Sunday, October 31, 2010

”トリック オー トリート” アダルト・バージョン

夫曰く、「若い頃一番楽しかったパーティはハロウィーン、次にニューイヤーズイブ」という番付だったそう。そんな夫もゆうべは子守に徹して、クレージーなハロウィーンパーティをミスってしまいました。妻が帰宅したのは午前3時前だったかな。

毎年、画家のこの友達は何を着てくるのだろうと気になる。
いいねぇ~。


今年のコスチュームは皆かなりダークなテーマだった。
そんな中に、アイルランドの緑の妖精がいたりして。






おっ、そろそろ子供たちが「トリック オー トリート」に出る時間。それじゃ、ちょっくら支度させましょうか。

Saturday, October 30, 2010

雲行き

快晴の今朝。明日のハロウィーンに向けて、ムードは絶好調。





双子のお化けも登場。



なんて思っていたら、午後になると曇りはじめて落ち葉が舞い始めた。外は寒々。


ゴーストが次々とバンクーバーに到着してるって証拠だろうか。

Just the beginning...



ここ数日、またフルで動いてます。仕事もしてない私が、何でこんなに忙しいの~と自分でも不思議なくらい。

今日は、午後からケンのクラスのハロウィーンのイベントのお手伝い。終わったあとでドッと疲れた。これでハロウィーンも一段落と思って一瞬ホッとして。

でも、考えてみたら、、、、、

ハロウィーンは始まったばかりだった。

元祖「スターウォーズ」ファンのダディが子供のために頑張って作ったボックス。オッサン、意外といけてるじゃん!!!

Thursday, October 28, 2010

うちのテーブル


うちのテーブル、広いでしょ。子供たちがこんなに大胆に物を広げることができます。でもって、私が寝転がっても十分な大きさ。で、私の体重すら支えてくれる頑丈なテーブル。

しかし、、、、、

これはテーブルでなくて、床なのであった。この頃、床の上に寝そべってぬりえをする双子。すごい迷惑。間違って踏んづけても、カーチャンはかわいそうと思わないぜ。寝る直前までこうやってぬりえに励んで、放ったらかしのまま寝られるとムカつきます。床の上にレゴのピースが落ちてることは日常茶飯事。それを踏むと、これが激痛。

片付けても片付けても散らかる我が家。

こんな我が家も、子供たちの友達にしてみるとToy Landの楽園らしい。

MacSaito、またへこむ。シュン

やってもやっても手が届かない。全然見込みなし。センス・才能一切なし。

それは、今学期取ってる統計学のコース。どんどん深みにはまってゆく~。このところ毎晩、我が家の先生にわからないことを一から教えてもらっています。MacSaito、ほとんど泣きが入ってます。練習問題を読んだだけでピタッと理解する先生と、何度も何度も説明してもらって、やっと、「あ~、そうか~」とおぼろげに見えてくるMacSaito。高校を卒業して20年ちょっと。今になってなんでこのアタシが√の計算しなきゃなんないのよ!!プリプリ。

我が家の先生、普段はイケてないけど、数学の話をする時はとてもさえている。

見た目はどう見ても普通。着る物はジーンズにトレーナー。買い物も好きじゃない。だから、すごくたまに服の買い物に行くとジーンズを3本まとめ買いしたりする。2本は同じ物で、1本は同じスタイルで別の色って具合に。私に言われないと、服を新調しない。

最初の印象は、すごーく普通の人。標準という言葉がぴったりと思った。でも、話は面白い。プログラマーなんて肩書き持ってるくせに、なんだか教養のかけらがあまりないな~、なんて思ったりもした。いろんなところに旅をしていた。ヒマラヤを登ったり、オーストラリアで3ヶ月バックパック背負って旅行したり、マチュピチュに行ったり。人は見かけによらないね~。いい年してガールフレンドがいないからゲイだと思って、いい人・しかもゲイ、これなら安心だと思って友達になってみた。

ゲイじゃないことがわかってから、ゲイの友達に話したことがある。「いい人っぽいけど、あまりにもオーディナリー(普通)すぎるの」って。フランクは、「そういうフツーに見える男が、実はなかなか面白かったりすんだよ・・・・・・」と意味深に笑った。さすがゲイは洞察力が深かった。

残るアサイメントはあと一つ。これはなんとかなるでしょう。が、一番の難関は期末テスト。先生を試験会場に連れて行けないアタシはどうしたらいいんだべ~。

Tuesday, October 26, 2010

Call me キューティMacSaito

いや~、1日1日と子供たちが待ち遠しい日が近づいてきています。本日は日本からEMS便で「トリック オー トリート」用のお菓子が到着。晴美さん、毎年感謝です!

さて、ハロウィーンは子供も楽しいながら、大人も派手にパーティするのが道理ってヤツで、今年はハロウィーンが日曜日なので、その前日の土曜日にあちこちでパーティが行われます。私たち夫婦にも毎年恒例の友達3人衆が開くパーティの招待状が届いています。そういえばあまりコスチュームで仮装したことなかったっけと思った私。長男を妊娠していた年は大きなお腹をいいことに、カトリックの修道女になりすました。そして神父様の仮装をした夫と道を歩いていみたら、あちこちから賞賛。妊娠中という強みを使って宗教をおちょくったところがバカうけだったわけだ。

今年は何にしようか、、、、、、と思って、コスチュームを選びに今日お店に行ってみると。。。。。今日あたりからコスチュームやハロウィーングッズが半額に下がっていた。んで、色々物色。魔女はありきたりだし、アバターのキャラクターもあったけど、ちょっと違う。

いつものイメージとまったく違う路線でいきたいな。。。。。と、

どれにしようかなと思っていたところに、コレ!と思ったコスチュームがあった。


エロチックなナース!これに決まり。黒の網タイツも買っちゃって。ヅラはオレンジ系のボブヘアー。つけまつ毛も買わないと。我ながら、今回も目のつけどころがいいぞ~。

ビニールの素材のこのナースのコスチュームを家で着てみた。双子の一人が、「ワーッ、ママってどうしてそんなに可愛いの?」だって。ウフフフ。でも、ちょっと体にフィットしすぎ。うーん、1サイズ上と交換しようかと考える。こういう時は迷わずあの人に相談。モチロン、それはうちの夫。そっち系専門だから。あっ、なんか誤解を招くこの発言。

「オー、キュート!」と私に一目ぼれの夫。「サイズはそれでいいよ。ばっちり」と、さすが、パーティ専門家のオピニオンはいいぞ。そして、「できれば、頭に載せるあのナースの帽子もあればいいんだけどな~」と。

もちろん、コスチュームにそれが付いてきました。早くも子供たちがそれをかぶって遊んでた。


おもちゃの聴診器もゲットしなければ。

土曜日のパーティが待ち遠しいMacSaito。が、今回は夫は留守番で私一人で参加になりそうな。セクシーなナースと一緒に行けないかわいそうな夫。

金曜日は長男の小学校でハロウィーンのパーティ。ボランティアで行くことになっているMacSaito。その日は親も仮装しないと格好がつかない。かといって、ナース姿で息子の小学校には行けない。一応アタクシも、大人の良識ってもんがありますんで。

で、魔女のケープが安くなってたので買っときました。金曜日はとんがり帽をかぶって、無難に魔女でいっちゃおっと。



土曜日にはパンプキンを彫ります。

なんか、いいムードが出てきたな。

Monday, October 25, 2010

来週のバンクーバー

月曜日はサカモト・リュウイチ。金曜と土曜は山海塾。

来週だけ番狂わせで、いきなり芸術の都になってしまったバンクーバー。普段は、グリズリーベアとホッケーのホームだというのに。。。。





山海塾は学生前売り券が40ドル。やっぱ、行っとかないとだめかいな。。。

Saturday, October 23, 2010

カナダ版 ”East is East”

インド系カナダ人の友人の妹が結婚することになり、先日、夫が彼女の結婚前のパーティに行ってきた。

インドの結婚式のお祝いは1週間くらいにわたって行われるもので、このパーティはその第一弾らしい。「レディース・パーティ」と呼ばれるそのお祝いは、古くは女性しか行けなかったけれど、今は殿方も行っていいらしい。大きなホールを借り切って行われたパーティ。そこは、新婦の兄である友人の長男の1歳の誕生パーティが開かれたところだ。そのパーティは私も行ったけれど、参加者が200名くらい、ほとんどインド人。子供からじいちゃん・ばあちゃんまで、中にはヨギとかグルとみたいな神秘的なインド人たちがたくさん来ていた。まるでマハラジャか~って感じ。まだ歩けるか歩けないかの小さな男の子が1歳になったのを祝うために、いろんなスピーチが行われて、ダンスやバンドの余興。そしてこの上なく美味しいインド料理のバイキング。インド料理が好きな私は、あー、こんな料理が毎日食べられたらいいな~とうっとり。そんなところに来ているインド人は、礼儀正しくお洒落でそつがない。そして、もちろんフレンドリー。あの首をクネクネ曲げるダンスを私もマスターしたい~。

パーティから帰ってきた夫に、「で、他にも白人は来てたの?」と聞いてみたら、「99パーセントがインド人」だったという答え。てことは、白人は夫と一緒に行った友人の他に、2,3人いたかいないかというくらい?周りが皆インド人のパーティに白人としてひょこひょこ行った夫を思うと笑えてきた。

ひな壇に座った新郎新婦に、来客が挨拶に行くという習慣があるらしい。その際、来客は新郎新婦それぞれに10ドルずつお金を渡すらしい。こういう時、文化の浅いカナダ人は失敗する。白人の夫はインドのそんな習慣は知らないものだから、事前に10ドル札を2枚持っていくなんてもちろんしなかった。財布には20ドル札しか入っていない。そこで、20ドルを新郎に渡してきたという夫。日本という、習慣や迷信にこだわる文化を知ってる私は、夫のそんな無作法な行為にホホーッと思ってしまった。そういえば、ずーっと昔、親戚の女の子の結婚のお祝いに包丁を贈った私は母親に怒られた。「包丁なんて、縁が切れたらどうするの!?」と。カナダ人よ、習慣や迷信は奥が深いんだよ~。

で、パーティの参加者に配られた箱を持って帰ってきた夫。開けてみたら、玉手箱~じゃなくて。。。。


ガルバンゾ豆とお砂糖とギー油のお団子。微妙にインドの香辛料がきいていて、これがめちゃくちゃ美味しい!子供たちに「すっごく美味しいお団子がある」と思いっきり期待させて食べさせてみたら、みんな一口かじって吐き出した。「コレ、おいしくい~」。ならば、オカーサマが遠慮なくご相伴させていただきます。

それで、あの映画がまた見たくなっちゃった。「East is East」。

Thursday, October 21, 2010

疲れた時には。。。。

「ヨッコイショ」って座って、一休みするのは年をとって覚えたこと。

そんな時には、ジャック・ジョンソンも効くようです。

自転車操業

相変わらずの自転車操業状態の母親業。今週は半母子家庭状態。ごはん作って、洗濯して、子供の宿題見て、サッカーの練習に連れてって、その合間に車を洗うこと考えたり、次のオイル交換はいつだったっけとか、電球を取り替えなきゃとか。。。3人のギャングVsカーチャンは、ちと心身にこたえます~。そのせいか、グリーンティをズーズーすすってるこの頃。

今朝、ちょっとカリカリした気持ちで運転しながら、ラジオのチャンネルを変えたら流れていたこの曲。

心に何かがしみこんできた。こういう時こそ、スローダウン。ニヤッと笑ってしまった。気づかせてくれて有難うと言いたくなった。どうしていつもこう、タイミングいいんだろう。

人生は美しいぞ!

Wednesday, October 20, 2010

追い越された・・・・・

ボンジュール。

国際派のMacSaitoは挨拶も洒落てるでございます。ここ2日くらい、小2のケンのお付き合いで一緒にフランス語のお勉強をいたしておりました。カナダの小学校では毎週のように単語のスペルテストがあります。日本の漢字テストのようなもんです。が、たくの坊ちゃまの場合、これがフレンチなんざす(ちょっとスネオのママ風に)。

我が家ではフレンチの宿題にはダディに登場してもらっています。ケベック訛りの自称「ある程度フランス語を話せる」夫は、ケンのスペルテストの練習や本読みの手伝いをしています。ダディが単語を読んで、ケンがそれを書く。が、ここ2晩ほどダディは夜に出かける用事があって、そんならと思って、カーチャンがダディの代役をやってみた。

まず、発音がだめ。”cétait(it was)”。「セィティ」と言ったら「エッ、なに?」と聞き返された。次は、”quand(when)”。「あのね、Qの次にuがある時は、ックになるんだよ~」。最近ジョークモードになるとフランス語を話すケン。なんか、完全に子供に追い越されてしまった。

双子にひらがなを教えるのもケンのほうがずっと上手。きっとそれはケンが日本語の先生の見よう見まねで教えてるからだと思うけど、弟たちもケンの話のほうによく耳を傾ける。カーチャン、いいとこなし。

そんなカーチャンですが、子供が寝静まってから自分の勉強をしています。さながら、夜の静寂の中で髪の毛振り乱して学術誌を読むあたくしは鶴の恩返し状態。髪は抜ける、肌は荒れる。今夜もこれからリサーチの企画書作り。

若さよ、戻っておくれ~。

Thursday, October 14, 2010

準備開始

カナダでは9月の新学期セールが終わると、店先のどこもかしこもハロウィーン一色に。ハロウィーンは10月31日です。

3人のギャングのカーチャンのあたくしも10月の声を聞くと準備に取りかかります。まずはお菓子の準備。我が家では、毎年120個くらいのお菓子を用意します。この時期、ポテトチップスの小袋やスニッカーズみたいなチョコレートの小さいのが60個くらい詰め合わせで入ってハロウィーン用に売られています。もちろん、ハロウィーンの翌日にはそんな詰め合わせ菓子が半額になってたりするのですが。

昨年ハリポタに化けたケンは、今年はダースベーダーになりたいとのこと。親ばかカーチャン、あちこちの店でコスチュームを見てみました。ダースベーダーのコスチュームは安いので30ドル。うーん、ハロウィーンだけにしか着ない物に30ドルはちょっと高い。黒いマントや衣装はなんとか調達できるとしても、ダースベーダーはあのヘルメットがなければ、全然意味なし。で、色々見て回ったら、あった。ヘルメットとマントだけで10ドルってやつ。あとは自前の黒いシャツに黒いズボン。胸の赤や緑のボタンは自分で作ってくっつければいい。ケンはもうすでにマントとヘルメットをかぶって家の中でいたいけな双子の弟たちの退治。実はダースベーダーのライフセーバーまで買ってしまったことはケンにはまだ言ってません。



ケンが小学校に行ってる時には弟たちがダースベーダー気取りで遊んだりして。。。


なんでもアニキの真似をしたい双子は、「ボクもダースベーダーになりたい!」&「ボクもダースベーダーになりたい!」。うーん、似たような背丈のダースベーダーが3人して「トリック オー トリート」に来られたら、お菓子を配る家の人たちも困ってしまうかも。。。夫は双子をクローントルーパーにしたら面白いのにと言ったけど、これはコスチュームを作るのが難しそう。

本当はR2D2を作りたかったカーチャン。


R2D2ならあたくしの得意なダンボール工作で、ちょちょいのちょいで作れたんだけどな~。となると、もう一人の双子にはC3POになってもらう?だけど、あの金のコスチュームはクローントルーパーより難しそう。体に金のスプレーをを塗るってわけにもいかないし。そんなことしたら、なんだか大人好みの面白さになってしまうし。。。なんてふざけたことを考えているカーチャン。


これはパンパースの箱で作ったトーマス。ケンの人生初の「トリック オー トリート」はこのトーマスで。まだ2歳だったやっこさんは、こんな格好で他人の家のドアをノックすれば、わけもなくお菓子をくれる現象にかなりドン引きでした。が、今ではもらえるお菓子ならどんどんもらいますよ~というノリの子供に。

うちでは例年、120個くらいのお菓子の投資が200個くらいに戻って返ってきます。3人子供がいるとハロウィーンはすごいことになります。ハロウィーンでもらったお菓子は、その後子供たちが毎日のように食べ続け、翌年の2月くらいにやっと全部消化。

家の外のデコレーションは来週くらいから。今年のハロウィーンは日曜日。スプーキーな1日の準備が着々と始まっています。

Tuesday, October 12, 2010

ぐりとぐら

バンクーバーのここいらの小学校では、子供たちに本を読ますことに力を入れています。ケンもキンダーガーテンの時から、毎日本を持ち帰ってきました。各クラスの担任の先生が揃えて教室に置いてある本。薄くてすぐに読み終えられるもので、年齢に応じた単語からなる話です。子供たちは1冊読むごとにノートに日にちとタイトルを記入し、まとまった数を読むと(15冊、30冊んど)先生からごほうびのステッカーをもらいます。

2年生に進級したケンも早速この「Home Reading」が始まりました。担任の先生は、「算数などの宿題はあまり子供たちにはさせるつもりはないけど、とにかく毎日本を読むように」という姿勢。

特にケンのようにフランス語を勉強してる子供には家でもフランス語の本を読むことはすごい効果。もちろん、フランス語がさっぱりのママンことカーチャンはこればかりは手伝えず、あやしげなフランス語を話すトーチャンに毎晩手伝ってもらっています。

ケンが毎日フランス語の本を持ち帰るので、カーチャンも年下の双子に日本語の絵本を読むことに力を入れるようになりました。絵本を読み出すと、パズルやレゴに遊んでいた手を止め、急いでカーチャンの隣に飛んでくる子供たち。「今そっちに行くから、まだ読まないで!」と真剣な声。

バンクーバー市立図書館には日本語の本や映画がたくさん置いてあります。姉妹都市の横浜から寄贈された本も多数。カーチャンの好きなのは、自分も子供の時に読んだ「ぐりとぐら」シリーズ。今日借りたのは「ぐりとぐらのおおそうじ」。ぐりとぐらがなんとなくうちの双子とダブルのです。

心と考える力を育ててくれる本。ここバンクーバーで日本語の絵本を読めるのが嬉しい。ここしばらくケンにはDSを買うようせがまれていますが、「買って!」とせがまれる物をみすみす買わないのがこのカーチャンの特徴。ケンにも早くそれに気づいてほしいな~。なので、もうしばらくは本を読んで頭の運動をしてもらうつもり。DSなんてもっと大きくなったら飽きるくらいできるんだから。

Monday, October 11, 2010

2時間

サンシャインコーストでのサンクスギビングのディナーは美味しかったです。ターキーは食べない私ですが、夫と子供たちはクランベリーソースをつけて美味しそうに食べていました。味わいあるクランベリーソースはオレンジを絞り込んであるところがミソらしい。今度、やってみないと。私が好きな芽キャベツはターキーディナーの時くらいしか食べないけれど、ベジタリアンにはこういうのがご馳走だったりする。今日の芽キャベツはアーモンドで和えてあった。

さて、今日はウエストバンクーバーの向こう側のサンシャインコーストに着くまでが長い道のりでありました。朝9時25分のフェリーに乗る予定で、早起きして子供たちを起こして着替えだけさせてフェリーターミナルへ出発。朝食はフェリーの中で食べようと、ゆうべのうちにバナナマフィンを焼いておいた。このフェリーに乗ると、先方宅には10時半には着く計算。

フェリーターミナルまで車で向かう途中、夫に「ガソリンを入れたほうがいいのではないか」と提案してみた。なんせ、ガソリンメーターの針が2本だけになっている。夫は「フェリーターミナルで入れればいいよ。あそこまではこのガソリンでなんとか行けるから」と。私はふと、フェリーターミナルにガソリンスタンドがあったっけな・・・・と思いながらも、そこで話題は変わってしまった。

日曜日の朝は車が空いていて、ハイウェイを飛ばしてフェリーターミナルに着いたのは予想よりはるかに早く。ヨッシャー、これなら余裕でフェリーに乗れると思った私たち。

今日はサンクスギビングの3連休。連休の時にカーフェリーはとても混み合う。予約をしないと車を乗せることは難しい。なので、カーフェリーの予約を入れず、車はフェリーターミナル近くの路上に停めてフェリーに乗り、向こう岸で知人に車で迎えに来てもらう予定になっていた。

サンシャインコーストに行くのは実に数年ぶり。なんせ双子が生まれてから週末の小さな旅行もしなくなったので、フェリーターミナルのあるホースシューベイまで行くことがとんと数年ご無沙汰。路上駐車ができるところを探そうとぐるぐると路地を車で回ってみた。が、あちこちの路上には「無料駐車、3時間」のサインが。きっと少し走れば3時間以上駐車できるところがあるだろうと思い、少し遠くまで行ってみる。時間は十分あるから、少し遠くに停めても歩いてフェリー乗り場まで行けばいいさとたかをくくって。

だけど、行けども行けども、しつこいくらいどの路上にも「無料駐車、3時間」のサインばかり。しまった!と思った夫と私。フェリーの出発時間はどんどん迫るばかり。フェリーターミナルのすぐ横に有料駐車場があったので、そっちまで引き返す。そんな時に限って、有料駐車場は満車。我が家と同じ考えで、フェリーが混むので、みんな前日から有料駐車場に車を置いてフェリーに乗って行ってしまったのだ。

それで、夫と子供だけフェリーに乗せて、私が車をウエストバンクーバーまで乗って戻り、そこに駐車してバスでフェリーターミナルまで引き返して次のフェリーに乗ることにした。夫がフェリーの切符を買ってる時、まだフェリーには車を乗せるスペースがあること、あと8分以内だったら車を乗せられると言われた。そこで急遽予定を変更して、とりあえず夫と子供だけフェリーに乗せて、私は車に戻って、車専用のトールブースまで引き返すことに。が、これがまたハイウェイをウエストバンクーバーまで戻り、そこでUターンしてという面倒なルートを取ることに。8分以内の時間との闘いだけでなく、その頃にはガソリンメーターの針がすっか消えていた。

大急ぎでハイウェイを引き返し、また戻ってトールブースに到着。10分くらい経過していた。フェリーにはちょっとの差で乗り遅れ。となると、次のフェリーまで2時間待ち。いきなり、私の人生にぽっかり2時間もの空白の時間ができてしまった。夫が子供を連れて行ったので、うるさくまとわりつくチビ3人が突然いなくなってしまった。自慢じゃないけど、子供がいる時は分刻みで行動しなければならないくらい忙しい私の生活。そんな時にいきなり予告なしに2時間もの時間ができてしまって、どうしていいかわからなくなってしまった。こういう時に限って、本を持って来てなかった。イテー。いったんトールブースでお金を払って車を停めたら外に出ることはできるけど、フェリーターミナル近くはお土産の店しかないので、何もすることがない。とりあえず雑誌を買おうと思って店で物色。「ヴォーグ」やゴシップ誌の「ピープル」など写真がカラフルな雑誌がたくさん並んでいる。だけど、ここ数年雑誌すら買ったことのない私は、買いたい雑誌すら思い浮かばなくなっていた。パラパラとページをめくっても目に入るのは広告だけ。これが読みたい!と思える雑誌がなくなってしまった。トホホ。それで一生懸命考えた末に買ったのが「ナショナルジオグラフィック」。今回の特集はメキシコ湾の原油流出。おもろい~。写真もすごく美しい。

2時間の待ち時間が過ぎ、フェリーに車ごと乗って向こう岸のギブソンズへ。やっと目的地に着いても心はまだドキドキ。とにかく、ガソリンスタンドを見つけなければならない。ガソリンメーターの針が消えてから20キロ近く走ってるような気がする。車がハイウェイの途中でいきなりストップしたらどうしようとドキドキしながらやっとガソリンスタンドを探して給油。なぜかこういう災難は夫ではなく、私に降りかかる我が家の事情。あの時、夫がガソリンをどこかで入れていたらこれほどまでに心臓もドキドキしなかったわよ~。

Saturday, October 09, 2010

今年の感謝祭

2週続けての課題を終わらせ、今日から感謝祭の3連休。

今回の課題ではこんなグラフを作って、これを分析しなければなりませんでした。統計分析って、その手のミソを持ってないと何言っていいかわからないし、的外れになったり、見落としてるデータがあったりと難しいったらありゃしないぜ。それにつけても、一家に一人、数学に強い人がいるのはいいことです。あー、でも期末試験にはあの人を連れて行けないのが辛い。


これで感謝祭のディナーパーティは心おきなく楽しめそう。今年のターキー・ディナーは知人宅におよばれです。明日は早起きして、ワインを数本ぶら下げて、フェリーに乗って行ってきます。ウエストバンクーバーから出るサンシャインコーストまでのフェリーは30分弱だけど、山と海の展望は絶景。

てなわけで、酒屋でワイン選びをしてきました。酒屋でお酒を選んでる時に幸福感を感じる私。子供のことも家事のことも一切忘れられるあの空間--- あっ、もしや私、カウンセリングが必要だったりして。。。

Wednesday, October 06, 2010

今なぜか・・・・・

4歳と6歳の息子たちが、私と夫が若い時に聴いていた曲を好むようになったのはなんだか嬉しい。

子供たちの耳はビートに敏感。ヒット曲を作り出したい人は、まず子供に聴かせるのがよかったりして。子供がグーを出したらいけるかも!ねっ、カオスさん。

てなわけで、今なぜか我が家でブームのこの曲。うちのトンちゃんはレゴを組み立てながら、「ジャスト、ドゥー イット♪♪♪」かなんか鼻歌交じりで歌っています。じぇーんじぇん意味はわかってないくせに、英語はめちゃくちゃうまいトンちゃん。カーチャンも見習わないと。。。



マイコーといえば、私はやっぱり「ビリージーン」。あの頃のマイコーはかっこよかったよね。

そういえば私も小さい頃、母親が好きだった殿様キングを口ずさんでたな。「あなた~のために~ まもりぃ~とおした オンナのみさお~」とかって。あの頃、それが何を意味するのかまったくわかってなかったわ。。。。

Tuesday, October 05, 2010

どんぐり警報発令

今朝のこと。ケンを小学校に送った後、珍しく車をガレージじゃなく、家の前の道路に駐車。その時、何かが車の屋根を直撃。パチーン!という撥音が快く響いた。

ヒャー、なんや、今の音?と少し考えてみた。すぐに車からおりると、矢継ぎ早にバチバチッと、今度は何かが歩道に降ってきた。

ホシはこれ。


その正体はどんぐり。そうだ、もう10月。この季節がやってきました。そういえば、木々の葉っぱもどんどん色づいてきている。このへんはあちこちにどんぐりの木があるから、これから空から降ってくるどんぐりには気をつけないと。


我が家にはどんぐり拾いが好きな子が一人。それは双子A。あの子のポケットもこれからしばらくどんぐりでモコモコに膨れ上がることでしょう。

Monday, October 04, 2010

喜んだのもつかの間。。。

日本では芸能ニュースが今日もにぎわってますね~。早く日本に行きたい!

今日知った朗報。エア・カナダが来年からバンクーバー-羽田の直行便を飛ばすと聞いた。ということは、成田から千歳までの乗り継ぎを待たずに、羽田からそのまま千歳に飛べると思った。羽田-千歳間は便も多いし。これはいいぞ。エア・カナダはサービスが悪いので日本に行く時はJALばかり使っていた私です。JALは客室乗務員のお姉ちゃんたちが利発で気が利くし、子供たちにすごく良くしてくれる。一方、エア・カナダは、客室乗務員の当たりはずれでその時のサービス内容に差が出る。

それで、気の早い私はすぐに時刻表を見てみた。

。。。。。。エッ?羽田着、23時。。。遅すぎ~。これじゃ千歳への乗り継ぎ便なんかないから、その晩は羽田泊まり。

帰りは。。。。。羽田発、00:30?

てことは夜中便。午後10時にチェックインしたとしても、搭乗が夜中ならそれまで子供たちを起こしておかなければならなくなる。

というわけで、これって話になってないやん~。ちょいと家族向けではないかもしれません。

てなわけで、喜んだのもつかの間、飛ぶならやっぱりJALです~。

Sunday, October 03, 2010

十三人の刺客

「十三人の刺客」を見てきたところです。

気を張って見すぎてドドーッと疲れた。おもろかったわ~。日本でも公開されたばかりなのでストーリーには触れませんが、今晩の劇場の様子を少し。

バンクーバー国際映画祭の出展作品として公開されたこの映画、満員御礼。劇場外ではチケットを持っている人とチケットを持っていない人の行列ができていました。後者の行列もなかなか長い。チケットは売り切れだっつーのに、ノーショーの人が出ないかとまさかに賭けて待ってた人がすごい数。三池作品はバンクーバー映画祭の常連なので、見たい人多かったんでしょうね。ゴクローさん。

後半は殺陣シーン満載なのに、場内ではよく笑いが巻き起こっていました。爆弾が上がるシーンとか、ゴローちゃん扮するサイコ藩主が斬った首を蹴っ飛ばすシーンとか。カナダのお客さんって、映画は本当にエンタメとして見るんです。

役所広司さんが素敵だったし、松方さん、年を取ってもかっこいいわ~。

もちろん最後は場内拍手喝采でした。

今年の映画祭の映画はこれが最初で最後になると思うけれど、行ってよかった。

また、子供たちにはスケートなんて甘ったるいスポーツをやめさせて剣道を習わせたいと思った夜でした。

イヤー、映画って、ホントーに素晴らしいですねぇ。

それでは、サヨナラ、サヨナラ。

Saturday, October 02, 2010

ごはん

キッチンに来るなり、「いいニオイ~!」とケン。深呼吸をしてからまた、「このニオイ、だ~いすき」と。

私はキッチンで、「さて、これから夕食の支度でも。。。」と思っていたところで、何も出来上がっていないキッチンで匂いはそれほど感じられないはず。

と思ったところで、アッ、これかと思いました。


ごはんが丁度炊き上がるところだった。

ちょっと嬉しくなっちゃった。さすがニホンジンの子供。ごはんが炊き上がるあのニオイをキャッチするなんて。今晩は3回くらいごはんのおかわりをしたケン。納豆とふりかけがあればいくらでもごはんが食べれちゃう子供。いいぞ~。

そんなケンですが、野菜嫌いが玉に瑕。てなわけで、カーチャンはケンにこっそり隠れて納豆に色々忍び込ませているのです。今日はかぼちゃとネギ。納豆に混ぜてしまえば、「納豆、大好き~」とよく食べるのです。

双子は雑草のように何でも食べて、床に落ちたものでも拾って大事そうに食べる子供たちでたくましく育ってくれています。

母はこれからも頑張って1匹の子羊と2匹の子犬を育てて生きます。

新聞より

日本とカナダの今日の新聞によると、ブリティッシュ・コロンビア州のビクトリアでESLに通っていた日本人学生が乳児遺棄で逮捕、そして保釈されたことが書かれていました。ビクトリアは私も1年半暮らした町。ビクトリア大学にもよく行ったし、日本人留学生も多いし、状況がなんとなく見えてくる気がします。

ブリティッシュ・コロンビア州最大誌の「バンクーバー・サン」によると、20歳の彼女が通っているビクトリア大学が全力を挙げて今回の事件に対処してるとのこと。Bさんが12月に裁判所に出廷するまで安心して暮らすことができるよう、大学側ではBさんを乳児の遺体が見つかったホームステイ先から新しいホームステイ先に移し、出廷まで尊厳を持って暮らせるよう努めるようにするとのこと。できるだけ大学に早く復学できる環境も整えたいとのこと。警察は彼女を病院に連れて行き、産後検診をさせたと書かれていました。彼女の弁護士の談話では、このケースは日加の文化の違いを踏まえて扱わなければならない。幸い、ビクトリアで日本語を話せる弁護士がBさんに状況説明に当たっているなどと書かれています。

Bさんも色々な事情があってカナダに来たに違いありません。ありすぎたからカナダに来たのかもしれないですね。それにしてもこれから海外で裁判にかけられる若い日本人女性のことを考慮し、文化の違いを尊重して親身になって対処している受け入れ先のビクトリア大学。

先は長そうだけど、人道的な措置を取ったカナダのあり方に少し拍手。

Friday, October 01, 2010

てやんでぇ~

さわやかな秋晴れが続くバンクーバー。日差しがまばゆいこの頃。

昨日は、夏の間からたまりにたまっていたリサイクルの空き瓶・空き缶を持ってリサイクルステーションへ。我が家のガレージに山積みされている空き瓶と空き缶は車のトランクに全部入りきらないので、とりあえず半分積んで。

リサイクルステーションは鼻が曲がりそうな臭いが立ち込めている。腐ったアルコール飲料の臭い。それをこらえて、ステーションに置いてある空箱に空き瓶と空き缶を移し変える作業をしてからキャッシャーに持っていく。だいたいリサイクルステーションに空き瓶や空き缶を持ってくるのはホームレスの人々。バンクーバー市内の裏通りを自転車やスーパーの大きなカートをゴロゴロ転がしてリサイクルできる物を集めるのが彼らの日課。私はいつもそこに行くのは社会見学のような感じで、人々が話していることに耳を傾けている。ホームレス同士の喧嘩を見たこともある。ケンもたまに連れて行って手伝わせる。手伝ってくれたお駄賃に小銭を少しあげる。

昨日の上がりは10ドル。そんなお金をもらってなんとなく得した気がして嬉しくなった私。ところが、作業していたカウンターに置いたサングラスが消えていた。朝早かったので、ステーションにいたのは私の前にキャッシャーに立っていた若い男1人。ホームレスじゃなくて普通の男。私が振り向いた時はもう消えていた。かなりあやしいヤツ。安物で傷だらけのサングラスだったけど、実用性抜群のサングラスだった。10ドル得したと思ったのもつかの間。新しいのは10ドルでは買えない。憤る私。10月になった今日も、日中は20度くらい。日差しが目にしみる。

少しリサイクリングの意欲がくじかれた気がしたけど、私はこれからもリサイクリングを続けます。

そこで久々に叫びたくなったフレーズ。

「ニホンジン、なめんじゃねーよ!!」