Monday, August 30, 2010

ロッキーに泣く。

お久しぶりでございます~。

昨日、ロッキーへのキャンプ旅行から帰ってきました。ジャスパー、バンフ、レイクルイーズのロッキー山脈を囲む国立公園をまわり、カルガリーやBC州の州立公園などでキャンプしてバンクーバーまで戻ってきました。その間、走行距離3700キロほど。こんなに走っても13州のうち2州しか行ってません。この国、広すぎ。

実はロッキー山脈をなめていた私。カナダ滞在10数年にして今回が初めて!

最初の訪問地ジャスパー国立公園では、私たちのキャンプ場に珍客さんの飛び入り。それはエルクの群れ。野生動物を見つけたら30メートル離れるようにとあちこちにポスターが貼ってあったけれど、この方たちはのんきに、人間なんて気にしないでキャンプ場を横切って行かれました~。


一番印象に残ったのは、ジャスパーのEdith Cavell山。ジャスパー国立公園の中で一番高い山で、標高3300メートルちょっと。氷河におおわれていて、氷河が浮かぶ緑色の湖や、氷河の洞窟など、開いた口がふさがらなかった。写真の下に小さく写っている我が夫。これでも山のかなり上まで車で行き、山の頂上はもっともっと上。


いたるところに絵のような山と湖。




コロンビア大氷原で雪合戦を始めた子供たち。世界文化遺産でそんなことするなって!ここはかなりの高地で空気も薄いしすごく寒い。もちろん子供たちはお構いなし。


そしてロッキーを離れてカルガリーの西の大平原まで行くと、そこはジュラシックパークだった!あちこちで悲鳴が聞こえていました。ウシシ。。。


てなわけで、これから社会復帰です。今日は洗濯をガンガンして、明日は汚れに汚れた車の中と外を洗い、ジムに行こうかな~と思っているところでやんす。そして子供たちの夏休みはまだ1週間続く!

Saturday, August 14, 2010

いざロッキーへ!

てなわけで、車のてっぺんにルーフラックを取り付けて、キャリアボックスも載せました。

明日朝出発。まずはバンクーバーとジャスパーの間にあるクリアウォーターで2泊のキャンプ。そしてロッキーへと向かいます。

ついにあの「ライスカレー」のロッキーに行きます~。

ブログは9月に再開いたします~。

Wednesday, August 11, 2010

いざロッキーへ。準備編

Mountain Equipment Co-op(MEC)Canadian Tireまで買い物に行きました。どっちとも私の好きな店。カナダに来る人は、どっちのお店にも行ってみて下さい。カナダではどんな物が買えるかよくわかります。

必要なもの その①

ランタン。子供が生まれてから、もう何年もキャンプに行ってなかった私たちは、今の時代のランタンがLEDに変わっていたことは今回のキャンプで初めて知ったのです。たしかに、これはいい。火事の心配がないので、子供にも安心だし、テントの中でも本を読める。我が家のファミリーカーは小さいので、持って行く物も極力コンパクトに。MECで見つけたこのランタン、大きさは文句なし。

使う時はこんなふうに。ピカーッ。


必需品 その②
そう、子供たちはこのピョンピョンちゃんも忘れてはならない物だけど、大人にはこのヘッドライトが欠かせない。


必需品 その③
鍋底の汚れをこするスクレーパー。小さくて便利。でも小さすぎてなくさないようにしなければならない。


必需品 その④ 重要度かなり高し。
コーヒーにうるさい夫には。。。このモカ・マシン、美味しいコーヒーを作るけど、ちょっとカサになるし、毎回洗うのが面倒くさい。だからちょっと無理。


スタバのこれもいいけど、やっぱり大きい。


そして見つけたのが、これ。あれ、なんだかコーヒーというよりも、「お点前ちょうだいいたします~」と言ったほうがいいような形。


たたむとこんなにコンパクトに。


必需品 その⑤
最後にもう一つ、キャンプ気分を出してくれるこのアイテム!


テーブルクロス。木でできたキャンプテーブルを飾ってくれるこのビニールのテーブルクロス。これがあるだけで、雰囲気が和むのです。

夫はエクセルのスプレッドシートで事細かな持ち物リストを作りました。彼は仕事でいつもスプレッドシートを使っていて、仕事以外ではとても大らかな人なのに(大らかすぎるって話もあるけど!)、どうしてホリディ準備までスプレッドシートに頼ろうとするんだろう。私は手書きのメモが一番好き。

Tuesday, August 10, 2010

ホリディ!!

ポスターの展示が終わり、やっと大学が夏休みに。つまり、つかの間のホリディが始まったんでございます~。ヤイ!

この週末は近場のカルタスレイクまでキャンプに。実はこのキャンプは来週出発予定のロッキーまでのキャンプの前哨戦。


子供たちを連れて行くキャンプは初めてで、一体、何が起きるやらと思っていたら、意外とスムーズに。しかも、着いた晩に雨が降り始めて。。。翌日は1日中雨。何度かキャンプでカナダ横断をしたことがある夫は、これまで雨が降ったキャンプ経験は1,2度しかないと。そして家族で初めて行ったキャンプが雨に。。。雨女は、シェリー。「あたしが行くキャンプって、必ず雨が降るのよ~」って。行く前に言ってくれりゃよかったのに。誘わなかったから。そういえば一緒に旅した四国でも大雨が降った。うーん、シェリーと今後も行動を共にする時はよくよく考えなければならない。。。


それでも子供たちは雨が降っても全然おかまいなし。湖の水は温くて。テントも雨が入らなかったし。


このキャンプはロッキーに行く前にしておいてとても良かったのです。本番キャンプに何を持っていけばいいかよくわかったので。

まず、耳栓。今回のキャンプで隣にテントを張ったオジサンが、ものすごーいいびきをかく人だった。まるで、熊が隣で寝てるのではないかというくらいの大轟音。朝4時に夫に起こされた。「このへんに、24時間営業のドラッグストアないかな、、、」と耳元で囁かれた。「全然寝れないんだよ」と。ふだんは鈍いくらいの人なのに、とにかく寝る時の雑音には敏感な彼。「こんな山奥で、24時間営業の店なんてないんじゃないの~」と寝ぼけてこたえた私。「じゃあ、ボク、家に戻って寝て、また明日戻ってこようかな、、、」っておかしなことを言い出す夫。最低8時間の睡眠をとらないと頭が機能しない夫には、熊の寝息は拷問に違いない。「車の中で寝たら?」と言うと、「わかった」とテントの外にでた夫。意外と私はどんな音でも寝れるほうで、そのまま、朝まで熟睡。私が起きる時にテントに戻ってきた夫。「車の中でも寝れなかった。別のテントで寝ていたウェンディも寝れなくて、二人で湖の周りを散歩してきた」と。そして、熊が起きると同時に、寝袋にくるまって熟睡したかわいそうな夫。それもこれも、ヤツがいつも使っている耳栓を忘れたから!

今回のキャンプには知人の20年物のグランド・キャラバンのバンを貸してもらったので、車内のスペースには困ることがなかった。いる物もいらない物も、なんでも詰め込んでしまえばよかった。


が、我が家のファミリーカーのマツダ3ではそうはいかない。まずはルーフラックを取り付けて、その上にあの箱を載せなければならない。ルーフラックだけで500ドル。箱はまた別売りで500ドルほど。幸い、箱は友達に貸してもらうことに。

ルーフラックをつけても、クーラーや5人分の寝袋を詰め込むと、車はギューギュー詰めに。親切な知人は20年物のグランド・キャラバンをロッキーまで乗っていいと言ってくれてるけれど、エンジンがすごい音を轟かせる。マフラーに穴が空いてんのかな。車検がない国に暮らしていると、いろんな車を見かけるけど、このバンもそんなビンテージの一台。あんなエンジン音でブルルンブルルンとハイウェイを走らせてロッキーまで着いた頃には難聴になっているかもしれない。。。



このキャンプ、4家族で子供6人、ティーンエージャー1人。友達が子供たちに言っているのを耳にした。
「みんな知ってたかー?この湖にはカナダで一番サスクワチが棲息してるエリアなんだぞ!サスクワッチは、あのクワチの親分みたいもんだ~」と。


もちろん、そういうことをカナダ人にもっともそうに言われると、「あー、そうなのか~。本当にここにキャンプに来て良かった」と思ってしまう私。その後で子供たちを連れてキャンプグランドを散歩していたら、あーいたいた!サスクワチが本当にいた!








ホリディってこれだから楽しいのよね!

次回は持ち物準備編です。

An Evening with Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)

ちょっと舞い上がっております。

11月に教授がバンクーバーに来る!題して、「An Evening with Ryuichi Sakamoto」

一緒に行くのは、音楽とファッションの話をしたら百科事典のようなガールフレンドのローラ。

チケットはたったの30ドル。アンビリーバブル!

実は10代の頃、札幌のナイトクラブ(シニエだったっけ?)で教授の追っかけをやったことがある。その時、一緒に行った友達は、教授に向かって「あの~、とても失礼なことかもしれないんですけどぉ、、、、」と前置きして、いきなり頬にチュ~。モチロン、教授は迷惑そうな表情でした。

私が10代の頃の世代は、教授やYMOにめちゃくちゃ刺激を受けていた。あの時代、面白かったね。今は「テクノ」なんていうと、なんかわけのわかんないピコピコ♪♪メロディで、オバサンにはついていけなかったりする!

Monday, August 09, 2010

ポスター 完成

ここ1週間、この夏で一番忙しくしていました。

ポスター、やっと完成!

今回もすったもんだでやっとできました。水曜深夜前に台紙にペタペタ貼っていたら、スティック糊があとほんの少ししかないことが判明。ヤバイ!これじゃ最後まで貼り切れない。。。と、近くの深夜まで営業してるスーパーに駆け込んだ。

そしてできたのがコレ。深夜ちょい過ぎ。フーッ。


なんやコレ、って?貼ったものが色々剥がれないように、朝まで重しをしたわけです。

モノホンのブツはコレ。


それにしてもこの課題、疲れた。15ページのペーパーを書くより手間ひまかかった。もう2度とこんな課題に取り組みたくないと思いながらも、実はやってよかったと思った。これからも人類学を続けてゆくにあたり、どんな研究やリサーチをしていきたいか自分と向き合うことができた。

Monday, August 02, 2010

ホグワーツ入学案内~じゃなくて。。。


あの二人にあらたまった感じの速達書留が届いた!同じ日に2通一緒に。

もちろんそれはこの二人。



あの二人はミドルネームというものが2つある。ゆえに、法的な名前は、苗字と名前を入れたら全部で4つ。速達書留のあて先にはきちんとその名前が全部記されていた。あの二人の本名を知る人はほとんどいないはず。だから、こんな封書が届いて。。。ちょっとあやしい。

これまで手紙などもらったことのない二人にいきなりこんな堅苦しいものが届いたもんだから、カーチャンはとっさに、「ついに来たか~。ホグワーツからの入学案内」と思った。

少しびびりながら封筒を開けると、なーんだ、こういうことだったかと合点がいった。



そうだった。少し前に更新申請したパスポート。4歳の二人は今後5年使えるパスポートを受け取った。5年たったら、この写真は別人に見えるんだろうな~。なんか9歳にもなって子供らしい顔したパスポート持ってたらちょっと恥ずかしいかも。。。

私のパスポートは10年パスポート。2001年に受け取ったもの。だから後1年大丈夫。なもんで、写真の私は10歳若い!ちょっと得した感じ。ウフフ。