Tuesday, November 18, 2008

来週月曜日提出のペーパーの追い込みに忙しい今週でござんす。

今学期は人類学のコースで、エスノグラフィーを読んでいます。エスノグラフィーでグーグルしてみたら出てきたから、日本でもこの言葉が普及されてきたのか、それとも民俗誌学と言った方がわかりやすいかな。今学期の成績を決めるこのペーパーは、日本を題材に書かれた2冊のエスノグラフィーで。1冊は戦後1951年の東京で、日本人の生活を探るためのフィールドワークを行ったイギリス人の学者が書いた本。もう1冊は1990年代に京都の保育園で、日本の子供がどのように社会性を見に着けていくかを探るためにフィールドワークを行ったイスラエルの学者の本です。どちらの本も深い洞察で研究が行われていて面白い。2冊とも全然違うテーマを取り上げた本だけど、根底に敷かれているテーマが見えてきて余計に面白くなった。何がニホンジンを形成しているかということ。ここカナダで暮らしている日本人の自分を、そして今は離れてしまった日本を客観的に見れる気がします。

ここに来てエスノグラフィーの奥の深さが面白くなってきたので、来学期もこっち系のコースを取る予定。エスノグラフィー、つまりフィールドワークのリサーチの仕方のQualitative Researchです。社会学も面白いけど、人類学もあっちこっちの分野から洞察を行うことができて面白いって感じ。あー、すみません、つまらないこと書いて!

忙しいくせに明日はしっかり映画に。。。こちらです。

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