニアの頭脳を使い理論が先に来るので的を得たアドバイスをしてくれていいのです。日本の大学のペーパーと比べると、西洋の大学のペーパーはものすごく厳しい。ペーパーの書き方というのがしっかりあり、それは日本語を使って日本人の物の見方をしてきた者には適応するのが最初はかなり難しい。とにかく理論と根拠を出さなければならないので。教授がペーパーのガイドラインを出し、それに沿って書かなければ減点。スペルやグラマーミスも減点。期日に間に合わない場合も減点。参考文献も最後のページに載せなければならない。他のペーパーからの引用には出先を記載しなければならないし、他者のペーパーを盗作した場合は退学処分などかなり厳しい措置がされる。なかなかアイディアが出なくてうーむと頭を捻りながら参考文献を読んでる時に突然閃く時なんか、「あー、私ってなんてブリリアントなの!」と思うこともあれば、前に書いた移民政策のペーパーでは最後まで不確かな感触だった時もあるし、テーマによって手ごたえが違う。英語が母国じゃないハンディは大きいわ。

だけど、ずーっとゲームをしていて今晩はペーパーを見てくれそうもない。プルーフリードが終わったら手直しに2時間くらいかかるし、週末は少し遊びたいし。。。ウーム。先生ののんきさに少し焦っております。

子供達は今のところバイリンガルに育っていて、5歳を前にケンはアルファベットもひらがなも読み書きができる。子供たちはカナダの教育を中心に受けていくと思うので、私のようにカナダの大学で苦闘することはあまりないでしょう。こっちの教育は低学年のうちから考える力を養っていく。だから高校に入る頃には一人一人自分のオピニオンをしっかり持っている。大学ではそのオピニオンが重視されるから、それがなければドロップアウトはたやすい。カナダの大学は入るのは簡単、出るのが難し~い。

3人の息子のうち、一人は先生の血を受け継いでエンジニアに、一人は私の文型路線、で、もう一人はおちゃらけでラグビーかホッケーで女の子にブイブイ言われるタイプになるかしら。いやっ、ダイナミックなかの三男Nが実は一番出世したりして。。。神のみぞ知るところ。

Wednesday, November 19, 2008

今日の面白ろ。

ケンの小学校の校庭で耳にした言葉。

「when I say sorry, I mean it!(私がごめんねって言う時は、本当にそう感じているの!)」

5年生くらいの女の子が、走り去ってゆくもう一人の女の子に大きな声で言った言葉です。大人になったらこういう素直さって、どこに行ってしまうんでしょう。

ダディと一緒に遊びたかったケンが言ったこと。「Daddy, let's play outside inside the house!(家の中のお外で遊ぼうよ!)」。伸び伸びした発想は子供だからこそだよね。

Tuesday, November 18, 2008

来週月曜日提出のペーパーの追い込みに忙しい今週でござんす。

今学期は人類学のコースで、エスノグラフィーを読んでいます。エスノグラフィーでグーグルしてみたら出てきたから、日本でもこの言葉が普及されてきたのか、それとも民俗誌学と言った方がわかりやすいかな。今学期の成績を決めるこのペーパーは、日本を題材に書かれた2冊のエスノグラフィーで。1冊は戦後1951年の東京で、日本人の生活を探るためのフィールドワークを行ったイギリス人の学者が書いた本。もう1冊は1990年代に京都の保育園で、日本の子供がどのように社会性を見に着けていくかを探るためにフィールドワークを行ったイスラエルの学者の本です。どちらの本も深い洞察で研究が行われていて面白い。2冊とも全然違うテーマを取り上げた本だけど、根底に敷かれているテーマが見えてきて余計に面白くなった。何がニホンジンを形成しているかということ。ここカナダで暮らしている日本人の自分を、そして今は離れてしまった日本を客観的に見れる気がします。

ここに来てエスノグラフィーの奥の深さが面白くなってきたので、来学期もこっち系のコースを取る予定。エスノグラフィー、つまりフィールドワークのリサーチの仕方のQualitative Researchです。社会学も面白いけど、人類学もあっちこっちの分野から洞察を行うことができて面白いって感じ。あー、すみません、つまらないこと書いて!

忙しいくせに明日はしっかり映画に。。。こちらです。

Sunday, November 16, 2008

今だからこそ、、、

Give Peace a Chanceなんです。日本ではそういう風潮があるかどうか。でも、ここカナダでも隣国アメリカに民主党大統領が誕生したことで新たな希望が生まれた感じです。



このビデオ、かのジョンとヨーコの平和を我らにのベッドインはモントリオールが舞台でした。友達の従兄弟が数年前の自由党政権でカナダの閣僚をやってたんだけど、その彼がベッドイン時代まだ若いお兄ちゃんだったんだよね。モントリオールでジョンとヨーコの車のドライバーをしてたんですって。

これはおまけで。車の中で聴きながら踊りだしたくなるの。

Thursday, November 13, 2008

今日は学校図書館の本を返却し忘れたケンについて、幼稚園が終わってから図書室に行ってきました。ケンが幼稚園の教室から連れて行ってくれました。廊下に出るなり、人差し指を口に当てて「ママ、シーッだよ」と。きっと先生から廊下では大きな声を出さないと言われてるんだろうな。きちんとお話を聞いてる我が家のケン様!図書室に着くと、司書のおばちゃんが「ハロー、ケン」と名前を覚えてくれていました。ケンは慣れた仕草で本を返し、新しい本(これがまたポケモンなんだ!)を借りてタスク終了。あの小さかったケンが、小学校付属の幼稚園で最年少児として頑張っています。

一方、智樹はのりとか粘土にはまっています。今日は折り紙を破ってのりをぺたぺた塗って紙に貼って遊んでいました。しっかり集中して、終わった後、私が見てないところで自分で椅子を動かしキッチンの流しに持って行き、そこに立って自分で手まで洗っていた智樹。よっ、賢いとん君!

ノアはトイレトレーニングを頑張っています。近頃ではプルアップパンツよりお兄ちゃんパンツをはくことを好み、トイレに座って最後までおしっこを出し切ります。その後トイレットペーパーを短く切って、なぜかおしりを拭いて「うんち出た!」と満足げに言うノア。一体、わかってるんだかわかってないんだか。トイレトレーニングではノアが智樹をリード。智樹はあまり興味がないようです。

さて、今日のおまけはまたまたREM。ケンが今日車の中で聴いていたEverybody Hurts。ケンはすでに音楽の好みがしゃれてるのね。

Saturday, November 08, 2008

近況。。。






ご無沙汰。もう何も言うことはないかもしれません。ハロウィーンはこんな感じだったの!日中はケンが通う小学校で体育館に幼稚園クラスから7年生までが集まりコスチュームのパレード。ダンスは「ヤングマン」と「ゴースト・バスターズ」。カエルは校長先生です。子供達はハロウィーン用のバッグを片手にご近所を「trick or treat!」と回り、キャンディをごっそり収穫。智樹もノアもキャンディで重くなったバッグを、かたくなに握り締めて、ていうか引きずってまで歩きました。

そのキャンディをどうするかって?我が家では、子供たちがきちんと夕食を残さずに食べると2個ずつ与えています。キャンディ用のバッグは3人の子供用に3つ用意したけれど、これが間違えでもしたら骨肉の争い!

そして、今セメスター(学期)も終盤を迎え、けっこう疲れ気味のワタクシ。。。