Sunday, January 14, 2007

New Year's Resolution


 毎年この時期になると、カナダ人は「New Year’s Resolution」を話すのが好きなようだ。今年の目標、とでも言えばいいのだろうか。だいたいがあまり大げさでなく、けっこう身近で簡単なことだったりする。家の中をきれいに整頓したいとか、定期的な運動を欠かさないとか。まだ2週間しかたってないけれど、今年になって何度かジムに行った。私たちが行くジムには託児室があって、私や夫がケンを預けてワークアウトをしたり、週末は家族5人で行って3人の子供を預けることもある。家族5人で行く日はちょっとした大がかりなイベントだ。午前中家を出て、双子をバギーに乗せて、ケンは歩いたり走ったり、疲れたらダディに肩車をしてもらったりと、ブロードウェー沿いを片道30分かけて家族5人で歩くのは楽しい。私と夫が1時間ちょっとエクササイズをしている間、子供たちは託児室でそれぞれの時間を過ごしているようだ。ケンにとっては勝手知ったる場所なので、数あるおもちゃの中から好きな物を選んで遊ぶし、時には他の子供と追いかけっこに興じることもある。双子たちはバギーで寝ていたり、哺乳瓶でミルクを飲ませてもらったり、床をハイハイしたりと、みんなそれぞれエクササイズをしているようだ。

さて、今年になってから託児室は満員御礼の日が続いていて、すぐに子供たちの数が定員に達してしまうので、子供を預けている親が迎えに来るまで私たちは待たされることが多くなった。中には生後3ヶ月の本当に小さな赤ちゃんも来るようになった。どうやら、これも「New Year’s Resolution」らしい。運動不足を気にした新米ママたちが、ジムに通い始めたのだ。私としては、待たされるとなると自分のその日の予定が狂ってしまうので内心困ってしまうのだけれど、これは自分勝手な考えで、自分がケンを預けてエクササイズができてどれだけ気分転換になったか思い出せば、新米ママたちの応援をしなければならない。託児室で子供たちの面倒を見てくれている若いカナダ人のお姉さんの話では、「今月は忙しいけれど、来月くらいからこれも落ち着くから」ということらしい。残念なことに、New Year’s Resolutionはそう長くも続かないようなのだ。

双子が生まれてからなかなかジムに行くことができなくなった私は、かなり気づまりを感じるようになった。とくに、体のストレッチが思うようにできなくなって、首や肩はこる一方だ。ストレッチは家でもできることだけれど、3人の子供がやっと寝静まってくれた頃には自分も疲れてストレッチをする気分どころではない。そんなこんなで、年末頃には自分のストレス度も増していた。

私はこれまでとりわけNew Year’s Resolutionを持ったことがなかったけれど、今年はひとつ意図的に実践したいことがある。ストレスにならない生活を心がける。子供たちが寝静まった後には、のんびりとバスタイムとかベッドに入ってごろごろと。遅くとも午前12時にはベッドに入っているようにしたい。ウェンディからのクリスマスプレゼントは今の私たちにぴったりの物だった。それはブロックバスターのクーポン券の詰め合わせ。夫と私は最近の忙しさで、いつの間にかDVDのレンタルさえしなくなっていた。このクーポンのおかげで、今年になってから私たちはすでに2度レンタルショップに行った。なかなか映画館に行くことができなくなった私たちには、こんなに有難いプレゼントはない。この1年、始まったばかり。だましだまし、のんびりを心がけて。

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