Monday, June 28, 2010

G20サミット、終わる

トロントでのG20サミットが終わりました。日本のニュースでも反対運動活動家の暴動化などと報道されていました。

今回のサミットのセキュリティにかけた費用は破格の10億ドル(約880億円)。この金額、これまでのサミットの中でも超破格です。このG20を迎えるにあたり、トロントのダウンタウンは高い塀で囲まれました。どうしてこんな破格なセキュリティが必要なのでしょう。ニュースではもちろん反対運動が暴動化されたことしか報道されません。なので、トロントでは平和な反対運動も数々行われていたことは世界各地に広まらないでしょう。

これだけのセキュリティ費用をかけて、一体、このお金でどこの民間セキュリティ会社、あるいは表に出ない企業や団体が潤ってるんだろうと考えてしまう私。

このビデオの他にもこういったビデオは出てるけど、だいたいが警察が丸腰の反対活動家をいきなり地面に押し倒したとか、静かに行進するグループに向けて催涙ガスをかけたといったことばかり。9/11同時多発テロ以来、当局に反対する人々やグループは「テロリスト」のレッテルを貼られるようになったけど、このビデオを見る限り、「テロリスト」って、一体、どっちや?このビデオでもわかるように、当局やメディアは当局に有利な報道をすることで、草の根運動や反対派意見をもみ消している。

私たちはこんな世の中に住んでいる。おー、こわ。。。

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