Friday, March 26, 2010

粘土の学校

毎回、クラスが終わるたびに「今日はどんなことしたの?」と聞いても、「知らない」とか「忘れた~」で何も教えてくれない双子。トモキは教室に入ると水を得た魚のように粘土の塊を手にし、一心にコネコネを始めます。ノアは2週目で「ボク、粘土の学校キラ~イ。行きたくな~い」と言い出す始末。そこをなんとかおやつで釣って、無理に行かせていました。でなければ、トモキは一人じゃ行きたくないと言うのに決まっているから。

双子が「粘土の学校」と呼んでいたところは、実は子供向けの陶芸教室で、1月から週に1度通っていました。とにかくトモキは手を使って遊ぶのが大好きで、家では四六時中ぬりえか粘土遊び。ヨーグルトもスプーンを使わず手で食べます。わけがわかんない我が家のちびっ子芸術家。将来は東京のハイ・テールさんに粘土留学をさせてもいいかもしれません。トモキは、日がな一日ミニカーで駐車場を家中のあちこちに作っているノアとは正反対。そんなトモキの芸術熱を少しは引き出してやりたいと、カーチャンはトモキを陶芸教室に入れてみることにしました。かといって、いくら粘土が好きでもトモキは、「ノアが行かないならボクも行かない」と言うのが双子の弱いところ。なのでまったく性に合わないことは知っていながらノアも付録で付けることにしたのです。

対象年齢が3-6歳のこの教室では、小さな子供が手や髪の毛、服の袖を粘土で汚しながら楽しく遊びます。意外なことに、先生の話ではノアもある程度までは楽しんでやっていたとのこと。飽きると入り口にあるベンチに行って一人でおとなしく座っていたとか。あのノアも落ち着きが出てきました~。まだ子供といっても、たまには「動き」のある遊びを少し置いといて、落ち着いて何かと向き合うことは心のあり方にとてもいいことだと思います。その点、粘土や陶芸は集中力を養え、言葉にはならないイマジネーションをフルに引き出すことのできる素晴らしいチャンス。ちびっ子達よ、ガンバレ!

そして陶芸教室が終わり、今日もらってきた二人の作品。ワオッ!!驚き。こりゃ、刺身の醤油受けにいいですね。

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