Thursday, September 02, 2010

なぜロッキーで泣いたかというと。。。

なんでロッキーで泣いたかというと。。。

寒くて!

山の天候は甘く見てはいけないと言うけれど、まさにその通り。バンクーバーの気温は28℃くらいで、ほどよく汗ばむ爽快なお天気が続いていました。気象予報を見て、「ロッキーではサイテー気温が5℃まで下がるんだって~」とか言いながらパッキングをしても、いまいちピンとこない。

最初に行ったのはロッキー山脈で一番北のジャスパー。3泊キャンプして意外と温かかったので、これならいけるかなと甘く見たのが仇となった!

その次はバンフに2泊。そこも夜は冷えたけど、道産子のあたしとオタワ育ちのあの人にはまだオッケー。

その次に行ったのがコロンビア大氷原。





ここは約325平方キロメートル氷河におおわれているそう。その氷河の厚さ、100~365メートルほど。「ウーン」と呻ってしまった道産子。もちろん気温が低くなければ氷河は解けてしまう。だからここは必然と年中通して寒いのだ。たしか、北海道とロッキー山脈のあるアルバータ州は姉妹州だったはず。

コロンビア大氷原の次は、エメラルド色で有名なレイクルイーズで2泊。国立キャンプ場は周りが林でこれまでのキャンプ場の中で一番グー。


しかも、夜はキャンプ場の野外劇場で、パークワーデンによるカナダ国立公園に関する興味深い話。子供たちも楽しめて、大人も耳を傾ける興味深い話。カナダではこういう時、必ずオーディエンスがヘルパーでステージに駆り出される。そこで張り切って登場した我が家の末っ子!全然わかっていないながらも、健気にカンカンダンスを踊りました。恐れを知らない子供は無邪気だ~。


そしていよいよレイクルイーズに。ところが、車からおろしても寝続ける末っ子。連日の疲れがたまっていたようです。


湖はあいにくの曇り空で、エメラルド色がなかなか見えなかったけれど、湖の周りを散策してる途中晴れ間も見えて素晴らしかった。が、そんな世界に知れ渡る有名な湖に来てるというのに、猫に小判のうちの子供たち。水に手を入れてどれだけ冷たいか大はしゃぎ。


そして一晩は雨。テントにバシャバシャ雨が叩きつける。朝起きたら気温は1℃。吐く息が白かった。手も冷たい。

これが山の天候ってやつなんだよなーと、ロッキーに来てみて実感。

レイクルイーズを離れて、恐竜博物館(正式にはロイヤル・ティレル古生物学博物館)のあるドラムヘラーの町に向かう朝の気温は9℃。うぇー、さぶ~。それが東へ東へと向かうごとに気温が上昇。ドラムヘラーに着いた時は、夏に戻っていた。そして人口が1万人いるかいないかの田舎町が突如ジュラシックパークであることに気づいた!







子供たちにはフリースのズボンを脱がせて半ズボンに。


ここでも学芸員の面白いトークにヘルパーを買って出た末っ子。


が、そんな末っ子もカルガリー動物園でこういうのが「ガオーッ!!」とうめき声を上げて首を動かすと。。。


「キョウリュウおっかな~い!」と後ずさり。



というのが落ちでした。。。お粗末。

1 comment:

道産子 said...

登別温泉の高速道路にあるデッカイ鬼も怖いっすよ。