Friday, October 10, 2008

サンクスギビング近し

明日からサンクスギビングの3連休。

日本語では感謝祭として知られているかもしれません。その年の畑の収穫に感謝するお祝いのサンクスギビングは、1年の中でクリスマスの次に大きなお祝いのようです。あちこちの家庭では離れて暮らす子供たちが帰省し、ターキーの丸焼きの美味しいご馳走を食べます。

バンクーバーに身内のいない核家族の我が家では、クリスマス、サンクスギビング、イースターのお祝いは、私たちのように身内のいない友達と一緒に我が家で行うのが恒例です。昨年は全部で15人くらい。日本から来ていた晴美さんもサンクスギビングを祝うのに華を添えてくれました。今年は三連休真ん中日の日曜日に我が家でターキーを焼きます。準備は着々と進んでいます。昨日はターキーを買いにスーパーへ。近くのスーパーに歩いていったのですが、ターキーを乗せて帰るために子供用のバギー持参で行きました。7キロちょっとの重いターキーを選び、買い物かごではなくバギーに乗せて店内を歩いていると、前から歩いてきたジェントルマンにクスッと笑われてしまいました。そう、大事な子供なの!とでも言えばよかった。ターキーは生の物もありますが、日持ちがきき値段も安い冷凍物が一般的のようです。7キロちょっとのターキーが冷蔵庫で解凍されるまでには4日くらいはかかります。焼く数時間前にオリーブオイルやハーブを表面に塗り、首の根元より(首、頭は店で切って売っています)内臓の取り除かれた空洞に玉葱やにんにく、レモンを入れて少し時間を置いて馴染ませてからオーブンに入れて数時間焼くのです。実は肉を食べない私はターキーを焼くことはできるのですが、あの皮を持ち上げて空洞に野菜を入れて羽が動かないように紐で縛ってというのが、どーしても恐る恐るになってしまうのです。なので我が家では下ごしらえをロバートに任せて、ターキーをオーブンに入れてもらいます。何年たってもあれだけは慣れないわ。

ターキーディナーの添え物は友達の持ち寄りです。ターキーディナーに欠かせない添え物野菜を持ってきてくれるのは、アランがマッシュポテト、キャシーが芽キャベツ・ビート、スージーとダレンがサツマイモ、ジュリアがパンプキンパイという予定です。我が家ではターキーと一緒にマッシュルーム、ワイルドライス、クランベリーを混ぜたごはんを作ります。ターキーにのせる甘酸っぱいクランベリーソースはロバートが作ります。だいたいバターをこってり使った料理になってしまうけれど、1年に数えるほどしかないことなので、ディナーの後で少し運動を多めにすればいいか、って感じで。

3時くらいから友達がぞろぞろと集まり、ターキーがオーブンに入っている間にみんなで散歩に行ったり外の空気を吸ってお腹をたっぷり空かし、夕方から(いやその前から!)ワインを開けて、美味しい(らしい)ターキーが焼けるまでみんなであーだこーだとつきない話で盛り上がるのが我が家のグループディナーの楽しみ方です。スージーとダレンは先週ヨーロッパでの3週間のホリディから戻ったばかり、そしてジュリアとブライアンはトルコから戻ったばかりなので、今回はエキゾチックな旅行話に加えて、発売になったばかりの2010年バンクーバー冬季オリンピックのチケットをみんなでどのゲームを観戦するかなど、今回は話題に事欠くことがなさそう。

ビールもワインも揃ったし、準備は着々と進んでいる。明日はジムに行ってお腹を空かせておかなければ。

No comments: