Monday, March 22, 2010

糞まみれ。。。

今月4歳になったばかりの双子は、3歳になった頃にはパンツをはいて自分でトイレに行って頑張っていました。今日もトモキがトイレに座ってしばらくしてから、「ボク、トーマスに座りたい!」と、勝負はやっぱりトーマスの便座でつけたい様子。大人サイズの便座はまだ子供の小さなおしりには大きすぎるようです。大人が座るトイレで足をぶらぶらさせながら座って用を足そうとしても、力みがきかないので肝心な勝負もつきません。

トモキにトーマスの便座を渡した時、ある思い出が甦ってきて少々ムカついたカーチャン。

それは昨年の夏のこと、夫が友達に面白おかしく話していたこと。

「それがさぁ、あの細い両腕を思いっきり突っ張って、ウーンって唸りながらやってるんだよ。小さな尻がトイレの半分まで落ち込んでるんだ・・・」

夫はさもおかしそうに子供のいない友達の前で話をしているのを聞いて、すぐに耳をそばだてた私。聞いているとトモキのこと。昨年の夏はよくビーチに行き、子供たちはトイレに行きたくなるとそこに設置してある簡易トイレを使いました。夫が話していたのはそこでの出来事。簡易トイレなので、便座は少し高めに設置してあり、水洗ではないので汚物がすぐ下の目に見えるところに迫ってきています。皆さん、この状況、おわかりですね!トイレトレーニングができあがり、小さなトモキはそんなところでも一生懸命頑張っていました。私も何度か子供たちを簡易トイレに連れて行き、そういう時は子供たちができるだけ汚いトイレ内でへんなところに触らないよう、転んだりしないよう注意していました。

夫はというと、トモキが一生懸命小さな両腕を突っ張ってトイレに落ちないよう頑張ってる姿を、面白おかしく他人に話しているではないですか!そんな無責任な夫に言いました。

「どうして自分の子供が一生懸命やってることをそんなに面白いことみたいに話せるのよ!もしも、トモキがそんな時にトイレに落ちたらどうするのよ!面白いどころか、それこそ大惨事になるじゃない!」

夫の弁解。。。もしトイレに落ちたら、手を伸ばしてトモキを引っ張り出す。「じゃ、トイレが深すぎて手が届かなかったら?」と言うと、「その場にある木の棒か何かを差し出して、トモキを引っ張りあげる」と。考えただけでめまいがしそう。「木だって、そんなにいつもあるわけないじゃない?」と言うと、「その場合は、トイレを押し倒してトモキをトイレの底から引きずり出す」と。そんな超人ハルクまがいなことができるはずがない!と怒った私。簡易トイレだって何個かくっついてるのもあるし、キャンプ場なんかだったりすると、トイレは地面に打ちつけられています。どこまでもふざけた夫。子供のことをまともに考えているのでしょうか!

このことを考えるたびに思い出す光景が、昨年アカデミー賞で健闘した「スラムドッグ・ミリオネア」。主人公の健気な男の子ジャマールがトイレに落ちて、糞まみれになりながら大スターの写真を高々と差し出します。その大スターとは、後に青年になったジャマールが出場するクイズショーの司会者ですっごく嫌なヤツ。

あの天使のようなトモキが糞まみれになることを考えただけで。。。悪寒がします。それにしてもどこまでもふざけた夫にムカつく私。もちろん、起きてもいないことだけど、こんな夫に3人の息子たちを立派に育て上げることができるのでしょうか?

やっぱり、大黒柱の私がこれからも目を光らせてなければならないってこと?

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