Tuesday, October 12, 2010

ぐりとぐら

バンクーバーのここいらの小学校では、子供たちに本を読ますことに力を入れています。ケンもキンダーガーテンの時から、毎日本を持ち帰ってきました。各クラスの担任の先生が揃えて教室に置いてある本。薄くてすぐに読み終えられるもので、年齢に応じた単語からなる話です。子供たちは1冊読むごとにノートに日にちとタイトルを記入し、まとまった数を読むと(15冊、30冊んど)先生からごほうびのステッカーをもらいます。

2年生に進級したケンも早速この「Home Reading」が始まりました。担任の先生は、「算数などの宿題はあまり子供たちにはさせるつもりはないけど、とにかく毎日本を読むように」という姿勢。

特にケンのようにフランス語を勉強してる子供には家でもフランス語の本を読むことはすごい効果。もちろん、フランス語がさっぱりのママンことカーチャンはこればかりは手伝えず、あやしげなフランス語を話すトーチャンに毎晩手伝ってもらっています。

ケンが毎日フランス語の本を持ち帰るので、カーチャンも年下の双子に日本語の絵本を読むことに力を入れるようになりました。絵本を読み出すと、パズルやレゴに遊んでいた手を止め、急いでカーチャンの隣に飛んでくる子供たち。「今そっちに行くから、まだ読まないで!」と真剣な声。

バンクーバー市立図書館には日本語の本や映画がたくさん置いてあります。姉妹都市の横浜から寄贈された本も多数。カーチャンの好きなのは、自分も子供の時に読んだ「ぐりとぐら」シリーズ。今日借りたのは「ぐりとぐらのおおそうじ」。ぐりとぐらがなんとなくうちの双子とダブルのです。

心と考える力を育ててくれる本。ここバンクーバーで日本語の絵本を読めるのが嬉しい。ここしばらくケンにはDSを買うようせがまれていますが、「買って!」とせがまれる物をみすみす買わないのがこのカーチャンの特徴。ケンにも早くそれに気づいてほしいな~。なので、もうしばらくは本を読んで頭の運動をしてもらうつもり。DSなんてもっと大きくなったら飽きるくらいできるんだから。

2 comments:

ルーファス(仮名) said...

DS買ってあげな~ケン喜ぶのに~

Ms. MacSaito said...

DSなんて目が悪くなるしアホにならないかい?