Friday, May 04, 2007


あの2人、またやってくれた!もちろん、あの2人とは言うまでもない双子のトモキとノアだ。

そもそも、ロバートから私のモーバイルに電話がかかってきた時、私は仲良しのダレンとブロードウェーの私たちみんなの行きつけのサポディラで久しぶりのブレックファストの途中だった。私はエッグ・フロレンティーンを食べていて、ロバートは何か他愛もないことを話し、その後、「本題に入るとして、実は、リビングルームに砂が落ちてるんだけど、何か心当たりある?」と言うのだ。「えっ、サンド?」と聞き返した私。「ロビン(飼い猫)の砂じゃないの?粗い砂?それともさらさらの砂?」と聞き返した私。ロバートは、どっちかというとさらさらした感じ、と言うではないか。ロビンの砂なら粗いはずなのだけど私はまたロバートがてきとうなことを言ってるのだと思い、あまり深く考えずに電話を切った。そんなことも忘れていくつか用事を足してから家に帰ってみると、床のあちこちに砂が落ちている!それはロビンのトイレの砂なんかじゃなく、まぎれもない砂、砂、砂...。トモキとノアが昼寝の途中なのをよいことに、私は箒できれいに掃く。あー、こういう時、ハードウッドの床はいいとつくづく思いながら。だけど、砂がどこから来たのかまったく思い当たらない。家の中の植物鉢は土だし、バックヤードは芝生か煉瓦か土で、砂はどこにもない。家に誰かが砂を持ってきたわけでもなく、私は掃除をしながらあれこれ考えてみたけど、とにかく思い当たるフシがない。床に落ちていたある物が目に入ったけれど、子供たちのおもちゃだからと私は意にもかけなかった。しばらくして、私の中で何かがひらめき、もしや!?とある物のところに戻ってみる。それを拾い上げて、やっぱりこれだったか・・・とオフィスで仕事をしているロバートに見せに行く。そのある物とは、ケンの誕生日にダレンとスージーのカップルがガスを入れてプカプカ浮く風船を作ってくれた時に、風船が空に飛んでしまわないようにと、錘につなげてくれたその「錘」のぬけがらだったのだ。つまりそれは、ゴム風船の中にたくさん砂が入ったものだったのだ。私が見つけた黄色の錘のぬけがらには、まん丸の小さな穴があいていて、そこから砂があちこち床にジャージャー落ちたらしい。こんなことをするのも、トモキとノアの双子しかいない。ロバートと私は、ケンと双子を比べて、ケンが小さかった時にはこんなこと間違ってもしなかったよね、と話すことがよくある。ケンはオーブンのドアを開けることもなかったし、CDラックからCDを全部取り出してばらまくこともなかったし…。とにかくあの2人、息のあった最強コンビなのだ。ひととおり床を掃いた後、子供部屋に行ってみるとそこにも砂が。ケンのベッドの上にも砂がある。私は、あの2人、あの2人、あの2人…と頭を振ってしまった。いまだにキッチンやダイニングルームの床は砂でじゃらじゃら。あの2人!と思いながらも、可愛くて仕方ない。

さて、カナックスがアナハイムにまたもや延長で負けてプレーオフから姿を消してしまって一夜明けた今日、道行く車からカナックスの旗はなくなり、Vancouveritesは何もなかったかのように、またフツーの生活に戻ってしまいました。Go Canucks Go!がNo Canucks No!に・・・。トホホ。

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