Friday, December 18, 2009

いやはや、師走ですな。

今日は朝から夕方5時までずっと出てばかり。家から出てる時間が長いと、うちの場合、家の中が散らかるんです。子供が3人いると家の中はおもちゃ屋かと思うくらいの物であふれています。おもちゃ屋なら物は整然と並べられているけど、我が家の場合、パズルのピースや干からびたバナナの皮やレゴや、本やぬいぐるみや、ぴょんぴょんちゃんや、くしゃくしゃに丸まったおりがみや、ミニカーやりんごの食べ残しや、線路や汽車や壊れたおもちゃの部品があっちゃこっちゃにころがっている状態。間違っておもちゃを踏んづけたものならズズーッとすってんころりんか、角ばったレゴを踏むと足の裏に激痛が走ります。

あまりに忙しない今日は気も焦り、行った先にお財布の入ったバッグを置き忘れ。幸い、後で行ったらまだあったので事なきを得ました。だめだね。もっとゆったりしなくちゃ。

今日は3車線の道路で私の横を走っていたランボルギーニ。勝っちゃったもんね!イタリアの車も評判ほどじゃないんだなって、愛車のマツダのアクセルを踏みながら思いました。車はやっぱりメイド・イン・ジャパンに限ります。ゴー・ゴー・マツダ!こんなことで今日の疲れも吹っ飛んだ私は幸せ者です。

この時期、時節柄パーティが多いです。今日は日本人ママのモモコさん宅でオープンハウス。オープンハウスとはパーティのことですが、オープンハウスという名前のパーティは何時に行ってもよく、いろんな人が出たり入ったりする、みんなが座って夕食を一緒に食べるディナーパーティよりずっと気楽なパーティ。ニューヨークからご主人と4歳のお嬢ちゃんと一緒に最近バンクーバーに引っ越してきたモモコさんとは、つい最近我が家ご用達のコミュニティセンターで知り合いました。私が子供に日本語で話しかけていたら、「あら、日本の方ですか?」と会話が始まりました。とは言っても、我が家は双子のスイミングのレッスン、モモコさんはお嬢ちゃんのピアノレッスンで、週に1度コミュニティセンターで会ってはいたものの、なかなかゆっくり話す機会がなかったのです。モモコさんは2年前に特異な病気で車椅子の生活を余儀なくされ、彼女が住んでるコンドミニアムからはいつもバスでコミュニティセンターまで通っています。雨の日も車椅子にレインシートをかぶせて、お嬢ちゃんを膝の上に乗せて、笑顔の絶えない人です。

数週間前に長男のガールフレンドのなゆママより、彼女もモモコさんとひょんなことで出会ったという話が。それはお互いの娘さんのピアノの発表会で。同じ先生のもとでレッスンをしていたそうです。

モモコさんからオープンハウスの招待状が届き、なゆファミリーも行くというので我が家も行ってみました。ニューヨークに住んでいた人はどんなところに住んでいるのかしらと思っていたら、ダウンタウンに程近い高級コンドミニアムに住むモモコさん。たまたまコンドのロビーで会った中国系のモデル並みの美しさの女性。同じパーティに行くということがわかりました。エレベーターに乗ったはいいものの、このコンドの居住者でなければエレベーターの階数を押してもエレベーターが動きません。特別なキーが必要なのです。モモコさんに電話をして、ご主人がおりてくるのを待つ間、素敵な中国系のお姉さんに聞いてみました。

「モモコさんとはどういう知り合い?」と私。
「私、エリカのピアノの先生なのよ」と彼女。

「もしかして、あなたジョディ?」と言った私にビックリする彼女。

実は長男をなゆちゃんと同じピアノの先生のところに1月から行かせるために、先週申し込みをしたところだったのです。そのことを話して、「What a small world!」と感嘆しあった私たち。私がなゆママより聞いていたピアノの先生のイメージは少し中年のオバチャン先生だったので、モデル並みに美しい彼女に少し戸惑った私です。なゆママから聞いていたのは、子供の扱いにうまく、教え方もしっかりしていると。そう聞いた私はすっかり、中年の子育て経験ありのオバチャンだと思い込んでいたのでした。ジョディは心理学も大学で専攻したので、ピアノを教えながら子供の変化を観察するのも面白いと。この先生なら、長男もすぐ好きになることでしょう。

パーティに到着すると、すでに子供たちが大声で走り回っています。クリスマスのために可愛いドレスを着て走り回る女の子が数人。なゆちゃん家族を見つけて大騒ぎする我が家のボーイズ。人見知りなんてまったくなし。日本人ママが何人かいて、子育ての難しさ、フランス語教育の情報交換など。モモコさんと、彼女の知的なご主人ともゆっくり話すことができました。なゆパパとはクリスマスプレゼントの秘密交換です。うちでは、日本から最近到着した友達にハイパーレスキュー3号を持ってきてもらったこと、なゆパパは日本に帰国した友達にゲームを買うのを頼んでお金を渡したけど、その人が病気になってしまいクリスマス前に帰ってくるかどうかわからないなど。お兄ちゃんの方はサンタクロースがいないことがわかりかけてきたとか。あーだこーだと。短時間だったけど、久しぶりにほのぼのした気持ちになるパーティでした。他の日本人母と出会うと話題は共通。子供の日本語教育や、日本と違う学校生活、習いごと、子育てでわからないことや日本のニュース。なんで日本は極悪犯罪が多いんだーとか。今の日本のモンスターペアレンツって、私たちが育った頃には考えられないことだったよねとか。日本から遠く離れた身内のいない国で子育てをしていると、お互い頑張ってるんだねと癒されます。

明日から学校は2週間のクリスマス休暇がスタート。まだまだやることはたくさんあるけれど、なんだかクリスマス前のカウントダウンがやっと始まった感じ。

さて、明日の持ち寄りパーティには何を作ろうか。

1 comment:

ネガティブちゃん said...

久々に、けっこう人の集まるボーネンカイらしきものに出席してきました。家族全員で。いやいや、慣れぬことは、せんほうがいい。疲れた、あまり実のある話を誰ともできなかった、食事の質に見合わぬ料金だった…挙げたらキリが無い。あ~疲れた。子どもたちが嬉しそうだったことだけが唯一、救い。
やっぱビュッフェスタイルの食べ物屋さん、嫌いだわ~。ほんと落ち着かん。