Sunday, May 06, 2007

バーベキュー・サマー始まる





金曜の夜は映画を見れるくらいの余裕ができてきたこの頃。日が長いのをいいことに、夕方、家族5人で近くのブロックバスターまで散歩。今回レンタルしたのは「The Departed」。スコッセッシはこの映画で念願のオスカーを手に入れた。授賞式のスピーチで初めて大監督のスピーチを聞いて、少し笑ってしまった。なんだ、よく喋るただのオッサンじゃないかと思った。少し前に「ブラッド・ダイヤモンド」を見て、今回のデパーテッドといい、ディカプリオはいい俳優になりましたね。我が家で見る映画は、途中でポーズしてわからないことを話し合えるのがいい。映画館だったら次から次へとシーンが変わり、そうはいかない。珍しいことにロバートが私に質問をしてきた。その内容に「エッ!?」と固まってしまった私。彼は、マーティン・シーンとアレック・ボールドウィンを同一人物だと思っていたのだ。我が姉を思わせる映画オンチ。でも、アレック・ボールドウィンもかなり体型が変わってしまったので、わからないでもないけれど。3分の2くらいまで展開をドキドキしながら見ていたけれど、最後のほうはなんだかまとまりがなくなってしまった感じ。途中まであんなにスリリングだったのに。見終わった後、ロバートと私には疑問点がいくつか。そして私たちはそれぞれのコンピューターでthemoviespoiler.comに行き、ストーリーを読んでたねあかし。なーんだ、そういうことだったのか、と納得したのでした。スコセッシ監督は遠藤周作の「沈黙」を映画化するらしいので、今から期待。どんなパードレ像をクリエイトしてくれるのでしょうか。

土曜は、夕方からスージーとダレンのカップルが子供たちの散髪に来てくれる。ダレンは元ヘアドレッサーという経歴のアーティスティックな人で、編み物はするし、ビーズで素敵なアクセサリーを作ってはグループの女の子の誕生日にプレゼントしてくれる。本人曰く「あんまりこういうこと宣伝するとゲイに間違われるので困るんだけど」と苦笑。ストレートの男の人って、どうしてゲイと思われることに恐れを感じるのでしょう。私はストレートにもゲイにも魅力を感じるので、そんなことどうでもいいように思うけれど。。。じゃないか。ケンは赤ちゃんの時からダレンに散髪してもらっているので慣れたもので、バックヤードで青空の下お行儀よく椅子に座って、大好きなアンクル・ダレンとお喋りを楽しみながら髪を切ってもらう。お喋りと言っても、下のようなとてもシンプルなものだけど。

ダレン:「ケン、散髪が終わったら新しい自転車に乗って見せてよ」
ケン:「うん、いいよ」
ダレン:「庭で走るのが好きかい?」
ケン:「うん」
ダレン:「幼稚園でどんなことするの?」
ケン:「うーん、、、(しばらく考えて)わかんない」
ダレン:「1から10まで数えられるかい?」
ケン:「(元気よく)ワン、ツー、スリー、、、」

ノアの番が来た。最初はちょこんと椅子に座って、ダレンもチョキチョキとノアの柔らかい髪を切っていたものの、しばらくすると飽きてしまったノア。スージーと私はノアをあやそうとステージママのようにあーだ、こーだやってみるも効き目なし。こうなったらノアに一番いいのはスナックしかない。クラッカーを持たせるとご満足のノア。トモキはきちんと椅子に座ってダレンのなすがままに髪を切ってもらう。トモキの場合、何がなんだかわからないけどケンやノアが周りにいてママとスージーも一緒にいてくれるから、僕、とりあえず座っていようという感じ。

今回もダレンのおかげでハンサム・ボーイズに!

その後は数人の友人が加わってバーベキュー。サマータイムが始まったので、今の時期で日暮れは8時過ぎ。これから夏至までどんどん日が長くなってゆく。庭では石楠花とツツジがきれいに咲いています。この夏は大きなバックヤードで走り回る子供たちを見ながら、楽しい毎日になりそう。っていうか、私もエネルギッシュな子供たちに振り回されないよう体力アップしなければ。

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