Wednesday, December 02, 2009

昨日、最後のペーパーを提出するためダウンタウンキャンパスへ向かうバスの中で考えていたこと--

今晩でこの学期も終わりだ!しばらく羽を伸ばすぞー!
2月のオリンピックの仕事に集中するために1月からの学期は取らないことにしたので、これからはオリンピックの仕事に向けて少しオリンピック競技の下勉強。なんせ、リュージュとかスケルトン、カーリング、さっぱりわかりません。2月は丸々1ヶ月日本の報道チームと一緒に仕事をさせてもらえる機会をもらったことはやっぱり嬉しい。一生に一度の地元でのオリンピックですからね~。この時とばかり、愛国心丸出しで私はチーム・ジャパンを応援するぞ!ニッポン・チャチャチャと手が勝手に動いてしまう。。。一応この仕事をゲットするために数々の試験の試練をパスしたわけだ。社交辞令はうまい私。「北海道出身ですから、冬のスポーツはバッチリです」とかなんとかあくまでも嘘は言わずに売り込んで。

最近、あまり歩いていない。ジムに行ってるとはいっても、子ブタたちの送り迎えで車に乗ってばかりで以前のように歩くことがめっきり減ってしまった。寄せる年にも勝てない、なんとかしないと。。。そうだ、1月からはずっとやってみたいと思っていたホットヨガも始めちゃおう。ついでに時間もできるので、スイミングも行っちゃおう。アクアフィットもいいかな。オリンピックに向けて、自分も鍛えなくちゃ。。。なんちゃって。

2月で仕事が終わって少しお金が入る。双子のプリスクールも今回に限って1・2月のみで3月はお休み。4月からまた始まるまで何もすることがなくなってしまう。ということは…フムフムフム…シートセールで安いチケットを見つけて日本に行けるかな。ついに悪ガキ双子のジャパン・デビュー!サクラもきれいよね。

とにかく時間がけっこうできるので、たまっていた本も読みたいし。。。あー、なんてブリリアントな計画。。。そんなこと考えてるとドキドキしてきた。

教室に着いてペーパーをハンドイン(提出)して、アタソイ先生の発案でみんなでガスタウンのパブ「Steamworks」へ。そのパブには実に数年ぶりに行った私。長男が生まれる前は毎週金曜日に仕事が終わるとロバートや彼の同僚、グレッグ達と集まったパブだ。パイントサイズの地ビールがとにかく美味しいの。アタソイ先生は最後まですごいと思った。学期最後の講義の後にみんなでパブに行きましょうなんて提案した教授はこれが初めて。この先生のパワフルな講義には毎週、今日はどんなことを話すのだろうと楽しみに行ったし、学生の意見には必ず耳を傾け「それは素晴らしいポイントよ」といつもポジティブ。地中海を燦燦と照らす大輪の花のような人に見えた。ビールを飲まなくなった私が数年ぶりに飲んだsigniture pale aleもすっごく美味しかった。みんなで飲みながら、次の学期はどの講義を取るとか、あたしはこれで卒業!とか、色々話をした。同じママ学生のカーラはこれで卒業。「10年よ、卒業までに10年かかったんだから!しばらくゆっくりしたいわ」と。「あたしはコース取らないの」とみんなに言うのが、なんだか嫌だった。

帰り際、アタソイ先生と話をした。

「先生の次のクラス、すごく取りたいんですけど、なんせオリンピックの仕事が入ってるので、今回は断念します。もうフルですか?」

「次のクラスは今のクラスと似てるから、あなた大丈夫よ。もし定員がいっぱいになっても、あなたなら特別に入れてあげるわ」

そこで、突如、ポンと背中を押された感じがした。アタソイ先生は私にハグまでしてくれて、もう心はかなりぐらつき状態。パブを出る時、友達と話をしながら、今のクラスから私が知ってるだけで5人が次の先生のコースに登録したことを知った。サラも、ルイスも、ホセも。。。まじぃ?と心の中で叫んでいた。どうせなら気心知れたクラスメートとまた一緒のクラスになりたいし、今回のクラスがこれほど興味深くなったのはこういう人たちの発言を聞けたからでもあるし。そんな状態であれこれ考えながらバスで帰宅。

帰るなりロバートにこのことを話す。奴はにっちもさっちもいかない私の状態を見てクスッと笑う。次学期のコースは性別による労働不平等、発展途上国の人々、特に女性が国際資本主義によって搾取されてる状況などの講義。あー、すっごく面白そう。少し考えてみる。1月と3月は講義に出れる。問題は2月だ。シフトはまだ出ていないけど、メディアの仕事だから1日12時間労働くらいかなー。そうはいっても週に1度の講義だから、もしも行けなかったとしてもたったの4回。出される課題もテーマが違うだけで、今学期と同じもの。文献の要約2本、国際ニュースの発表、グループ発表。講義に行く間のベビーシッターの調整ができるかどうかも大きい。

今日、今のベビーシッターさんより1月は別の仕事との兼ね合いで難しそうという返事。でも、だいたい心の中で考えはまとまっていた。ロバートに状況を話す。誰も見つからなかったら、1月だけ子供達の面倒を見てくれることでオッケーをもらう。そして私はコンピューターにログインして、アタソイ先生の次のコースに登録をすませる。ホットヨガもスイミングもサクラもまたもや先延ばしとなってしまったけど、気持ちは晴れ晴れ。

というわけで、気持ちの切り替えの面白さを久しぶりに楽しみました。

2月はかなりきつくなりそう。が、なんとかなるでしょう。

2 comments:

Treasure island said...

相変わらず、向学心に溢れていて感心しますす。今になってふりかえると、学生の頃には、時折貴女に影響を受けていたことがあったように思います。
ところで、mixiの東中コミュにて、「なりばぁ」情報発見!
『なりばあは札幌?の老人ホームにいるという噂』(完コピ)

うーん・・・しみじみ。あの、時代を先取りしたエコバックらしきものは?

Ms. MacSaito said...

mixiなるものは日本の携帯番号がなかったために入会できませんでした。それ以来私はアンチmixiです。

高田のババ先生はどうしているのでしょうね。

最近、facebookで名高同期会のグループを作りました。まだ小さくて、私、目地屋さん、薬屋の息子さん、Yちゃんですが、これからウィルスのように広がると思います。よかったら参加してください。