Friday, January 18, 2008

子供たち近況

フルーから復帰しました。私のフルーから始まり、この2週間で家族みんながなんらかの風邪の症状にかかり5人目のノアまで一巡したところで、今みんな回復に向かっております。めでたし、めでたし。

さて、今日は子供たちの近況を少し。。。

長男のケンは毎日元気に幼稚園に通っています。9月から年中のひまわり組になり、頭と心が一回り成長した感じ。今年は年長のさくら組の子供が少なく、実質的にはひまわり組の子供たちが下の子を引っ張っていってるようなところがある感じです。ケンはひまわりさんの中では唯一の12月生まれで最年少で体も小さいけれど、同じひまわりの子供たちや、下のクラスのすみれ組の子供たちと楽しそうに遊んでいます。12月のクリスマスコンサートでは、欲目と親ばかの偏った見方しかできない私に言わせれば、ケンが(ちょっと小声で)一番リズム感があった気がしております!トーマスからは少しずつ遠ざかりつつあり、今はプラレールの新幹線に夢中。大きな目と愛嬌ある顔のトーマスより、よりリアルな新幹線系に移行してる途中。幼稚園の男の子が言うのを真似して、「ケイヒントーホクセンが到着しま~す。閉まりますからご注意くださ~い!」なんて言いながら、プラレールを走らせています。「日本に行きた~い」とせがまれるこの頃。私が体のどこかをぶつけて痛がってる時など寄ってきて「痛いの痛いの飛んで行け!」と言ってくれたり、トモキやノアが何かやってるのを見て「上手にしてるね」など、優しい男の子に育ってくれています。本が大好きで、表情豊かな子供。英語と日本語のバイリンガル。私が今でも苦労してるRやVの発音をいとも簡単に言うことができます。ジョークのセンスもグー!この冬休みでトイレでうんちもしっかりできるようになり(バンザイ、今度こそ本物!)ました。
 これからの成長がますますたのもしいケンも9月からカナダの教育制度の幼稚園に入園です。今月が手続きの月で、先週、近くの幼稚園に申し込みを済ませてきました。カナダの場合、幼稚園は小学校に併設しています。幼稚園はだいたい1年保育で、そのまま併設の小学校の1年生に進級です。こちらにはカナダならではの特徴で、幼稚園からフレンチ・イマージョンという制度があります。それはフランス語で教育が行われるのです。カナダ全土にフレンチ・イマージョンの公立校がありますが、数が少ないため申込者は抽選で選ばれます。今回、ケンは近くの英語の幼稚園と、フレンチ・イマージョンの幼稚園に申し込みをしてきました。フレンチの場合は抽選で、結果がわかるのは2月中。入れたらラッキーだし、入れなくても英語の幼稚園に通うことができます。それに、この先ケンがフレンチを覚えたければ、late French immersionといって、7年生から始めることも可能です。

少し前には「悪ガキ」の烙印を押された双子、トモキとノアも最近は少し物事がわかるようになってきたようで、母、ホッとするにはまだ少し早い、、、か。トモキに関しては、ロバートと私は常々「小さな子供がみんなトモキみたいないい子だったらいいのに」と言うくらい、素直で物分りがよく、思いやりのある子供です(今のところは!)。ケンやノアが泣いているといち早く飛んで行き頭を撫でてくれます。食事が終わってもっと欲しい時は「ノット(もっとのこと)!」と言います。外に行く時も、ケンなんていまだに私に抱っこしてもらいたいというのに、トモキは私と手をつないで歩きます。トモキは、ノアのことを「ノアキ」と呼び、私のことを「ママキ」と呼びます。3人の子供の中で一番シャイなのがトモキ。大勢の人が我が家に集まるとダイニングテーブルの下に隠れます。そこからお客さんたちを眺めながらモグモグおやつを食べたり。トモキはまだボキャブラリーが少ないけれど、よく物事を見ていることに度々驚かされます。私が子供の靴下や靴を探していると持ってきてくれたり、自分がズボンをはいていない時には、どこかからかズボンを持ってきたり、物事をよく知ってることにドキッとすることがあります。この頃は自我が芽生えてきた双子、おもちゃの取り合いが増えてきましたが、トモキはいつも手を放しノアにおもちゃを譲ります。最近のヤケドでの病院通いも、泣きもせず包帯のチェンジがいつもスムーズにできました。手がかからない子のトモキです。

トモキより14分遅れて生まれてきたノアは、我が家で一番ドラマチックな子供です。人見知りしないで一番爛漫としてると言えるのかもしれないけれど、喜怒哀楽がはっきりしているのもノアでしょう。先日ロバートは「一番泣くのはノアだけど、一番笑うのもノアだね」と言いました。その通り。そして、とにかくよく食べる。我が家の冗談でこういうのがあります。「ノアって、一日一食しか食べないよね。だって、一日中ずっと食べ続けてるから」。気がついたらノアはキッチンをうろうろしています。ダイニングチェアーを押してカウンターに持って行き、りんごやバナナを取るのもいつもノア。りんごのことを「アナナ」と呼びます。最近熱を出した日にはベビーシッターの梨恵さん曰く「あのノア君ががつがつ食べることもなく、やっぱり具合が悪いんですねぇ」と。「がつがつ食べる」とは、まだ2歳にならないノアにまさにふさわしい言葉です。3兄弟一緒に食事をしながらノアがわけもなく「アマイ!」と言えば、ケンが「甘くない!」と言い返し、甘いの意味がわかってないノアはただただ「アマ~イ」と繰り返し、それにぶち切れるケンは「甘くない!」と怒鳴りとてもにぎやかな食卓の我が家。トモキが私のティポットをひっくり返してヤケドをした時も、「ノアじゃなくて、トモキだったの?」と驚いた友達が数人いました。ノアがやらかしてくれた一番最近のハプニングは、我が家のアラームのスイッチを押して、家中にアラームの音が鳴り響いたこと。ロバートがノアを抱いている時に、運悪く、ノアの高さが壁に取り付けられているアラームの操作盤に手が届くところになってしまい、カバーを開けてチョンチョンとボタンを押してみたところアラームが解除に!我が家は騒然となり、30分近くあのヒステリックなけたたましいアラーム音が鳴り響きました。私はあの音で吐き気がしそうになりました。ノアらしいハプニングです。

小さな子供が3人いるので、なかなか思うようにひとりひとりに愛情と時間が費やせないのが心の痛むところですが、子供たちは3人それぞれ個性を身につけ、雑草のようにたくましく育ってくれてる気がして嬉しい日々です。

1 comment:

orange said...

フルーから復活されて、良かった良かった。まずは元気でいることが、何よりでございますね。

3人の小さな男の子たちがいると、どんなに賑やかなことだろう!と私には途方もないことのように思えるのですが・・・やっぱり一人ひとりに個性があって、興味深い!

ちょっと大きくなった(であろう)3人に近いうちにまた会いたいです~!遊んで~!