Saturday, January 23, 2010

スコットランドのプライド

皆さん、どうも。まだしばらく抗生剤を飲んでる私は、今バンクーバーで一番細菌に強い体だと自負しています。

2本連続の課題。1つ目の課題は、来週のクラスでのグループ発表。グループは3人。一人の持ち時間10分というところ。なんとなく話したいことがひらめいたから、来週の水曜日はなんとかなるかな。こうしていつもひらめきに頼っている私は、いつか穴を掘りそう。。。

今朝は珍しく私がケンをサッカーのゲームに連れて行きました。ゆうべ夜更かしをしたダディは暴睡中。ここバンクーバーでは冬のサッカーが盛んで、ケンのシーズンは9月から2月まで。火曜日が練習で土曜日朝がゲームとなっています。

ケンのチームのマッケンジーのダディはスコットランド人。この人がカッコいい。カナディアンのダディ連中はフィールドの横から大声で子供たちへの声援を飛ばします。「グッド・ジョブ・ガイズ!」とか、シュートが外れても「グッド・トライ!!」とか。なんせ、ここはポジティブな子育て、子供を伸ばす子育ての国ですから。だけど、いちいちそんなことばかり言ってたら、ちょっとうるさい気もしますですねん。もうちょっと静かに見れない?おっちゃん達、これ子供のゲームですよ。と心の中でブツブツ念じるニホンジン・カーチャン。その点、スコットランド人は威厳ありますで~。フィールドの横で腕組して立ち、ただじっと子供たちのプレーを見守る。サッカーが本場のスコットランド。体躯はしっかりしてるし、髪も角刈り、昔スコットランドでフーリガンしてたんだろうな。。。この人、見るからに貫禄あります。この人、怒らせたらおっかなそー。たまにすごくいいプレーが出ると、静かに声援を送っています。私はとってつけたような声援ではなく、こういうマナーが好きだわ。

いやー、すがすがしい土曜の朝にこういうスコットランドの渋い人を見るのもいいですね。ミルクを入れた濃い紅茶が飲みたくなってしまいました。そういえば、スコットランド人に「どこの国から来たの?」と聞くと、「スコットランド」と答えますね。UKとかグレート・ブリテンじゃなく、スコットランドなんです。並々ならぬ愛国心とプライド。そうだ、私もこれから出身はどこかと聞かれたら「ドサンコです」と言ってみようかな。

実は私は10数年前に日本を出た時、本当はスコットランドに行きたかった。だけど、ある事情があってカナダに来てしまった。

そしてそこで出会ったのが、スコットランドのはしくれの夫というわけです。

1 comment:

me said...

スコットランドから来た、スットコドッコイなら知ってますけど…。
その人がある日着ていたTシャツに
『世の中には2種類の人間がいる。
我々スコットランド人と、
(不幸にもというニュアンス)スコットランド人になれなかった者たち。』と
大きくプリントしてありました。
ちっちゃな森の精みたいな外見の大酒のみのその人は、いまだ健在です。