Saturday, October 04, 2008

今日はバザー

今日は日本語補習学校のバザーに行ってきました。ケンと同じ小学校に通う1年生の女の子がこの補習校に行っているためお誘いをいただきました。バザー。それにしてもなんと懐かしい響きでしょう。カナダでそれに似たものは、フリーマーケット、Thrift Sale、ガレージセール、サイレントオークションと呼ばれています。今日のバザーでは入場は無料でしたが、とりあえず入場券を受付で渡します。すると親切そうな日本人のおばちゃんからケンはポッキーをもらいました。なんかこういう心配りがすでにニッポン!

このような日本人コミュニティが行うバザーがたまにあることは知っていましたが、行くのは今回が初めてでまったく何を期待していけばいいのか知らなかった私。補習校が行われている某ハイスクールのカフェテリアがバザー会場で、会場に足を入れるとすごい人でにぎわっている。さっそく、ケンの友達の健太ママと出くわし「こーんなに買っちゃったのよぉ」と、彼女は大きな紙袋二つを見せてくれました。色々出ていたテーブルを見て歩くと、新品・使い古しを含めたおもちゃ、文房具(ぺんてるの絵の具があった!)、衣類、本、CD、DVD、家庭用品が並んでいて、お菓子も売っていたし、子供が楽しめるようにとヨーヨー釣り、輪投げ、飴のつかみどりが行われていました。まずは一緒に行ったケンの気持ちを満足させるために飴のつかみ取りから。もちろんケンにしてみれば初めての経験。飴の入った箱をしばらく眺め、少し不思議そうに(飴が好きなだけつかみ取りできるなんて、ケンには夢のような話です!)とりあえず箱に手を入れました。「たくさん取っていいから、頑張って!」のかけ声にグイッと飴をつかんで箱から手を出しました。飴の入っていた箱を持っていた日本人のおじさんに「おまけしてあげるね」と、エクストラで飴を袋に入れてもらい大満足のケン。さらにヨーヨー釣りにも挑戦。水を張った小さなプールに色とりどりのヨーヨーが入っています。こよりのついたフックを水の中にゆっくり入れ、エイッとヨーヨーを引き上げたケン。ここでも日本人のおじさんの「頑張れ!」の声援を受けました。ちなみに日本人補習校はバンクーバー駐在のビジネスの人たちの子供たちが通う学校なので、こういうおじさん達は(私は気軽に「おじさん」と書いていますが)日本から駐在で来てる某企業の方たちです。カナダの生活にすっかり慣れ、日本人以外の仲間との付き合いが多くなった今、「おまけ」とか「頑張れ」なんて行いや言葉を受けることがなくなってしまいました。なので、ムショーに嬉しく感じたのはケンだけではありません。

私が今日買ったのは主に本とビデオ。本は彦一ばなしや、子供の文学研究会で出されたハードカバーの古典文学がたったの1ドル、福音館書店の科学のともの本は1冊25セント、日本昔ばなしやディズニーのビデオが1本1ドル。私は景山民夫の「遠い海から来たCoo」と「イギリス人の患者」をハードカバーで、いずれも1ドル。そんなんで今日は20ドル以下でたーくさんのお買い物をしてきました。

長らくカナダ暮らしをしていて、子供をこの国で育ててゆくということは、いかにもう一つの文化であるニッポンを子供たちに教えてゆくことが今後の課題です。ポケモンでも仮面ライダーでもなんでもいいから、ニッポンに興味を持ち続けてね!と願うこの頃。

1 comment:

Anonymous said...

そうだよね、本当に。
日本に遊びにいらっしゃいよ。
小さい頃の記憶って大きいわよ。