Tuesday, April 26, 2011

そうか、世論の後押しが必要なんだ。

ここのところ、ツィッターで追ってるのは慶応大学の金子勝先生と作家の島田雅彦さん。

つい最近のお二方のツィートをご紹介。

*金子先生*
●NY石油先物(WTI)も1バレル=110ドルを超えた状態。福島原発事故の影響か分かりませんが、化石燃料の価格上昇が続きます。IEAも2006年に石油生産はピークを過ぎたとの認識があります。先の豪ABCラジオも液体燃料の輸送機関はピンチだと。再生可能エネルギーへの転換は不可欠です。

●ツイート見ていると、子供の被害を心配する人達が多くいます。今朝の毎日新聞がチェルノブイリの放射線汚染の調査がなく、孫の世代まで障害問題が出るという記事です。

●外国メディアと違って、津波に人が飲み込まれる映像も、死体の写真も一切出ません。最初に原発の水素爆発の映像を流したのも英国BBCです。う~ん、こういう報道の姿勢が日本人をノーリスク社会にいると勘違いさせ、多くの人々を原発現状維持派に追いやり、被災地の惨状に無関心な人を生むのかも…。

*島田雅彦さん*
●震災によって一度、破壊された方がいいものもある。政府や政党や官僚制度や資本の原理などなど。それらの主導による復興ではなく、それらをリセットするような復興にこそ意味がある。

●南相馬の道の駅には防護服姿の警官が終結していた。今まで二〇キロ圏内に自由に出入りさせておいて、二二日になって、急に立ち入り禁止にした理由が分からない。南相馬は原発二五キロ圏内だが、放射線量は福島や郡山より低かった。

こちらは、アメリカの「デモクラシー・ナウ」
より。

ラルフ・ネーダー:日本の事故で「原発ルネサンス」は終わった

*原発廃止を「実現させるには、世論の後押しが必要」* 

力強い言葉です。

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