Tuesday, December 01, 2009

ピカピカの1年生が板についてきたケン。このところ、家の中でも「ありがとう」を「メルシー」と言うようになったり、フレンチの成果が少し出てきたかな。

今日はケンの小学校でクリスマス・セールなるものがありました。ピカピカの1年生ママも、学校での行事はすべて新しいことばかり。聞くところによると、不用品バザーみたいなもの。生徒数600数名の家庭から不用品を学校に持ち寄ります。値段はすべての商品2ドル、本は1冊1ドル。1年生のケンは、セールがあった今日、学校に家族構成を書いた紙と人数分のお金を持って登校。このセールで優先的に買い物ができるのは在校生。体育館で行われたセールでは、午前中が子供達、午後から父兄が買い物できます。小さい学年から買い物ができる時間が割り当てられていて、1年生は最上級生の7年生に付き添われて、家族構成のリストとお金を持って体育館へ。

いったい、どんな物が売られていて、何を買って帰ってくるのやらと思いました。

私はセールを見に行く時間がなく、お迎えの時に学校に行ってみて、たくさんの子供達がいろどり鮮やかなクリスマスのラッピングペーパーで包まれた大きなプレゼントを持って歩いてるのに目が留まりました。ケンもバッグを3つ持っていました。ちなみに、ラッピングペーパーやバッグは各家庭から持ち寄り。

ケンが買ったプレゼントは。。。

ノアに-「ノアは車が好きだから」とパトカーのおもちゃ

トモキに-「我が家で今、”ピョンピョンちゃん”という名のウサギのぬいぐるみブーム」なので、もう一つのピョンピョンちゃんのぬいぐるみ。この子はにんじんを手にしています。これで我が家のピョンピョンちゃんは4つに。子供達それぞれがピョンピョンちゃんと名前のついたウサギをすでに持っていて、幸運な智樹はこれでピョンピョンちゃんが二つに。

ダディに-モノポリー(ジュニア版)
私に-ゲーム(対象年齢5才から、あっ、そうだケンは5才だった!)
この二つのプレゼントを見て笑ったこと。「なんだ、ケンが欲しい物買っただけ!」。
それでも、私たちはケンに「ありがとう!ママとダディは嬉しいよ」と丁寧に言いました。夜は早速モノポリーゲームのお付き合い。これがなかなか終わらない!

毎晩ケンに寝る前に「今日、一番楽しかったこと」を聞くようにしています。日曜日は必ず「スケート!」と答え、サッカーのある日は「サッカー」、お友達のお誕生日によばれた時は「パーティ」など、だいだいその日によって何が楽しかったかあらかじめ私も予想がつきます。

今日ケンが一番楽しかったことは「クリスマスセール」。

「ジムにすっごくたくさんの物があったんだよ。自分で選んでプレゼントを買って、自分でお金を払うのが楽しかった」と満足そうなケン。

「ママにはティー・ポットを買いたかったんだけど、壊れたら悲しくなると思って買わなかったの」
なんて優しい子供でしょう!はい、親ばかで~す。

私の買い物にもよく付き合ってくれるケンですが、きっと大人が自由にいろんな物を買っているのを見て、子供ながらに同じことをしてみたかったんだろうなと思いました。そういえば私にもそんな思い出があります。こちらの小学校ではそんなふうに小さなうちから買い物の練習をさせて、子供にお金の価値や責任感を教えてるような気がします。小さい小さいと思っていたケンもあさって6才に。

今日から12月。町はもうクリスマスの準備が始まりました。ダウンタウンではクリスマスツリーがあちこちに飾られ、近くの空き地ではクリスマスツリーの木が売られ、家々の軒先にクリスマスのイルミネーションが灯るようになりました。

今月に限ってカーチャンが使える期間限定の子供達への脅し文句。
何か悪いことをしたり、言うことを聞かない時は、「この家にサンタクロース来るかな?」。
これが効果テキメンなんざます!

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