Wednesday, January 14, 2009

この時期よくあることなのだけど、バンクーバーは霧が深くなってきました。日中でも空から霧がおりてきて、上空が見えないなんてこともあるし、夜は夜でガスタウンなんかを霧が覆うとなかなかミステリアスな雰囲気が出ている。今晩は霧に浮かぶおぼろ月がきれいでした。今週は双子のプリスクール第二週目。明日は私も教室からもうちょっとまとまった時間離れたいな~と願っております。コミュニティセンターにはジムがあるので、したたかなもくろみで、双子がプリスクールに行っている間、ママはジムでいい汗を流したい。その後でセンター内の図書館に寄ってDVDなんか借りれないかしら。。。

今週から大学も始まりました。今学期のコースはQualitative Research。これは社会・人類学部を卒業するために必須のコース。数値に集中し、帰納法を使ったQuantitative Researchと一線を画するQualitative Researchは比較的新しい方法のリサーチで、対面調査や民俗誌制作などの演繹法を取り入れています。たとえば、ホームレスや女性の地位差別などを深く調査するにはQualitative Researchが役に立つわけです。今回はひょんなことから友達のジェロームが聴講生としてこのコースを取ることにしました。ジェロームはテクニカル・コミュニケーターという肩書きを持ち、すでにMBAまで持つ博学な人、かつSFUで講師として教壇に立ってるくらいなのですが、今後の仕事に役立てるためにこのコースを聴講したいそう。そして彼はStatistics Canadaというカナダの国勢調査にゲイ・レズビアンに関する統計を入れるよう、数年間にわたるロビー活動をした3人の活動家(英語ではactivistと言います。さっ、みんな、英語の練習、アクティビストと言ってみて!)の一人なのです。笑えるのは、ジェロームがクラスで最年長、そして私がその次、先生は私とジェロームよりはるかに若い!といっても、イギリスの大学で博士号を取った新進の女性社会学者です。はるか遠い山のてっぺんにあるサイモンフレーザー大学まで、これまで私は1時間近い道のりを一人で車を走らせていたのですが、これからはジェロームと一緒に行くので少し楽しくなりそう。そしてさらに驚いたのは、このクラスには日本人の留学生がいたのです!社会学と人類学を専攻する私はもう何年も大学に行っていますが、クラスに日本人がいるのはこれが2度目。すっごく驚き。ちょっと嬉しい。。。ヤッホー!

バンクーバーの雪はすっかり解けました。

1 comment:

orange said...

Qualitative Research、私も去年ウチの学部で取りました~。実は大苦戦、したのですが・・・(パイロットリサーチが大変だったのです・・・)。社会学系ならもはや必須ですものね。有意義なクラスになりますように。

私は今学期はCanadian Studies。なんか歴史のクラスみたいで結構楽しんでやってます。社会学系も1つぐらいは取りたいなと尾思ったのですが、色々制約があって今回はご縁がありませんでした。

私先学期まで2terms続けて日本人のクラスメイトがいたのです(それぞれ別の人)。それまではウチの学科でも全くいませんでしたから私もヒャッホーでした。でも若い子は吸収が早い~!・・・とか言ってる場合でないですね。

学ぶことを楽しみつつ今学期も頑張りましょう!